〜©日本ピンサロ研究会〜

実例に基づくぼったくり対処法 〜あの時君は若かった〜

by DIE氏


 今回は息抜き?に私のぼったくり体験談をお話しします。過去に私は3回のぼったくり経験があります。

1.札幌のピンサロという名のぼったくり
 まだ、私がこんなに札幌(すすきの)慣れしていない頃の事です。
 札幌といえばすすきの・・・とは知っていましたがどこに行けばいいのか?全然右も左も判らぬまま、街を徘徊していました。ここで思いついたのが、とりあえずポン引きに聞こう!
 今考えれば恐ろしいことですが、若気の至りか妙な自信(断り続ける)があり、あっさりとポン引きについていきました。
 店は看板も無い地下のお店で、ポン引き曰く「5000円ぽっきりのピンサロ」のはずがどうみてもただのバーです。そこでは入り口で5000円払い席に案内されました。

 するとこれまたどう見ても女子プロ?と思わせる、体格のいい女性らしき生き物が隣に座ります。このとき妙に冷静だった私は「これがぼったかぁ」と変に関心しつつ「負けないぞ」と気合いを入れその生き物の挑んだことを記憶しています。その生き物は「ドリンクいいかなぁ」と聞いてくるので、「いくらなの?」と聞くと「ソフトが1000円アルコールガ5000円」と宣います。私は「来た来た・・・」と思いつつ「だめ」と答えるとしきりに店のシステムを説明し出しました。特にドリンクの事はどうでもいいらしく、【別室】をやたら勧めます。
「そこからが本気か・・・」と思いつつ「じゃあ最初の5000円は何?」と聞くと、「入場料」と言い切りやがりました。その時、「やべっ」と思ったのが私は卓上のボトルを既に開封していました。恐る恐る「これいくら?」と聞くと、「10000円」私は愕然としつつ「ならば全部飲んでやれ」の勢いで飲み始めました。
 結局その生き物は私がどう転んでも【別室】に行かないことを察したらしく再びドリンクを要求してきましたが、こちらはすべてNG。話題もなくなりも「どうせなら・・・」と近隣の風俗事情を聞いてみると、その生き物はあっさり激安ソープと危険区域を教えてくれました。
 結局支払いは15000円のみで済みすすきの情報を手に入れた私はその情報を基に開拓していきました。
 ・・・数年後(現在)その店のあったところはおしゃれなバーに替わり、若者がたくさん飲んでました。

2.池袋のヘルスもどき
 いつも遊んでいる池袋で、たまには初めての店・・・とおもいつつ入ったところが危険な雰囲気を醸し出す店でした。
 どう見てもマークだけ切り張りした風俗誌の切り抜きと暗い店内、入り口で突然「5000円」と宣う店員。しかしこれだけでは判断しちゃ悪いとおもいつつそれを支払い、店内に案内されてみました。
 ここで!いきなりBGMが大きくなり、カーテンの仕切りしかないソファーに案内されると「ヘルスじゃない!」と思い、考えを一新、店員に「ここヘルスだよね、シャワーとか無いの?」と聞きました。すると「うちはこういう店です」とだけ答えられました。
「こりゃイカン」と思い5000円は勉強代と思い「じゃあいいや、シャワー無いと落ち着かないから」と告げ席を立ち、半ば強引に店を出ようとすると店員が後をついてきています。無視してエレベーターに乗ろうとすると「これ・・・」と店員が5000円を返してくれました。
 ん?なんて親切なぼった?と思いつつそれを受け取り帰りました。
 結局ここがそうなのかどうか判りませんが、どなたか勇気のなる方、または不幸にもやられちゃった方レポートお待ちしております。場所は「感じ隊」の一つ下のフロアです。(まだ店があればの事ですが・・・)

3.すすきの再び・・・
 流石に住み?慣れたすすきの。自力でひっかかったぼったくりを良い思い出にと、地元の友人と闊歩していると、既に0:00過ぎ。しかしその友人が「大丈夫まだやってる店あるから」と半信半疑の私をつれてその辺のおっちゃんの所へ引っ張っていきました。「おいおいそれってポン引きなんじゃん?」と思いつつも交渉する友人。「地元ならでは何かが?」と淡い期待を胸に、ポン引きに付いていくと【ジャパンランドビル】のとある店へ・・・
 そこでは入り口で「10000円」といきなり言われ咄嗟に私は「やばいよ」と友人言うと「大丈夫」と一言。やっぱり地元の裏風俗?と思いつつ言うとおりに支払ったのが運の尽き。巨体が唸る生き物とカーテン仕切部屋で勝負です。
 「あああぁぁぁ」と思いながら退場の交渉開始。さっきの10000円は諦めて、さっさと帰りたい気分です。しかも携帯繋がらないし。その生き物も半端じゃなく、やたらと胸をはだけ私の手を引っ張り込みます。「く・喰われる!」と思いながら抵抗すると、「抜きたいんでしょ?」と聞いてくる。
 「おまえ以外でな!」とこころで思い、「今日はもういい」といい抵抗を続けました。しかし引き下がらない生き物(ジャバザハット似)は一生懸命抜こうと私のズボンを脱 がしにかかります。必死に抵抗した私の最後の手段は金でした。「10000やるから帰らして」するとジャバはあっさり引き下がりました。
 しかしこれでは完敗です。苦し紛れに「領収書くれ!空の」というとジャバは「日付は?」などと呑気に聞いてきます。「だから空!」というと何も書かれていない領収書を持ってきました。その友人はどうなったか判りませんが、かなりブルーになってたことを記憶しております。

4.まとめると・・・
 私はきついぼったの経験はありませんが、結局こちらの意思表示と妥協点を見つけることが被害を最低限に押さえるコツだと思います。
 たとえば、最初の金は勉強代と諦め、それ以上は払わない様努力することです。出されたドリンクは手を付けない。相手のドリンクも許さない。衣服は脱がない。財布は見せない、渡さない。サービスは一切受けない。最悪の場合退出金額の交渉。
 サービスも何もなしの状態で帰ろうとすれば、かなり少額で被害を押さえられます。余裕が出たら、周りの情報を聞いたり、サラリーマンは領収書貰ったりもいいかも。女の子はだいたい情報を教えてくれますし、領収書は確か法律上断れないはずです。(金額の有無は別として)

 あまりぼったの経験がないのでこれくらいですが、参考になればと思って・・・

 若かりし日を思い出す 埼玉支部長DIE