「風俗業界ぼったくり事情 〜鶯谷某ホテトル編〜」

by びん氏


 今回はまだ私が何もしらずに、酔った勢いで友人と二人で体験したときの話です。ちょいと読んでみてはいかがでしょうか?めっちゃ、お馬鹿さんな私たちをお笑いください。

 それは、久しぶりの友人と上野で、呑んだ後のことでした。
 男二人、居酒屋で話が盛り上がり、終電もなくなりました。そうなると、その後は決まってます?
「これから、鶯谷方面へ繰り出そう。」
ということになり、歩くこと10数分。ホテル街に到着しました。

 終電もなくなったこの時間なのになぜかおじさんがぽつぽつ立っています。早速、「どう?遊んでいかない?」とお声が掛かります。
「今なら、いいコいるよ。タイプはどんなコ?うちは若いコをスカウトしてて、いろんなタイプのコがいるよ。」
かなりうさんくさいおじちゃんですが、「遊ぶのってどれくらい?」「えー。高いなー。」「ほんとにかわいいコいるの?」などと聞いて、一応、断るそぶりをみせますが・・・。しかし、酔っている私たちの勢いはおさまりません。すでに想像と妄想の世界です。

「おばちゃんじゃないの?」と聞くと、「どんなコがタイプ?」などと言ってくるので、友人は「肌がきれいで、おっぱいの大きくてきれいなコ。」
私は、「若くて、かわいいコ。太ってないコ」などいろいろと答え、10分くらいはなしました。
結局「ふたりのタイプなら今いるよ。」ということになり、

 お値段は ¥28,000です。

 こちらが何もしらないのがいけなかったがちょっと高いような。
「今、この辺りはいっぱいだから、タクシーで案内するよ。」
さらにホテル代が掛かるということになり \6,500。案内されたところはかなりボロい。と言うより見たことないようなビジネスホテル?
 おじちゃんがフロントとなにやら話して、私たちを各部屋へ連れていきます。部屋に入ると、紹介料と称してさらに\3,000。
 「もう、どうにでもなれ。」という感じ。

 そして、願ったとおり、なっちゃいました。どうにでも・・・・。

 部屋をノックしてきたのでドアを開けると、なぜか部屋を清掃するおばちゃんがコートを着て立っています。もしかして・・・。

「え〜〜〜〜〜〜。」「マジ?」「どうみても50過ぎ・・・。」

一時間くらい部屋におばちゃんは居座りました。

 翌朝、ホテルを出ると、太陽が妙に、にこやかに見えます。まわりはチェックアウトしたカップルだらけ、みんなすっごくかわいいコ(このときはやけにかわいい子ばかり、いつもの7割増ぐらい)を連れている男達がいました。。

 後に聞いたら、友人はその足でパチンコ屋に向かい40,000円プラスになったそうです。わたくしは、なにもせず、一晩でマイナス37,500円・・・・・。

 (H15.01.26)


格言...ボッタを避ける最良の方法は,ポン引きを相手にしない事である。