〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート「包茎治療の現状と治療例」

by 不死鳥氏


 皆様お疲れ様です。兵庫の不死鳥です。
 今回は風俗調査の報告ではなく、長年どうにかしたいと考えておりました,包茎の治療を遂に実行に移しましたので、皆様の参考にもなるかもしれないと思い,筆をとりました次第です。
 題して「包茎治療の現状と私の治療例」 お目汚しですが興味のある方はご覧下さい。

1 はじめに
 私のぺニスの症状と治療に至る経緯を述べておきますと、私のぺニスはいわゆる仮性包茎で,座った姿勢では根元がお腹の脂肪に埋没してしまう状態でした。この症状では普段は完全に皮が亀頭を覆い尽くしており、ちょっと気を抜くと不衛生な状態となって不快な臭いなども出てしまう状況でした。セックスは可能でしたが、余った皮が最中でも被ってきたり引っ掛かりを感じたりしましたし、経験の浅いうちは亀頭が外部刺激に弱く,かなり早漏気味で亀頭の皮膚も傷つきやすく,一回セックスしただけで痛みを感じる事もありました。
 このような状態ですから,過去には雑誌広告の「ぺニスに着けると包茎が治る!」みたいな怪しげなシリコン器具に手を出してみたりしたこともありますが、当然そのような物で包茎が治る事はなく、それどころか「これさえあれば一発で包茎が治る」という触れ込みの商品であったにも関わらず,次々と新しい「これで必ず治る」といった商品を昼夜を問わず仕事中にもどんどん電話営業をかけられる始末でした。どうせ治るはずがない商品であるのは売り付ける側も百も承知なのか、私が営業電話に対して腹が立ち「もう治ったので必要ないですよ」とビシッと言ってやったところ,電話の主が「え?治ったんですか!」とビックリされていたのが逆に笑えてしまったくらいで、自分の浅はかな行動も含めて滑稽に感じました。
 ちなみにこの電話の後は営業電話が来ることは無くなりましたが、包茎の症状は当然そのままの状態でした。
 日ピンに入会しているくらいですから,治療せずとも風俗ライフを満喫しており、最近ではこのままでも良いかと諦めていたのですが、ある時,包茎は不衛生であり病気も移りやすく、女性に対しては包茎ぺニスから感染する細菌で子宮頸がんのリスクが高まり,包茎治療すればその危険は無くなるという情報を耳にした事から,再度真剣に治療を考えた結果実行に移す決意をした次第です。

2 包茎治療の現状
 過去の包茎治療と言えば亀頭を被う包皮を外科手術で切除し縫い合わせる方法が主流でしたが、現在TVCM等で盛んに勧められている治療方法が,今回私も行った長茎術と呼ばれる,腹皮下に埋まっているぺニスの根元部分を引き出し,通常時のぺニスの露出部分を長くする方法で、特殊な技量を要するとの事ですが、施術する医師の技術次第では,外科手術を要せず実行可能という事でした。
 この長茎術と亀頭にヒアルロン酸などを注入して大きくし皮が被れないようにする治療を組み合わせて包茎を治そうと試みる方法が広まり、俗に切らない包茎治療という触込みで,私が治療を試してみようとした最大の要因も切らないという点でした。
 とは言えこの治療にかかる金額も取り扱っている病院によりマチマチで、私が施術してもらった医師によると、安い料金でやっている所は使用する道具や薬を安物でやっているため、治療の効果が継続しなかったり、粗悪な薬を使用されたことで最悪の場合はぺニスが使い物になら無くなったり,切除を余儀なくされた症例もあるということでした。
 勿論これらはあくまで私の症状に対する医師のアプローチについて述べておりますので、他の症状に対して例えば真性包茎などの場合は外科手術も必要となる事はご留意下さい

3 治療料金と安全性
 先程もちょっと触れましたが,安い料金には理由があるとのことで、私も費用対効果を随分と悩みましたが、最終的には安心安全に対してお金をかけるということで、高い治療費を支払う道を選びました。
 患者の症状によっても一概にいえないため具体的な費用については申しませんが、私の場合1年分の調査費に匹敵する金額がかかりました。
 自由診療のため保険は適用にならず、言わば美容整形と同一の性質のものですから金額的にも当然でしょうね。

