by fuzoku19氏
※本稿はネタであり、個人批判を目的としたものではありません。また、分析の対象になっていただいたアッテンボロー氏には、本稿内容についてご確認いただき、了承を賜った上で投稿しております。
1.はじめに
日本ピンサロ研究会はすでに世間から風俗サイトの定番たる評価を得ています。そのため、各種サイトや掲示板など外部から、会全体やレポート報告者の実績について様々な評価が行われております。一方で、本会内部から実績を評価する向きはほとんどないのが現状で、本会のキャラの立った会員をネタにしないのは非常にもったいなく、会の損失とすら思えます。
筆者が本会においてネタとして特に興味を持っているのは、「未レポハンター」という称号を付された諸氏のキャラクターです。風俗店をレポートすることが本会の主な目的である以上、未だレポートされていない店を積極的に調査することは賞賛に値するものです。会への貢献を目指し数多くの方が未レポ店調査を行う中で、非公式ながらも「未レポハンター」たる称号を与えられる会員は、特に規範的な存在であろうと思います。そんな規範的な存在である「未レポハンター」の調査実績を調べ分析することは、今後の本会調査の目指すべき方向性を示す上で意義があることと考えております。
「未レポハンター」と呼ばれる諸氏の中でも、本稿では「東の未レポハンター」こと、“サー“アッテンボロー氏の業績について分析することとしました。その理由として、メールや電話等で多少の接する機会がありシャレが通じそうなこと、並びに、筆者の所属する北海道支部の長なので多少業績を叩いたところで弱者の遠吠えとして流してくれそうなことが挙げられます。なお、以降で取り上げるアッテンボロー氏の業績は、2007年7月4日現在のものです。
2.アッテンボロー氏の業績概要
2007年7月4日現在のアッテンボロー氏の業績は、2004年7月28日の初レポより数えて、総数が101、そのうち未レポ店のレポ数が60(59.4%)にのぼります。年次ごとに見ていくと、2004年が22件(うち未レポ店レポ数6件、27.3%)、2005年が35件(21件、60.0%)、2006年が31件(23件、74.2%)、2007年が13件(10件、76.9%)で、年次を追うごとに未レポ店へ赴く割合が高まっていることがわかります。2004年末の第16機動調査隊長へ昇任を機に、また、2005年末の東京中央支部長へ昇任を機に、未レポ店を調査する割合が2段階でグンと上がっています。このことから、職制上の責任感が後押しする形で未レポ店調査が加速していることが窺えます。
一方で、所轄支部別のレポ数は以下のとおりになっています。
東北支部レポ数4件(うち未レポ店レポ数3件)、栃木2件(2件)、群馬1件(1件)、茨城5件(2件)、千葉7件(3件)、埼玉12件(3件)、東京北11件(3件)、東京中央17件(10件)、東京南4件(4件)、東京西6件(1件)、神奈川東5件(3件)、神奈川西1件(1件)、甲信越3件(3件)、北陸1件(1件)、愛知7件(6件)、北大阪3件(3件)、南大阪3件(3件)、兵庫4件(3件)、四国4件(4件)、九州1件(1件)。
氏の実績は日本全国に渡っており、未調査は、北海道、東海、近畿、京都、中国の各支部のみです。氏が主に活動する南関東各支部のレポを除くと、38件のレポがあり、そのうち30店、78.9%もの調査が未レポ店のものです。本会のレポ数が少ない地域での活躍や、合同調査において率先して未レポ店を調査する姿勢が目立っており、責任感の大きさを示す数字と言えると思います。また、レポ数の多い東京においても、支部長や第16機動調査隊長として長期間所属した東京中央支部において17件の調査のうち10件(58.8%)と半数以上が未レポ店調査であり、これも氏の責任感の大きさを示していると考えられます。
3.アッテンボロー氏の弱点
驚異的な未レポ店調査の割合を示すアッテンボロー氏の業績ですが、よく見ていくと泣き所も見えてきます。合同調査時やレポの少ない地域における未レポ調査の割合が高い一方で、南関東地域での未レポ店調査の割合はそれほど高くなく、63件中28件で44.4%に留まります。しかも、氏の精神的ホーム地だと考えられる東京北並びに埼玉の各支部における未レポ店調査の割合は、23件中6件で26.1%に留まり、到底「東の未レポハンター」とは思えないショボい数字になっています。本会への責任感を未レポ店調査という形で昇華させる氏ですが、身近で利用する風俗店は責任感よりも自身の欲求を優先して選択する傾向があると考えられます。
