by アローゼン氏
アローゼンです。今回は性感染症に関する研究ノートです。
性感染症は風俗店に足を運ぶ者としては覚悟せざるを得ないものですが、幸いなことに私はまだ患ったことがありません。
日ピンサイトで性感染症にまつわる研究ノートやレポートを読んで勉強させていただいているお陰かも…と思うこともあります。
そんな私ですが、過去に性感染症を疑う事例を経験したことがあります。今回は、その体験記を書いてみました。
某所のソープでGを着けて遊んでから数日後、前立腺から尿道にかけて違和感や軽い痛みが出てきました。最初は気のせいかな…と思っていましたが、痛みは治まりません。もしかしたら感染したかもしれない…と心配になり、近所の泌尿器科に足を運びました。
受付を済ませた後、採尿をします。診察で症状を説明しましたが、医師からは性交渉などについては特に訊かれませんでした。簡単な検査をしたところ、性感染症の原因となる細菌などは一切見つかりませんでした。医師はおもむろに「一応、前立腺も調べてみようか」と言います。一体、何をするのかな?と思っていたら「前立腺を刺激して分泌物を調べる」とのことです。
ズボンとパンツを降ろして診察台の上で仰向けになった後、M字開脚になるよう指示されます。すると、医師は右手にグローブを着けてア●ルに指を入れ、そのまま前立腺をグリグリと押してきます。あまりの痛みに私は思わず「痛たた…(´д`|||)」と情けない声を上げてしまいます。
分泌物が出たらしく、ようやく激痛から解放されます。ちなみに分泌物からも性感染症の原因菌は見つかりませんでした。
結局、医師の診断は「非細菌性前立腺炎」というものでした。細菌は出なかったものの前立腺が腫れているということで、念のために抗生剤を処方してもらいました。
性感染症ではないため抗生剤が効いたのかはよく分かりませんが、3日ほどで症状は治まりました。その後もたまに前立腺や尿道に違和感を覚えることがありましたが、すぐに治まるため、泌尿器科にはかかっていません。
今回採り上げた「非細菌性前立腺炎」は前立腺炎の中では比較的ありふれた症状のようです。「非細菌性」と表記されていますが、培養できないために尿検査では検出できない細菌類(例:マイコプラズマ)に感染している可能性は否定できません。抗生剤を処方されたのはそのためと思われます。
また、前立腺は腫れや炎症が起きやすい部位で、細菌に感染していなくてもこういった症状が発生することがあるようです。
腫れや炎症を繰り返すと膀胱炎や前立腺肥大症になりやすくなります。私は過去に何度か膀胱炎に患っているので、何かしら関係があるのかもしれません。
今回は結果的に「一般的に男性に多い症例」の話になりましたが、「明日は我が身」です。今さらながら、性感染症に患らないよう気を付けようと思った次第です。
長くなりましたが、ご精読ありがとうございました。
会長付属調査隊 東部方面調査隊長 アローゼン (H27.03.29)