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研究メモ「特別指名料に関する一考察」

by アローゼン氏


 アローゼンです。今回は研究ノートです。

 定例会や個人的な遠征を含めて大阪によく足を運んでいる私にとって、ホテヘルは馴染みの風俗店の一つです。大阪のホテヘルはシステムは独特ですが、慣れればとても利用しやすい風俗です。店舗を持たないことで低コストで経営できるのみならず、店舗間の競争が激しい激しいため、全体的に単価が安いのが特徴です。

 単価が安いということは、嬢の手取りもその分少なくなります。店側は良い嬢を集めたい一方で基本の報酬はあまり払えないため、なかなか苦心しています。そこで考え出されたのが「特別指名料」というシステムです。通常とは別に指名料を設けることで嬢のインセンティブを増やしつつ、基本の単価を抑えることを目的していると思われます。

 特別指名料は嬢によってまちまちですが、特別指名料がかからない嬢に入ると15分〜30分くらい長く遊べるくらい高い指名料を取られることもあります。特別指名料がかからない嬢と遊んだ時に特別指名料の話を振ったところ、「特指を取れる子は限られていて、容姿や指名率などが上位に入っていることが条件なの」と話していました。概ね私が理解している通りの答えでした。

 しかし、その特別指名料に関して疑問に感じることがありまして、それが今回の研究ノートの主要なテーマとなっています。
 きっかけは、某ホテヘルでボウイから特別指名料の説明を受けたことです。私の理解としては上記にある通り、インセンティブとして「容姿・スタイル・指名本数・本指名率」などを数値化してポイントが高い嬢に特別指名料がかかるものと思っていたのですが、そこで返ってきたのは思わぬ答えでした。「広告媒体に紹介されるお店の看板嬢です」。えっ?そんな理由で特別指名料が付くって意味が分からない、と思ったのは言うまでもありません。当然、その嬢は外れでした…Orz

 これまでも特別指名料がかかる嬢と遊んだことは何度かあるのですが、芳しい結果を得られることがあまりありませんでした。大阪のホテヘルの多くはパネル指名では指名料がかからない中、パネル指名だけで別個に指名料を取るのですから、それだけのレベルがあると考えるのが当然です。にも関わらず結果が見合わないと、特別指名料を取る意味って一体何なの?と思ってしまいます。特別指名料が一人歩きして粗製乱造されているのでは?という疑問が拭えません。

 嬢にインセンティブを付けるための手段として考案されたはずの特別指名料ですが、その基準がはっきりしていないのであればプチぼったくりの疑いが否めなくなります。特別指名料に限らず、各種のイベントや割引が乱立して元の基本料金が分からなくなっている例も見受けられます。およそ客商売としてあり得ないと思います。

 大阪のホテヘルをこよなく愛する私としては、このような現状は嘆かわしく感じます。単価の安さと過当競争で飽和状態にあるのは理解できますが、このままでは大阪のホテヘルそのものが地盤沈下しかねません。店舗の関係者には今一度、明朗な価格設定を考えていただきたいと思います。

 長くなりましたが、ご精読ありがとうございました。

 会長付属調査隊 東部方面調査隊長 アローゼン (H27.08.16)

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