〜©日本ピンサロ研究会〜

デリヘル「21」(鶯谷)

by 立川紫煙氏


 今日は立川紫煙です。
 氷雨もようよう雪にかわるであろう2月中旬の夜半。また来てしまったかとの嘆息が白く濁る。春は名のみのこの季節、時に非ずと声も立てざるもの誰そ。―谷の鶯であります。

 実はこの季節、韓デリで遊ぶには避けねばならない時期に当る。天誅殺ともいうべき時期が年に2度ある。1つは朝鮮版お盆であるところの9月下旬の中秋。そしてもうひとつが2月中旬の春節、旧正月である。これらの時期には多くの嬢が帰省してしまい、供給のパイが極端に減るのである。新規の入国も著しく少ない。試しに韓デリのHPを見てみるといい、鶯谷に星の数程といわれる各店舗のHP。特にそのトップページの静けさは、ほぼ毎日チェックをいれる私のような人種でなくとも伺い知ることはできるだろう。
 月間投資500kを超える韓デリの猛者達の裏をかかんと、敢えてこの時期の谷行きである。

 そして。しかしというか当然というか、各種サイトで目星をつけていた嬢は悉く帰国、いても長時間待ちと事前リストが全滅してしまった。
 それにしてもこの繁華振りには目を疑う。2月中旬平日21時、霙空。人々の姿は絶えずして、それぞれがラブホテルに独りで入り、出ていく。8階まである定宿も私が訪れた時、既に残室は1つのみであった。これが本当の朝鮮特需…

 リスト全滅時は新人狙いに切り替える(まぁリストアップしていた嬢も新人ですが、ここでは入国間もない源氏名さえない嬢とういう意味です)。ホテルの混み具合に雲行きの危うさを感じつつ、清正とばかりに虎狩りへいざ。

 鶯谷韓デリ嬢の勤務状況をいえば殊人気嬢にあっては過酷という他無く、寸暇を惜しんでホテルからホテルへ、まさに寝る間もない。このような状態の中で重要視されるのは穣の体力や気力である(鶯谷韓デリ専門の各ブログなどでは『鮮度』という語を使う)。純真さを湛え入国した美少女も、その人気に比例してスれてくる。所謂疲弊というやつで、プロ化し客のあしらい方を覚えてゆく。そうでない嬢も勿論いるが、しがらみのない嬢などは帰国を選ぶ場合さえある。一般にサイクルの短い風俗業界であるが、韓デリ嬢のサイクルは輪をかけて短い。
 そういうわけで初入国の新人が重宝されるのも当然で、お店選びも新人供給力が強いところが即ち優良店と見ていい。その中に名前を替えての再入国・移籍等がある上、電話番が新人と偽ってよこすこともあるので注意が必要である。

 人々をそして嘗ての私を韓デリから遠ざける要因のうち大きなものは、その写真修正の過ぎたる点である。修正というレベルに留まらず、写真差し替えすら横行している。程度の差こそあれ基本的に写真(プロフも)はあてにならない。どこぞのアイドルか、えらく人工的なその写真を真に受ける人は稀であろう。しかしその効果はというと、客をして「こうまで修正差し替えしなくてはならないほど嬢質が酷いのか」と疑わしめるのみであって、こういった努力(或いは手抜き)が逆の効果を生んでいるということを店側は知らないのであろうか。

店名 21
業態 韓国デリヘル
HP http://www.deri-21.com/
所在 東京都台東区の日暮里、鶯谷エリア
費用 鶯谷韓国デリヘル画一料金 80m/20k 100m/25k〜
日時 22年2月中旬平日21時頃
   『水蓮』の姉妹店。比較的新しいお店です。

 時間を20分程過ぎてやってきた入国4日目(本人談、大概皆鯖読みします)のT嬢。文句なしのSランクである。煙草をすすめると嬉しそうに箱に手を伸ばしていた。日本語はほぼ通じず、英語が僅かに分かる程度であったため、朝鮮語での会話がメインである。

 壮絶な修正写真の裏に潜むとんでもない美少女。窒素分子(N2)。目下最強ではないでしょうか。

 安寧ヒガセヨ、立川紫煙でした。

 (H22.05.08)

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