いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵です。

　このたびは過日開催されました大阪懇親会の報告をさせていただきます。

　小生、かねてより「秘密基地」での懇親会に参加させていただくことを切望していましたが、今回ついに実現していただき感謝です。

　なお今回の懇親会のテーマは「クラフトビール」ということで、それぞれのおすすめのクラフトビールを持ち寄って飲み比べをするというものでした。今回、出品されたクラフトビールは以下の3品です。

1. 漬盛ラガービール
2. 筒井クンニビール
3. 男爵ヴァイツェン

　1の漬盛ラガービールは、澄んだ黄金色の美しいビールですが、味は辛口でアルコール度も高めという、男っぽいお酒でした。
　2の筒井クンニビールは、ピルスナー・タイプなのですが、名前のいやらしさに反してコクのある味わい深いビールでした。
　3の男爵ヴァイツェンは、濁りがあって一見濃いめですが、苦みは少なくてフルーティーな甘みがあるビールでした。
　それぞれの方が持ち寄ったビールの味が、それぞれのキャラクターをどことなく反映しているようで興味深く思いました。なお当研究会の中にある非公認団体「日本クラフトビール研究会」は随時、会員を募集していますので、興味を持たれた会員さんは小生までご連絡いただければ幸いです。

　クラフトビールの飲み比べの後は、メインディッシュの鴨鍋です。その食材は筒井さんがご尽力して調達されたもので、脂の乗った濃厚な鴨肉と、それに添えるセリやネギなどの野菜が出す、野趣あふれる味はいくら食べても食べ飽きないものでした。鴨鍋は鴨肉の出汁がどんどん出てくるので、後になればなるほどコクが出て来て、味がどんどん変化していくのを楽しむことができました。
　鴨鍋のフィニッシュは自家製の蕎麦です。手打ち蕎麦ではなく、漬盛さんがお持ちの製麺機によるもので、小生も製麺機で蕎麦が出来ていく様子を初めて見ましたが、小生も欲しくなってしまいました。蕎麦だけではなくうどんやパスタなどの麺類、さらには餃子やラザニアの皮も作れるそうです。小生はラザニアが好物なので、そのためだけでも購入したいです。
　打ちたての蕎麦を鴨鍋に投入すると、蕎麦が出汁をたっぷり吸ってくれて、その味わいは絶品でした。

　メインディッシュと並行して、漬盛さんが誠さんのアシストのもと、さまざまな食材で燻製を作って振舞ってくれました。小生も自分で燻製を作るのですが、水分の多い食材は難しいと思います。今回は漬盛さんがタコのぶつ切りを、何度もキッチンペーパーで水分を取り、さらには扇風機の風にさらして十分に準備している様子を拝見して、そのこだわりに感銘を受けました。もちろん仕上がりは素晴らしいもので、プリプリした歯ごたえと濃厚な味わい、そしてスモーキーな風味が絶妙でした。

　今回の懇親会は食レポのようになってしまいましたが、もちろん風俗談義もたっぷりさせていただきました。午前中から始めた懇親会でしたが、あっという間に時間が過ぎ、気が付いた頃には陽が傾きはじめていましたので、暗くなる前に片付けをして、「秘密基地」を撤収することとなりました。

　それでは今回の懇親会に参加されたみなさまを紹介いたします。

■　副会長　たいらの漬盛さん
　この方なくしてこの懇親会は成り立ちません。何から何までたいへんお世話になりました。今回あらためて漬盛さんの食へのこだわりと、そのマメさを感じさせられました。そのホスピタリティと懐の深さがあってこその、当研究会の重鎮の貫禄なのだと思います。でも「オキニは他の人には教えたくない」という発言の奥に、ピュアさを感じて可愛らしく思いました（失礼しました！）

■　特殊強襲調査隊デルタフォース隊長　筒井さん
　今回は鴨鍋をはじめ食材の調達、および仕込みに尽力していただきました。繊細な包丁さばきを今回初めて拝見しましたが、普段の筒井さんのイメージと真逆でしたので（スミマセン！）、感銘を受けるとともに、そのきめ細やかさがきっと得意技の「クンニ」にも生かされているのだと思いました。

■　調査部広域調査課課長　ゴンチさん
　小生ともども、関西の外からのゲストでしたが、相変わらず日本全国を飛び回っていらっしゃるようです。調査対象の方も「広域」ならぬ「高域」を攻めていらっしゃいますが、ご本人は実年齢よりもはるかに若々しくアクティブに感じられます。小生もこういうオッサン（失礼！）になりたいと思います。今回を機にクラフトビールの魅力にも目覚めていただけたならうれしいです。

■　北大阪事務局局長　誠さん
　今回は車を出していただき、さらには「秘密基地」での段取りや準備など、まさに「番頭さん」として（決して他意のある表現ではないのでご容赦くださいませ）、ロジスティック全般にご尽力いただき感謝いたします。今回初めて若かりし頃の風俗経験のエピソードをうかがったのも興味深かったです。その頃の小生はまだエロ本を買うのもドキドキしていたくらいですので、さすがです。

■　研究部長　えせ男爵
　今回は念願がかなってうれしかったです。そして僭越ながら業務報告を担当させていただきました。またぜひとも参加させていただければ幸いです。

　新しい年が始まりましたが、また世の中が厳しい顔付きをしてきています。みなさまにおかれましても健康には十分、気を付けていただきながら、調査活動や研究交流をおこなっていただければと思います。そして今年こそは安心して過ごせる世の中になることをお祈り申し上げます。

　以上、業務報告とさせていただきます。

　研究部長　えせ男爵　(R04.01.22)