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体験メモ「定番嬢の身バレと退店」

by アローゼン氏


 アローゼンです。今回は某所の定番嬢が身バレして退店したことの体験記です。
 コロナ禍と性感染症の治療で身動きが取れない最中、県外某所にいる定番嬢(当時)から連絡が来ました。「店に来てほしい」という催促かな…と思ってメッセージを見ると、何と「店を辞める」という連絡でした。その嬢は人気があり、出勤も多いので、少し驚きました。少なくとも指名が取れなくて辞めるということはないだろう、と想像がつきました。
「もし差し支えなかったら、理由を教えてくれないかな?」と訊いたら、いわゆる「身バレ」によるものでした。嬢は住居や職場の近くにある風俗店に勤めていて、いわゆる「職住近接」だったそうです。昼職の通勤経路から離れていない場所に店があり、仕事帰りに店に行くことも多かったようです。

 身バレしたきっかけは、ネット上の掲示板だったそうです。地区や店名、嬢の源氏名で検索すると、スレッドが見つかりました。あることないことがたくさん書かれています。嬢曰く、お客に話したことに尾ひれがついて、明らかに違うことばかり書かれているそうです。そんな中、嬢が勤めている昼職の事業所が掲示板に載ってしまい、同僚がそれを見つけて発覚したそうです。結局、店を辞めるだけでなく、昼職の会社も辞めざるを得なくなったそうです。

 嬢はその後、店から離れた所にある別の会社で働くことになりました。今回、身バレして痛い目に遭ったこともあり、風俗勤めは完全に辞めるそうです。現在は嬢ではなくなったので、私から連絡を取ることは止め、アドレスも削除しました。

 今回の「身バレ」は何とも後味が悪いものでした。定番嬢は人気嬢ではありましたが、はっきりと物を言う性格で、一部の客からクレームが来ることがあったそうです。また、「店の外で会おう」と言ってくる客も複数いたそうで、にべもなく断って恨みを買ったかもしれない、とのことでした。
 ちなみに、私は嬢の厚意で連絡先を教えてもらい、姫予約をしていました。もちろん、予約以外の個人的なやり取りはしない、と約束し、それを守っていました。店を辞めることについて、私を含めた一部の常連客にだけ知らせたそうです。

 風俗という仕事の性質上、急に辞めることはごく普通のことです。ただ、掲示板であることないことを書かれた挙句、身バレしたというのは悲しい話です。一度書かれた情報が思わぬ形で広まり、嬢の仕事に悪い影響を及ぼすのは問題です。
 掲示板を使って「当たり」の嬢を探すのも結構ですが、こういった「副作用」があること、書かれた情報の真偽は確かめようがないこと、を忘れないでほしいものです。個人的な意見ですが、「当たり」を引きたいなら、店員や嬢に対して丁寧に接することが必要です。もちろん私たちは「お客様」ではありますが、嬢も店員も人の子です。社会人としての常識を弁えて接すれば、良い接客をしてもらえる可能性が高いのです。

 高いお金を払って風俗遊びをするのですから、「良いお客」になって「良い接客」を受けられるようにしましょう。

 簡単ですが、ご精読ありがとうございました。

 会長付属調査隊 西部方面調査隊長 アローゼン (R03.03.14)

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