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業務報告「本厚木・藤沢プチ合同調査報告」

by Pe-Rosso氏


 拙者、通り名を「赤舐(あかなめ)」と申す下級旗本にて御座候。

 在所は相州の片隅、根っからの助平で多少酒乱の気がある、初老のしがない厄介者でござるが、この度拙者のような仕官して間もない下っ端が、畏れ多くも当家名物である「小振り合同調査」の主務を仰せ仕り、お歴々をお誘い致し候ところ、なんと拙者も含めて十名もの猛者にお集まりいただき申した。

 いや、拙者は単なる「へっぽこ」でござるが・・・

 それでは霜月の過日、相州厚木村及び東海道藤沢宿で執り行われ申した「小振り合同調査」にご参加くだされた面々を、著名な戦国武将に擬えて紹介いたしたく存ずる。

○「魔王三段撃」織田“KEN”信長殿(大御所)
 常に「相手の芝を踏む」姿勢、圧倒的な機動力と戦術で全国津々浦々の敵娼を粉砕する、御存知当家の頂点に君臨される唯一無二の御仁でござる。
 近頃は傍若無人な蛮国からの、無礼千万な侮りとの合戦にご多忙なようでござるが、この度も厚木村の「未投稿桃色旅籠」に颯爽と突入されていく様は、さすがお見事でござりましたぞ、上様!

○「風林火山 颯」武田“ニコル”信玄殿(大目付)
 他の追随を許さない存在感、歴戦の名将。正に「御屋形」と呼ぶに相応しい御仁でござる。
 宴会にてこの御仁の一言「ハリのない乳はダメなんだよ!」は、拙者も含め多くの面々が頷かれており申した。
 最後はかなりお疲れの様子でござったが、無事在所までお戻りになられたでござろうか・・・

○「神謀鬼略」黒田“フェルメール”如水殿(大番頭)
 「智謀湧くが如し」この御仁の構想力と戦略の前に、ひれ伏さない敵娼は皆無でござろう。今回は初主務で不慣れな拙者に助太刀くださり、御礼の言葉もござりませぬ。
 この度は藤沢宿「名称不詳旅籠」へ率先して突入、当家で流行の兆し「〜かも分からんね(笑)」を駆使された報告書状をお待ち申し上げておりまする。

○「独眼竜咆哮」伊達“GON”政宗殿(東国総奉行頭取)
 当家屈指の若武者ながら老練な戦上手、当家で唯一大御所と渡り合える器量をお持ちの御仁でござる。
 この度は厚木村では数少ない「回転桃色旅籠」にて、二人の敵娼双方に短時間で一太刀ずつ浴びせるという武芸絶倫ぶり、いずれ東国のみならず、必ずや当家を背負って立つ存在となられること請け合いでござろう。

○「新陰流逆風」柳生“yuki”宗矩殿(側用人)
 人工物を排除した真剣勝負を常に望まれる、当家随一の剣豪であり申す。
 この度は厚木村での一戦は避け、藤沢宿「名称不詳旅籠」のみでござったが、その翌日に肥後へ飛んで「上級泡風呂」で別の勝負を挑まれると言う、破天荒な一面も持ち合わせており申す。
 往路の「小田急早駕籠」で寝過ごされ、厚木村ではなく藤沢宿に赴かれてしまったのはご愛嬌でござりましたな。

○「剛勇無双」本多“シミパン”忠勝殿(房総州総奉行)
 触れる物すべてを両断する名槍「蜻蛉切」を引っ下げ、数多の炉利な敵娼を串刺しにしてきた御仁でござるが、この度は厚木村・藤沢宿とも年増の飯盛女しか調達できぬ拙者の不手際、平にご容赦くだされ。
 最もお気に召したのが旅籠の敵娼ではなく、厚木村「家族食事処」の若女中でござったとか・・・

○「疾風怒濤」羽柴“MARK-U”秀吉殿(武州西総奉行)
 この御仁の周囲は常に笑顔。巧みな話術と醸し出される和やかな雰囲気は、この御仁が持つ天性の資質でござろう。
 宴会での高速且つ大量飲酒の後突入された「名称不詳旅籠」では、残念ながら芳しくない戦果に終わられたようでござるが、これに懲りずまた拙者と杯を交わしてくだされば幸いに存じまする。

○「封技閃影」服部“アローゼン”半蔵殿(武州西大番組頭)
 影のように現れ、合戦場では黙々と調査をこなす熟練の仕事師でござる。
 この度も厚木村「未投稿湯無健康館」と藤沢宿「名称不詳旅籠」の調査と、拙者の企画に最もご賛同いただき、誠に忝う存じまする。
 近頃は、某西国総奉行頭取からの「おいアローゼン!!」から始まる、「被苛伽羅」が当家に於いて定着しつつ感じるのは、拙者だけでござろうか・・・

○「槍撃 修羅」島“K_爺”左近殿(武州南大番組頭)
 普段は父性溢れる温厚な御仁でござるが、いざ合戦に臨むと悪鬼羅刹の如く敵娼を蹴散らす猛将であり申す。返り討ちも多うござるが・・・
 北は蝦夷地の秘境から西は琉球まで足跡を残すこの御仁に、「ペロさん、藤沢は遠いよ!」と云わせたことは、ある意味で拙者の名誉と心得ており申す。

 あっ!ご挨拶が遅れました!相模事務所のPe-Rosso(ぺろっそ)でございます!
 またまたヘンなヤツを登場させちゃって申し訳ありません!!m(_ _)m

 今回のプチ合同は、1日で2箇所を移動し調査するという実は初めてのパターンだったそうで(知りませんでした小生・・・^^;)、入会させていただいてからまだ半年も経っていない小生が主務という無謀さではありましたが、企画段階から募集の代行まで引き受けてくださったフェルメールさん、そして当日ご参加いただいた皆さまの温かいご協力をいただきまして、何とか大過なく務め上げることが出来たのではないかと思っております。
 と言うよりも、主務である小生が一番楽しんでしまったかも知れません(笑)。

 この場をお借りしご参加いただいた皆さまに、わざわざ神奈川の片田舎までお越しいただいたことを厚く御礼申し上げるとともに、不手際だらけの拙い主務でありましたことを深くお詫び申し上げます。

 また近日中に、どこかの地で皆さまとお会いできることを心より楽しみにしております。

 は?拙者を戦国武将に擬えると、でござるか?
 差し詰め、「ヤリたい突撃」脇坂“へっぽこペロ”安治でござろうなぁ、あっははは・・・・

 神奈川西支部 相模事務所長 Pe-Rosso (H25.11.09)

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