by えせ男爵氏
いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵と申します。さてこのたびはニュージーランドのクライストチャーチ、ダニーデン、オークランドでそれぞれストリップの調査をしてきましたので報告いたします。
小生はこれまでニュージーランドのウェリントン(https://pinsalo.info/papers/esd_fz23.htm)とオークランド(https://pinsalo.info/papers/esd_fz24.htm)にてストリップの調査報告を上げさせて頂いていますが、基本的なシステムはどこも変わりません。いずれも以下のような感じとなっています。
1. 受付で入場料を払う(タイムサービスで無料のこともある)。
2. 受付もしくはバーで、現金をクーポンに換える。クーポンは5ドル単位で、踊り子さんへのチップとして使える他、飲み物の購入や、後述の「ラップダンス」への支払いにも使えます。
3. ステージでは基本的に一人の踊り子さんが10分程度踊ります。踊り終わった後、踊り子さんはステージを降りて客席に回ってきますので、その時にチップ(5ドルか10ドル程度)を渡します。
4. もし気に入った踊り子さんがいれば「ラップダンス」をお願いすることも出来ます。これは別室でプライベートダンスをしてくれるというサービスで、15分で150ドル(15K)くらいが相場です。ラップダンスでは距離感の近い踊りを見せてくれますが、こちらからのお触りは基本無しですが、チップの額や踊り子さんのノリ次第でお触りをさせてもらえる場合もあります。
ラップダンスの価格は比較的高額のため、後学のため一度は経験されることをおすすめしますが、選ばずに純粋に踊りだけを楽しむことも可能です。その場合は入場料と少額のチップだけ用意しておけば十分です。
さて今回は三都市でそれぞれストリップを観てきましたが、いずれもラップダンスは選ばず、基本的に踊りを観るだけで楽しんできました。それでも街ごとにそれぞれ個性がありましたので、事例紹介させて頂きたいと思います。
調査事例1:クライストチャーチ
店舗名:Calendar Girls
住所:63 Victoria Street, Christchurch Central City, Christchurch 8013
HP:https://calendargirls.co.nz/
費用:入場料NZD 30、チップNZD 30、ビールNZD 15、計NZD 75(約7.5K)
調査時期:2024年7月
クライストチャーチはニュージーランド第二の規模の都市で、南島最大の街でもあるのですが、高い建物もなく、平坦な土地に営まれているのでどことなくのんびりした雰囲気です。ただ2011年2月には地震のために大きな被害を受けました。
ストリップ劇場があるのは街の中心部から少しはずれますが徒歩圏内です。受付で入場料を払い、その際にチップの分のクーポンも換えておきました。
客の入りはそれほどでもなく、踊り子さんもそれほど積極的に営業をかけてこないので、ビールを片手に三人の踊り子さんのステージを観て、それぞれに10ドルずつチップを渡したところで退店しました。
のんびりとストリップの雰囲気を味わうにはちょうど良い場所かと思いました。
調査事例2:ダニーデン
店舗名:Stilettos Revue Bar
住所:319 Princes Street, Dunedin Central, Dunedin 9016
HP:https://www.stilettos.co.nz/
費用:入場料NZD 25、チップNZD 30、Body Shot(詳細は後述)NZD 30、
ビールNZD 15、計NZD100(約10K)
調査時期:2024年7月
ダニーデンはオタゴ大学を中心とした学園都市で、スコットランド風の街並みが良く残っており、落ち着いた町です。
ストリップ劇場は街の中心部から徒歩圏内にあり、外観はなかなか立派な建物です。知らない人はそれがストリップ劇場とは気が付かないでしょう。
小生が入場した時は他に客は誰もいませんでしたが、それでも小生一人のためにステージを観せてくれました。入場料は25ドル、そして三人の踊り子さんのステージを見て、それぞれ10ドルずつチップを渡しました。三人目を観ている頃には他にも客が入ってきて、少しずつ席が埋まっていくようになりました。
なおここでは「Body Shot」という面白いサービスがあり、最初は何のことかよく分からなかったのですが、二人目の踊り子さんが綺麗で気に入ったので、お願いすることにしました。
するとバーに案内されます。小生はスツールに腰掛け、彼女はカウンターの上に座ります。そして股のところにテキーラのショットグラスをはさみ、太ももに塩を盛り、手にはライムを持ちます。そして小生は手を使わずに塩をなめ、テキーラのショットを飲むように告げられます。
指示通りに彼女の太ももの塩をなめ、さらにそのまま彼女の脚の間に顔をうずめ、テキーラのショットを吸うように飲みました。すると彼女は小生の口にライムを絞ってくれます。一度では飲み切れなかったので、再度同じようにしてもらい、飲み干すことが出来ました。
ちょっとしたお遊びですが楽しめました。なお費用は30ドルなのでお手軽です。
調査事例3:オークランド
店舗名:Calendar Girls
住所:Level 1/243 Karangahape Road, Auckland CBD, Auckland 1010
HP:https://calendargirls.co.nz/
費用:入場料NZD 25、チップNZD 40、ビールNZD 15、計NZD 80(約8K)
調査時期:2024年7月
オークランドはニュージーランド最大の都市(首都ではない)なのでストリップ劇場もいくつかありますが、今回訪れたのはクライストチャーチのものと同じ系列店となります。
なお劇場があるカランガハペ通り(通称Kロード)は、オークランド有数の歓楽街で、かつてはred light district(売春街)として有名でしたが、現在でも若干の風俗店が存在します(なおニュージーランドでは売春は合法です)。
入場料25ドルを支払って中に入ると、さすがに歓楽街だけあって多くの客でにぎわっています。ちょうどグラマラスな踊り子さんのステージが始まったばかりでしたので、ビールを片手に観劇します。
踊りが終わった後に、彼女にはチップで10ドル渡しますが、その後も彼女は小生の隣の席に座り、積極的にラップダンスのお誘いを仕掛けてきます。ただ、ちょっと小生の好みからははずれていたために、しばらく歓談した後、追加のチップ10ドルを渡してお引き取り頂きました。
その後は二人の踊り子さんのステージを観てから、お店を後にしました。
今回はいずれもステージのみを楽しむ調査でしたが、それでも十分に満足出来ました。ただ踊りの内容は日本のストリップのようにシアトリカルで完成度の高いものではありませんので、ソファーにゆったり座ってビール片手に楽しむというのが鑑賞スタイルとして良いかと思います。
長文・乱筆のほど失礼いたしました。
研究部長 えせ男爵 (R06.11.19)