4 施術の状況
 ここからは私が経験した施術よる経過を順を追って述べたいと思います。

 まず病院選びですが、外科手術不要の治療法の存在を知り、それを取り扱っている最寄りの病院について調べ、インターネットを駆使して,比較経験談を掲載されているサイトなども参考にして、最も信頼出来そうな病院を選びホームページから予約を入れました。

 予約当日あらかじめ入念にぺニスを洗浄してから病院に向い、受付で問診票を記載します。スタッフはすべて男性のみでした。
 時間となり医師の診察を受けますが、まず自分のぺニスの状態を確認され、先程記載した治療法について詳しく説明をしてくれました。治療に使用する道具や薬についてもメリットデメリットを詳細に説明を受け、なるべく最高級の物を使うように薦められます。正直思ってた予算をオーバーしておりましたが、他の方法や薬などを安くするのも不安があるため、一番高い道具を使ってもらう治療を選択し、同意書などの事務手続きの後すぐに施術の運びとなりました。

 下半身を露出して施術台に横たわると、消毒の後,麻酔をぺニスの根元のお腹の側に円形に打たれ、打たれている間は結構痛いですが我慢出来ないほどではありませんでした。おそらく歯科治療に使う麻酔と同一のものと思います。
 麻酔が済むと程なくぺニスの周辺がしびれ、ぺニスの感覚はほとんど無くなりますと、麻酔効果を確認された後施術開始です。
 開始した後は各段階で説明を受けつつものの10分もかからずに終了しました。
 終了後、施術効果のひとつであるペニスが腹部皮下に埋没しなくなった事を確認してから包帯を巻かれました。
 基本的には再診察の必要はないとのことで、術後の日数経過について説明するペーパーを貰い、会計を済ませて帰宅しました。

5 術後経過
 施術当日は麻酔が切れてからは下腹部とペニス先端を中心に痛みがあり、痛み止を飲んで耐えれます。
 施術から3日経過し、包帯を取るように指示されていたので取りますと、出血等はなく、施術部分が赤黒くなっているだけでしたが、包帯を取って小一時間もすると、ペニス先端の包皮内側にリンパ液がたまってパンパンに腫れました。
 もともとは包茎状態時に内側にあたる部分の皮膚がリンパ液によって腫れている状態なので、触れると痛みを感じ、排泄も苦痛な状況に不安を感じます。
 すぐに包帯を買って巻き直したりしましたが、一回はれた後はどれくらい圧迫してよいのかもわからず、外部刺激を和らげる程度にとどめて耐えました。
 腫れについては術後一週間で徐々に引いてきて,10日経過して完全に腫れは無くなりました。
 術後3日で包帯を取った後はスポーツやセックスに対してドクターストップは無いと説明されておりましたが、腫れている間はオナニーすら不可能な状態で結構不安な日々でした。
 腫れが完全に引いてからはオナニーによる勃起も施術前と変わらない感覚で行えましたので、満を持して施術前にも対戦した定番嬢に突入しましたところ、セックスの快感は以前と全くかわらず、亀頭増大による効果で挿入時の感覚は以前よりキツく感じました。
 腫れが引いた直後の時期では下腹部の縫い跡が若干突っ張るような感覚と痛みを少し感じましたが、セックスに支障はなく、その痛みも一ヶ月経過すると感じなくなりました。

6 施術の感想
 長茎術といいますが,私の場合ですが、施術前の最大勃起時の大きさと術後の勃起時の大きさは変わりありませんでした。通常時の大きさは確かに術後大きくなったと言えばなってますが、勃起時変わらないのであればセックス的には変わりありませんね。
 将来的に縫った糸が切れると元に戻ってしまうと説明を受けておりますが、今のところ大丈夫な感じです。
 亀頭増大に関しては確かに大きくなります。注入は亀頭の上側なので、触覚にはほとんど影響は無く、セックスの感覚は術前と同じです。
 平常時の包茎状態ですが、以前に比べ改善し、剥けている状態が普通な感覚になっております。しかし全く被らないというわけでは無いので、この点は外科手術をしない方法では完治しないので、医師によっては全く無駄な施術だという人もいます。
 私的には全く効果が無いわけではなく、悩んでいる方にとってのアプローチとしては有りかなと思います。
 安心安全を求めると費用は高くつきます。しかしペニスが使い物にならなくなる不安を考えれば、安価なものは私は選べませんでした。

7 おわりに
 包茎治療は、人それぞれであり、今まで記載したのは私の主観によるものです。検討されている方の参考になれば幸いですm(_ _)m

 兵庫支部長 不死鳥 (H29.04.29)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