〜©日本ピンサロ研究会〜

「平成21年年頭挨拶」

by やたり氏


 あけましておめでとうございます。昨年は何かとお世話になりまして ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

 親衛調査隊本部の活動を眺めてみました。体験レポ、監査報告と、 調査報告などの、いわゆる”レポ”の数は2008年12月30日現在、 1年で合計「556」。会員数791人のうちメンバー数57人ですが、 数名の強力なメンバーのおかげで、今年1年の日ピン研全体のレポや 研究ノートが「4733」(2008年12月30日時点)に対し約12%となり、 昨年もメンバー数に比して、より活発な活動がなされていたことが伺えます。 ちなみに、1年前、2007年の投稿総数が4258だった時に比べると、 10%以上の投稿増となっています。なお、2007年は、その前年より 10%程度、落ちていたこともあり、2年前のレベルに戻ったとも言えます。 増えた要因として、東日本では、毎月のように、正式合同調査が打ち上げられた ことがあるでしょうし、西日本では、そのあおりを受けて、正式合同調査は 少なかったものの、ゲリラ的プチ合同調査、さらに、KEN会長中心に、 北陸や九州などで、活発にプチ合同調査が打ち上げられた成果では ないかと考えております。

 2009年は、世界的な経済環境の変化の影響を、避けることは難しいと 思いますが、その中で、どのような変化が調査活動や、調査内容に出てくる ものなのか、大変興味深いところでもあります。一般に生活防衛モードに入れば、 当然、風俗にかける費用は、まず最初に削られるところであり、風俗客の 母集団の収縮は、風俗店の淘汰という形で、影響が出始めていると感じます。 一方で、激安店の登場や、姫質が上がるという傾向も、並行して現れています。 これら風俗の状況に対しての、親衛調査隊本部の活動ですが、守るべき地域を 持たない「遊軍」であり、どこからも制約を受ける必要はありませんので、 各メンバーが自由に、得意の地域やジャンルを、身の丈に応じたボリュームで、 調査頂ければと思います。

 なお、調査の活性化に関しては、こういう時期はむしろ、各自がどれだけ 調査活動をマネージメントして、長く調査活動できる環境を維持できるか、 がポイントになってくると思われます。「調査可能な環境保全」と、 「自己コントロール」といいましょうか。逆の言い方をすれば、従来の 「調査の活性化奨励手段」が「調査不可能な環境への追い込み」につながり かねない一面も出てくると考えています。また、調査機会が少なくなる中で、 いかに効果的に満足感を得るかを考慮すると、今まで以上に「情報」、 そしてその「ネットワーク」が、大事になってくることも自明のことです。

 大きな社会状況の環境変化に対しては、調査活動方法にも「変化」を 求められるはずです。また、せっかく作り上げてきた、会員同士の 情報ネットワークは、貴重な財産のはずです。 世間で言う、「金の切れ目が縁の切れ目」と、割り切るのもいいですが、 そうではない、「縁」を残す活動、例えば、時には放置やクールダウンを するなど、一見「調査の活性化」とは真逆の対応も、環境保全活動と、 とらえる必要があると思います。会員同士のコミュニケーションにも工夫が 必要でしょうし、従来の考え方自体の切り替えも求められるでしょう。 こうした「コミュニケーションコントロール」をしていくことにより、 この厳しい時期ではありますが、有意義な調査活動が継続できるよう、 小生自身も、なんらかのお役に立てればいいなと思います。

 今年1年も、皆さんにとって良い年でありますように。

 親衛調査隊本部長 やたり 平成21年元旦


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