南関東地域の各支部はレポ数が多く、その中で敢えて未レポ店を調査しようとすれば大きなリスクを伴います。氏は確かに「未レポハンター」になることで会への責任を果たそうとする姿勢が窺えますが、レポが充実している支部所轄内においては、自身に責任のない地域ならば大きなリスクを負ってまで未レポ店に突入する意志はないように思えます。
上記のような氏の姿勢についてひとつエピソードがあります。氏と筆者は、東武伊勢崎線沿線の竹の塚や草加に風俗探訪の郷愁をおぼえるという共通点があります。そこで筆者は、本会において未だレポートのあがっていない東武伊勢崎線沿線北千住のソープランド店(どの店も高齢の嬢が多く轟沈必至)を合同調査しようと申し入れたのですが、アッサリと拒絶されました。また、レポの少ないニューハーフヘルス店の合同調査も申し入れましたが、これも即座に拒否。氏は未レポ店調査に積極的ですが、いくら未レポ店でも最初から敗北するとわかっている調査を行うつもりはないようです。氏を心から尊敬する筆者ですが、トンだヘッポコだと思わざるを得ませんでした。断ってもらい少しホッとした筆者がいたことはこの際内緒にしておこうと思います。
4.結論
氏の業績は「未レポハンター」たるにふさわしいものであり、改めて畏敬の念を強くしました。特に合同調査時や地方での未レポハンターぶりは驚異的だとさえ感じます。一方で、精神的ホーム地における未レポ店調査の少なさは、「東の未レポハンター」とは到底思えないものであります。氏は会員に向けたメール等の自署欄に「アッテンボロー@元祖へっぽこ」と記しているのですが、「未レポハンター」と称されるに値しないホーム地での姿勢は、ただのヘッポコであると言わざるを得ません。「東の未レポハンター」はなるほど偉大ですが、随所に垣間見える未レポ店への姿勢からは、その地位が決して磐石ではない様子を窺い知ることができます。以上をもって本稿の結論とさせていただき、「未レポハンターは絶対的存在か?」という本稿の命題に対する答えはお読みいただく方々のご判断にお委ねしたいと思います。
本稿の分析結果から判断すると、氏のような稀有な人材を有効に活用するには、レポ数の少ない地域で責任を負わせてしまうのが一番だと思われます。氏はすでに東日本副本部長であると同時に、北海道支部と甲信越支部の支部長を併任されており(他に栃木支部長も併任)、筆者が提言するまでもなくその才能が有効に活用されています(さすが)。いずれ、当該地域でご活躍される様子を私たちも知ることができるでしょう。
5.おわりに
「未レポハンター」を類型化するならば、未開地へ突入し前線を押し上げていく「フロンティア型」と、眼前の足場を固め安全地帯を増やしていく「地雷撤去型」に分けられるように思います(もしくは、前者を「責任感型」、後者を「ストイック型」と置き換え可能)。会の中でその両輪がうまく噛みあうことで、機能性がいっそう高まり充実した会になっていくのは言うまでもありません。今回取り上げたアッテンボロー氏は「フロンティア型」(責任感型)の代表格であり、未レポ店に向ける調査姿勢は会全体の前線を押し上げていく上で必要不可欠なものと言えます。同時に、もし許されるのであれば、アッテンボロー氏と好対照で「地雷撤去型」(ストイック型)に属すると思われる「西の未レポハンター」のお両方、“神”やたり氏と、愛すべき“愛知の特攻隊長”ピンクタイガー氏の業績分析も行いたいと考えております。
駄文に最後までお付き合いいただきありがとうございました。氏を陥れるような文面に嫌悪感を抱かれたならばお詫び申し上げます。敬愛の裏返しからくる悪ノリでありまた、氏を犠牲にしたネタであることをご理解いただければと思います。また、本稿執筆にご協力いただいたアッテンボロー氏にも感謝申し上げると共に、今後の更なる「未レポハンター」としてのご活躍を願い止みません。
北海道支部 石狩方面機動隊 先任隊員 fuzoku19 (H19.07.12)