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業務報告「京都懇親会報告」

by えせ男爵氏


 いつもお世話になっております。研究部のえせ男爵です。このたびは過日開催されました京都懇親会の報告をさせていただきます。

 当研究会の非公認団体「日本クラフトビール研究会」の第三回研究会は、いつもの「秘密基地」から場所を変え、京都の町家を借りての開催となりました。今回はゴンチさん(調査部広域調査課課長)はご都合により参加できませんでしたが、誠さん(北大阪事務局局長)から初めての出品がありましたので、充実した内容となりました。

 今回出品されたクラフトビールは以下の5品です。

1. 漬盛セルベッサ
2. 筒井クンニビター
3. 男爵ラガー
4. 黒男爵
5. 小麦の誠

 1の漬盛セルベッサは、本人曰く「炭酸が十分に入っていない」とのことでしたが、苦みの少ないクリアな味わいのビールでした。これまでの漬盛ビールはアルコールの強い辛口のものという印象がありましたので、また違った味わいのものでした。  2の筒井クンニビターは、コクはありながらも後味のすっきりしたビールでした。こちらもこれまでの筒井ビールに比べると軽い味わいで、飲みやすいビールだと思いました。

 3の男爵ラガーはラガーですが色は濃い目で、後味はすっきりなのですがやや酸味もあり、どちらかというと英国のペールエールを思わせる味わいでした。
 4の黒男爵はスタウト系ですが、それほど重さは感じさせず、後味もすっきり系でした。
 5の小麦の誠は今回最も個性的なビールでした。小麦を使ったヴァイツェン系ですが、甘みとハーブのような香りが立った風味で、苦みはほとんどなくアルコール度数も低めという味わいでした。

 今回は意外とすっきり系のビールが多かったのと、それぞれこれまでの出品作と印象の異なるものを出してこられたという印象でした。そんな中で際立っていたのが5の小麦の誠で、クラフトビールならではの偶然性によって個性的な仕上がりになったのではないかと思います。
 クラフトビールの面白いところは、仮に同じレシピであっても、仕込む季節や期間によってまったく別のビールといっても過言ではないほど味が変わるところだと思います。また瓶詰めした後でも酵母が生きていますので、同じ仕込みのものでも寝かせておく期間の長さによって味が変化していくというのもまた醍醐味ではないかと思います。

 この日のメインのフードは、近くの大型スーパーで仕入れた京野菜(かぶ、白菜、九条ねぎ)と鶏のつくねの鍋でした。寒い日でしたがよく煮えた野菜で身体もすっかり温まり、デザートにはファミリーサイズのアイスクリームをいただきました。会場となった町家も内部はリノベーションされていて快適に過ごすことができ、夕方までビールとフードと風俗談義を楽しみました。

 それでは今回参加されたメンバーを紹介します。

■ 副会長 たいらの漬盛さん
 これまでは「秘密基地」での開催でしたので準備等いろいろご負担をおかけしましたが、今回場所を変えての開催ということでリラックスしてお楽しみいただけたでしょうか?これからも引き続きお付き合いいただければ幸いです。

■ 特殊強襲調査隊デルタフォース隊長 筒井さん
 今回もシェフ役を務めていただき、鍋の準備だけでなく色々なおつまみ料理も作っていただきました。レポートや普段の飲み会での様子とはまた違った筒井さんの姿を見ることができるのも、この集まりの醍醐味のひとつと言えるでしょう。  

■ 北大阪事務局局長 誠さん
 今回は初めてビールを出品していただきありがとうございます。ビールは人柄を表すとは、これまでの回でも感じてきたことですが、まさに「飲み口は優しく、でも風味はかなり個性的」という誠さんのキャラクターがよく表れていたのではないかと思います。またこうして時々、番頭兼ドライバーの役目から解放された機会を設けさせていただきたいと思います。

■ 研究部長 えせ男爵
 今回は不肖、小生が取り仕切りをさせていただきました。みなさまに楽しんでいただけたようでしたら「男芸者」冥利につきます。

 以上、業務報告とさせていただきます。

 研究部長 えせ男爵 (R04.12.26)

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