by アローゼン氏
アローゼンです。今回は定番嬢の退店と復活についての体験メモです。
ある日、関西の某ホテヘルにいた定番嬢の在籍がなくなっていました。しばらく裏を返さずにいてご無沙汰だったので、「ああ、辞めたんだ」と思っていました。しかし、その数日後、同じ系列の別のホテヘルのホームページに定番嬢とよく似た嬢が出ていました。表記の身長や3サイズが全く同じで源氏名だけ違うため、「もしかしたら定番嬢かも」と思い、予約しました。「仮に別人でも、普通に遊んでレポートを書けばいいや(笑)」と思っていました。
いよいよ当日、予約した嬢とごたいめ〜んすると…。やはり定番嬢でした。定番嬢はとても喜んだのと同時にびっくりしたようで、「なんで私がこの店に移ったのが分かったの?」と訊いてきました。「パネルの雰囲気が似ているし、身長・3サイズがぴったりだったから、もしかしたら…と思ったんだよ」と返すと、定番嬢は「さすがだね。こちらの店でもあなたに会えると思っていなかったので、本当に嬉しい」と笑顔で答えてくれました。
ここからは、いわゆる「積もる話」で盛り上がりました。その際、在籍していた店を辞めて現在の店に移った経緯を話してくれたので、紹介させていただきます。
私が定期的に訪問していた頃から、定番嬢は体調を崩していたようです。具体的には、摂食障害になり、待機部屋で無茶食いをしてはトイレで戻す、ということを繰り返していたそうです。原因については若干、口を濁していましたが、どうも在籍嬢同士のいざこざがあったようです。定番嬢について「あることないこと」を嬢同士で喋っていて、次第に声を聴くだけでノイローゼになってしまいました。そんな状態が何ヶ月か続き、ついに定番嬢は心身とも耐え切れなくなり、店長に「退店したい」と申し出ました。すると、店長から「君はこの店では売れっ子だし、辞めてもらうのは困る」と難色を示されたそうです。
しかし、定番嬢は「もうこの店で勤め続けるのは無理です。最悪、風俗業界を辞めてもいいと思っています」と強く主張します。結局、議論は平行線のままとなり、埒が明かないと思った定番嬢はエリアマネージャーに相談します。定番嬢の話を聴いたエリアマネージャーは、「そういった事情なら辞めてもらうしかない」と店長を説得し、定番嬢は無事に辞めることができました。
その後、エリアマネージャーから定番嬢に連絡があり、「店を辞めた後の仕事は決まっているの?」と訊かれたそうです。とにかく早く辞めることだけを考えていた定番嬢は、辞めた後の仕事のことは全く考えておらず、「何も決まっていません」と正直に答えました。
すると、エリアマネージャーから「もし、風俗業界で仕事を続けるつもりなら、系列の別の店で名前を変えて働いたらどう?」と提案されたそうです。定番嬢にとっても渡りに舟の提案だったので、二つ返事で新しい店に入ったそうです。
新しい店は待機部屋が個室になっていて、他の嬢と顔を合わせることがなく、防音をして話し声も聞こえないようにしているそうで、ストレスなく過ごせているようです。「新しい店は自宅から遠い場所なのであまり出勤できないけど、個室でゆっくり待機できるし、スタッフさんも他の女の子も優しいから気に入っている」と話してくれました。
今まで勤めていた地域から別の地域に移って、客層も変わったようです。元いた店があった地域の客層はあまり良くなかったようで、本番行為を要求したり、嬢を物扱いするような客が結構いたそうです。今の店がある地域は客層がまあまあ良いそうで、今のところ嫌な客はあまりいないようです。「俺も嫌な客にならないよう気を付けないといけないね」と冗談を言うと、定番嬢は「あなたは本当に良いお客だよ。いつも優しくて紳士だもの」とお世辞を言ってくれました。
今回は風俗店の内部事情が垣間見える体験談でした。嬢同士の足の引っ張り合いや運営スタッフの対応のまずさ、さらにはグループ展開している店ならではのネットワークなど、ネタが満載でした。定番嬢が見事に復活してくれたので、今後は定期的に訪問したいと思います。
駄文ですが、ご精読ありがとうございました。
会長付属調査隊 西部方面調査隊長 アローゼン (H30.07.08)