〜©日本ピンサロ研究会〜

監査報告
ストリップ「浅草ロック座」(浅草)

by えせ男爵氏


 いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵です。
 一部の会員の方はご存知なのですが、小生はYさんという踊り子さんを追っかけしており、彼女見たさに各地のストリップ通いをしているという向きもあります。この日は、彼女のホームグラウンドの浅草での公演を見てきました。

店舗名:浅草ロック座
業種:ストリップ
HP:http://www.rockza.net/asakusa/
費用:5K
調査時期:2015年11月

 浅草ロック座は他の劇場とはやや異なり、レビュー形式となっています。踊り子さんは6人出演なのですが、それぞれ単独で踊るのではなく、1人の踊り子さんの舞台に、他の踊り子さんがゲストで出演したり、バックダンサーが付いたりします。また舞台の仕掛けも大がかりのものが多いです。あと、他の劇場と違ってポラロイド撮影の時間がありません。

 この日のYさんの舞台は最後から2番目でしたが、他の踊り子さんの舞台にもゲスト出演したり、オープニングやフィナーレでの出演もあったりと、色っぽい演技からコミカルな演技まで、彼女のいろいろなパフォーマンスを楽しむことができました。

 Yさん自身の舞台も、非常にクオリティが高く、おそらくクラシックバレエ仕込みの、キレッキレの動きを見せてくれました。身体の線も、無駄のない大理石の彫刻のようで、その身体能力を維持するためにストイックに鍛えられたものと推察されます。

 他の踊り子さんのパフォーマンスも素晴らしいもので、特に今回はキャリアが長い踊り子さんの出演が多かったので、水準は高かったです。
 そのなかでも一人、Yさんに負けず劣らずの身体能力の高い踊り子さんがいらっしゃって、舞台狭しとパフォーマンスを繰り広げていましたが、セクシーというよりもむしろ前衛芸術のような雰囲気でしたので、ギャラリーも少し引き気味だったのも面白かったです。

 最近では、新宿にある老舗の劇場が立ち退き要求にあい存続の危機にさらされるなど、ストリップ業界は逆風の時期にあります。しかし我が国のストリップは、欧米のそれとは異なる発展をとげ、独自の表現方法を確立し、今では海外からも注目される存在になってきています。いわば無形文化財としての価値すらあるといえるかもしれないのです(現在では重要無形文化財の歌舞伎が、江戸時代に何度も弾圧されたことを思い起こされると良いでしょう)。

 それでは僭越ながら評価させていただきます。

女の子:★★★★☆(実力者揃いのステージでした)
コストパフォーマンス:★★★☆☆(最終公演だと割引がきくのですが、通常料金だと他の劇場に比べてやや高めです)
店舗:★★★★☆(やや古いですが、ステージや客席もきれいです)

 長文・乱筆のほど失礼いたしました。

 研究部長 えせ男爵 (H28.03.06)

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調査部から補足事項
本店舗は他に, S氏(H10.03.20), さらしなマリン氏(H24.05.20), cassis氏(H24.07.29), えせ男爵氏(H25.08.05) がレポートしております。
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