〜©日本ピンサロ研究会〜

10周年記念「あの頃は‥‥」

by Dr. Robert


 〜入会の頃〜
 一人の会員・Dr.Robertとして入会当時から現在までを振り返ってみますと、小生が加入した頃(2004年中盤)は、店で言えば名古屋「ぢんぢんぢん」や「AVHearts」、千葉「はま」、吉原「DonFuan」あたりが調査対象として人気だった頃でしょうか。「べっコレ」の大ブームの始まる少し前、と言えるかもしれません。合同調査がぼつぼつ始まった頃でもあります。
 小生は当初西日本本部に在籍していましたが、東のひろし師に唯一対抗し得る人物として、西の巨星として"当時の大阪支部長"が居られました。なんかこう、妖気というかオーラをまとった方だったことを思い出します。
 そして小生にとって、調査活動の「深さ」を象徴する人物が"当時の大阪支部長"だったとすると、「広域性」を象徴するのが"当時のキタ事務所長"でした。はっきり言って、本当に、当会で何かあったらどこにでも必ず"当時のキタ事務所長"さんが居ました(笑)。

 研究部長として当時を振り返りますと、当時は主要都市であっても、まだまだ未レポ店が多く存在しました。それはまたホテヘル興隆期でもあったこともあるでしょうが、やはりそれは個人的活動の限界だったのかもしれません。

 小生の加入した時期(2004年中盤)以降爆発的な会員増に伴う合同調査の活発化により、「掃討作戦」が可能になったことが、風俗店データベースとしての当研究会の機能を飛躍的に高めたと言えるでしょう。今なら合同調査にかこつけて「気になるアノ店」に勢いで入れますが、あの頃は一人じゃ怖くて入れなかった(!)。っていうか「サンピアザビル攻略」とかマジあり得ないって(笑)

 また小生が加入した頃は、「Papers」セクションにおけるゆるやかな変化と模索の時期でもあったように思います。それ以前のアカデミック・スタイルを借りた論文だけでなく、「情報のまとめ」的なもの、「体験のまとめ」的なものなどが投稿され始めた頃でした。

 前者はいかにもインターネットの特性を活かした価格帯調査や地域風俗現況報告、国際風俗レポートが挙げられますし、後者は現在「研究ノート」としてよく見られるタイプのものへと収束(?)していっているようにも見えます。

 さらに特筆すべきは、会員増に伴い、臨床医学分野への事例報告‥‥つまり性行為感染症の罹患事例‥‥が投稿されるようになった事です。これもホテヘルの興隆と不可分な関係にあるとも思われますが、いずれにせよ当研究会に一つの大きな社会的機能を与えたことは間違いないでしょう。

 これらの変化はまた一方で「Papers」への投稿の敷居を低くしましたが、それによって従前のアカデミック・スタイル論文が消えたかと言えば、黒川洋介氏とぱるる氏の加入により、一定の「存在感」をキープしているようにも思われ、論文を書かない研究部長としては頭が上がりません。

 よーし、オレも2008年こそ論文らしい論文を書こう!‥‥と気炎を上げて小文を終えたいと思います。え?そんな気炎は「あの頃は‥‥」とは関係ないって?そんなことないです!入会当初の「あの頃」から温めていた論文のアイデアがあるんですって!

 研究部長 Dr.Robert (H19.12.15)

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