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研究ノート「母乳の飲み方」

by Aphrodite氏


1.はじめに
 このノートは安全安心で効率的な母乳の摂取方法を探ることが目的である。

2.方法
 母乳摂取に必要な解剖学的概要を一瞥し、実際的なテクニックを検討する。

3.研究内容
(1)乳房の解剖
 乳房の内容は主に乳腺組織と脂肪組織であり、それらは結合組織で支えられている。
 乳腺組織は乳腺葉から構成され、乳腺葉は小葉から構成される。
 小葉は腺房から構成され、この腺房の腺房細胞が血液から乳汁を生成する。
 腺房から生成された乳汁は細乳管から主乳管へと伝わり、乳頭の乳管開口部から体外へと分泌される。
(ネット上に正確で分かりやすい解説が多数存在するためそちらも参照されたい。)


(2)考察
 歯のない乳児は哺乳窩と呼ばれる、哺乳期のみ見られる口の中の天井のくぼみに乳首を舌で押しつけることで母乳を引き出している。
 搾乳の要領で、乳汁を乳房内から押し出すような力を加えることで効率的な分泌がなされる。
(ネット上に正確で分かりやすい解説が多数存在するためそちらも参照されたい。)
 したがって乳頭を唇でくわえて口の中を陰圧にするような吸引の方法ではうまく母乳を摂取することができない。
 歯のある大人の場合、できるだけ深く乳房を口に含み、上下の唇ではさみこむ力を加えることで摂取する手段があるといえる。
 母体を傷つけぬよう、唇のみで力を加えるか、歯を唇で覆って力を加えると比較的安全と考えられる。
 うまくできない場合、女性自身に搾乳してもらい、それを口で受ける。哺乳瓶などの容器に搾乳してもらい、それを飲むなど、間接的に摂取する手段も母体に安全といえよう。

4.まとめ
 まず乳首だけでなく乳房ごと深く口に含む。
 唇ではさみこみながら、痛みを与えない程度の力で引き込むようにして乳汁を出す。
 よく味わって飲み込む。

5.課題
 安全安心で効率的な母乳の摂取、という目的に対して今回は特に摂取する側のテクニックについて考察を行った。
 授乳はコミュニケーションであり、母体の状態や環境、信頼関係といった、複雑な条件を加味しなければならない。
 したがってテクニックはひとつの要素にすぎず、複合的な研鑽が必要である。
 また参考資料として、ネット上で閲覧、入手できるものを利用させていただいた。
 著作権などを考慮し、そのままの引用は避け、図も自ら描いたのだが、理解に誤りがあるかもしれない。
 信用に足る典拠を各自参照されたい。

6.おわりに
 ある母乳さんに言われた言葉がある。
「女の子は安心すると感じやすくなる。」
安全と安心はどの業界においても必須であるが、さらによいことに母乳さんが安心して性的に感じていると、自然と乳頭から母乳が滴り出ることがよくある。
 いま母乳摂取の観点においても、安全と安心はプラス要因といえるのかもしれない。(性的な高揚と母乳との関係の裏付けは今後の研究を待つことにしよう。)
 安全と安心が、ぜひよいプレイにつながり、よい循環がうまれ、お母さん方とまわりの人たち皆が笑顔になれることを祈っている。

 (H29.07.22)

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