〜©日本ピンサロ研究会〜

「平成19年年頭挨拶」

by 伊勢屋氏


 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。  まだまだ新人と思っていましたが、気がつけば今回の異動で総務部長の大命を拝領することとなりました。若輩者ゆえの不安も感じおりますが、諸先輩方・メンバーの皆様のご協力を賜りながら、よりよい組織作りに尽力致す所存でございます。

 2006年を振り返ると、大きな変動の年だったように思います。特に、5月の法改正によりホテヘル業態の窓口受付が24時までとなり、管轄であった大阪支部においては、不夜城となっていた、某うさぎさんの街や、某日本一の街にも変化が見られました。そういう私も仕事から帰宅するのが2時間ほど早くなった気もします。
 また、大手グループの寡占化が進む傾向があったり、体力の無い店舗が撤退を余儀なくされるといった光景も間近に見受けられ、業界の競争の激しさを如実に感じずにはいられません。お店間の競争はある程度はあったほうが、ユーザ層(顧客)のメリットが得られますが、そのころあいが難しいところです。

 さて、今年の総務部の活動の抱負ですが、僭越ながら述べさせていただきます。
 要は裏方役の部署となりますだけに、意識されない存在であることが一番かと考えています。これを念頭におきつつ、抱負を述べさせていただきます。

(1)会員交流等について
 諸先輩方のご尽力もあり、特に東西の交流がこの数年間で活発となり、会の活動がより充実したものになったのではないでしょうか。
 よい傾向はこのままの勢いのままにして、今年はあらためて”地域単位での交流”と、”地域発の研究会”につながる活動を総務部門として、支援してまいりたいと考えています。
 地域を管轄される支部長さん・事務所長さんからのお声をお待ちしております。お悩みをお抱えの場合はそれなりに、そうではない場合もそれなりに支援を行ってまいります。

(2)ガイドライン等について
 これまでに、無断掲載問題や掲載基準ガイドラインといった、やや、物々しいものが表に出ざるを得なかった経緯がありました。そういうものは意識されずとも存在し、存在すれども意識されないのが良好な関係だと考えています。かの、漢の高祖、劉邦は「法は三章なり」という言葉を残しています。無いにこしたことはありません。しかるに、最低限の秩序というかバランスというか、全体の調和がうまく行くために最低限必要なものは整備する必要があるのかもしれません。諸先輩方ともよく相談し、慎重に取り扱いを検討したいと考えています。

(3)10周年イベントの開催について
 1997年に設立された当会ですが、設立当時に現在の姿が想像できたかどうかは分かりませんが、とにかく10年間続いたわけです。特に近年は10本以上のレポート掲載を行う日も多く、日々の更新作業の労苦は想像以上のものがあったと容易に思い浮かべることができます。数年前の忘年会は某幹部の自宅で数名で鍋を囲んだという草創期の逸話も漏れ聞く中、様々な労苦や楽しい時間もあったことかと思われます。
 そういう中での10年目の節目が、偶然にも今年やって来たわけですから、お祝いの場を企画したいと考えています。

 以上が総務部としての抱負でございます。

 当会の活動を通じて、多くの会員の方・非会員の方のなにかしらの楽しい時間が、一人ですることに比べて、”ちょびっとだけ”楽しくなればしめたものだなあという気がします。(ラーメンにいれるコショウのような存在でしょうか。)
 「そのような時代背景において、現在営業している風俗店をレポートとして記録にとどめ、風俗の歴史書として残していく」とは、2年前のTiger副会長の言葉ですが、これから先、いったい何年間もの時間において、当会は存続しえるのかは不明ですが、今後も継続していけるための土台創りの一年になるといいなあと思いを巡らせてやみません。

 拙文ですが、新年のご挨拶に代えさせていただきます。

 総務部長 伊勢屋 平成19年元旦


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