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ヘルス「ANCEED 柴田店」(柴田)

by マーシー氏


 こんにちは、マーシーです。
 情報サイト「夜遊びガイド」で「フェチランジェリーコース」なる期間限定イベントの告知を見つけて、興味本位に出撃してきました。

訪問日:2011年1月 中旬 平日夜
訪問店:ヘルス/「ANCEED 柴田店」
場所:愛知県名古屋市南区柴田町2−14 リュウセイビル
TEL: 052-612-6009
料金:
入場料1000円 指名料1000円
50分13000円
70分17000円
90分23000円
※詳しくは下記HPでご確認下さい。
http://pksp.jp/gendai02/

 場所は名古屋ではマイナーな地区ではあるものの、飲み屋さん、キャバクラ、ヘルスやエステといった風俗店が立ち並ぶ歓楽街です。柴田本通り一丁目交差点の東(県道36号線沿い)にあり、大きなネオン看板で良く目立つ店構えです。
 お店のすぐ隣のコインパーキングに車を止め、自動ドアを開くと、目の前は豪華なソファーがセットされた、高級クラブを思わせるような待ち合いスペース。4つのテーブルを囲んで10人は楽に座れる、明るくて広い空間です。テーブルの上にはキャンディの籠、そして週刊誌が数冊づつ積んであります。正面の壁には液晶テレビが設置され、AVが流れています。
 店員が近づいてきて、定番の予約指名の有無を問われ、ネットを見ての初めての来店だと告げると、ソファーに座るよう案内されます。同士が二人います。そしてまずは手にすり込み式の消毒液を振りかけられます。
 そして出てきたアルバムが2枚。どちらもすぐに案内可能と言いますが、いずれもピンときません。ここで退散すればいいものを、その気持を言葉に出せず、どっちでもいいやと片方を選びます。
 コースは50分を選択し、イベント料金11000円+入場料1000円で合計12000円を支払います。店員はイベントコースについて、「女性はシャワーの後、下着を付けますので、悪戯するなり、脱がすなりして下さい。ローターも付いていますからお楽しみ下さい。」。と説明してくれます。店員の応対は非常に丁寧で好感が持てます。
 同士の一人に案内の声が掛かるとなんと、姫が待ち合いスペースに現れます。このお店ではこうして姫が迎えにくる仕組みのようです。
 店員を「手を繋いで、仲良く行ってらっしゃいませ〜ぇ!」と言って、エレベーターに乗り込む同士を見送っています。そして小生にも案内の声が掛かり、姫が迎えにきます。しかしこの瞬間に正直、「終わったぁー!」と思いました。それはなぜかと言うと、せっかくのドレス上に品のないガウンを羽織った野暮ったい格好で登場し、さらに笑顔が全くなく、不貞腐れた態度がありありと見えたからです。
 当然、手を引かれることもなく、エレベーターに乗り込みます。しかし姫は一言も口を開きません。3階に上がると部屋の扉が幾つか並んでおり、それぞれの部屋には花の名前が付けられています。そのひとつに案内されます。
 室内は結構広く、扉のない剥き出しのシャワールームにはマットが立て掛けられています。またベッドサイドには鏡がはめ込まれています。
 さて小生がベッドに腰を下ろすと姫も隣に座りますが長い沈黙の時間が流れます。何とか場を和ませようと小生から話しかけますが、白けた様子で全く話に乗ってきません。そんな不穏な空気が数分間続いた後、シャワーへの誘いがあり、ようやくその気になったかと思いきや、アシストのない脱衣で、脱いだ物さえ受け取らず、背広すら自分でハンガーに掛けなければならない惨めさです。姫は余所を向いてさっさと脱いでおり、色気も何もありません。
 シャワールームでは黄金色のスケベ椅子に座ると大根でも洗うかのように簡単に扱われ、自分で拭けとばかりにバスタオルを渡されます。姫は店員の説明通り、下着を付け直してはいますが、その仕草には明らかに嫌々な様子が窺えます。
 小生がベッドに横たわると姫も隣に横たわるものの、顔はそっぽを向いて、キスやタッチすらしてきません。仕方なく小生はブラの上から軽くおっぱいに触れながら、会話もないまま、ただただ長い時間の経過との闘いになりました。「今夜は大外れを引いてしまった。明日はどこでこの気持を癒やそうかなぁー?」、なんてことをずっと考えていました。
 ようやく一回目のアラームが鳴ると、愚息を弄ってきますが全く気持良くはありません。心のこもっていないタッチなどに男は反応しないことすら、この姫は気づいていないことでしょう。
 そして苦痛を強いられた長い、長い50分間も終わりの時を告げ、お座なりにャワーを浴び、着替えを済ませます。
 こうした展開の場合、姫は名刺すら差し出さないのが常ですが、この姫は一応メッセージを書いて、差し出しました。しかし、今回だけはいくら穏やかな小生といえども「そんなの要らねーよ!」と心の中で叫んだほど、小生の風俗ライフ史上、最低の姫でした。
 会話なし、キスなし、タッチなし、リップなし、フェラなしの、「ないない尽くし」のヘルスを初めて体験しました。
 姫は名刺の他に自分の名前の入ったカードを手渡し、帰りがけにBOXに投函してくれと言います。どこかのお店でもありましたが、たぶん「良い・普通・悪い」の評価BOXがあるのでしょうが、姫は自分のことをどう評価するのか、聞いてみたいくらいです。
 案の定、出口のところに評価BOXが置いてあります。良いと普通にカードが半々くらいの割合で入っており、悪いには一枚も入っておりません。仕方なく小生も普通のところにカードを放り入れました。
 自動ドアを開いて外に出ると、アンケートを抱えた店員が待ち構えており、協力して欲しいと言います。人通りや車の往来もある県道で、人の目もあり長話は避けたかったのですが、余りの腹立たしさから店員に付き合うことにしました。
 店員はアンケート用紙に記述された順番通りに、「○○はありましたか?」という質問を小生にしてきます。小生が順に「ない、なかった。」と答えていくと、「えッ、○○もなかったんですか?」とだんだん顔色や声のトーンが変わっていきます。さすがに驚いたようです。そして小生が隣のコインパーキングに止めた車の方に足を向けると、「ちょっとお持ち下さい。パーキングチケットをお持ちします。」と言い、精算機に券を入れてくれます。また「次回は必ず良い娘を紹介致します。」と割引券もくれましたが、二度と行くことはないでしょう。
 お店の作りは綺麗ですし、店員の応対も悪くはありません。今回の「フェチランジェリーコース」というイベント企画も面白いと思います。姫の質と接客術のレベルアップを図れば、優良店・繁盛店となる要素はあると思いますが、この日のようなことが通例であればもったいないです。
 また最近はアルバムもプロのカメラマンが撮影し、修正を加えますから、この日もそうですがパネマジが多すぎます。少なくとも店員が自信をもって薦めることのできる姫を揃えて、接客を指導頂きたいと思います。経営者の方と男性店員の方には頑張って頂きたいとエールを送ります。

<評価>
「姫」
ビジュアル:★★★★★(評価不能・最悪)
サービス:★★★★★(評価不能・最悪)
接客態度:★★★★★(評価不能・最悪)

「店」
店内:☆☆☆★★(明るく広いです)
店員:☆☆☆★★(丁寧です)
総合:☆☆★★★(姫次第でしょうか)

 研究部 風俗基礎理論研究室長 マーシー (H23.02.05)

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調査部から補足事項
本店舗は他に, 玉ノ井マン氏(H20.08.17) がレポートしております。
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