３回目の投稿です。非会員の伝衛門です。
　今回は私の愛好する箱ヘル、中でもずっと気になっていたハマヘルのレポートです。

　箱ヘル愛好者として、大手グループのハレ系（旧ハレンチグループ）をぜひとも攻略したいとは常々思っており、中でも私の性癖にぴったり合う（笑）言葉責めM性感『it's bully』には、行きたいと思いつつ半年以上行けませんでした。
　家から遠いのと、料金が割高なのと、M性感の調査経験がないのとで、どうしても通い慣れたお店の通い慣れた嬢の方がいいじゃないかと思ってしまう。しかし今回、ハレ系攻略の足固めとして一念発起し調査に踏み込み、新しい気付きも得ましたのでレポートさせて頂きます。
　既レポなのでただのレポートではつまらないかと思い、末尾に今回のような店に行く事で得た気付きについて書いております。
　また、諸氏のレポートを熟読し、欲しい情報をより分かりやすくまとめた方がいいのではないか？と思うに至り、今回から末尾に寸評を付けさせて頂く事にしました。

【伝衛門レポート No.3】
店名 『it's bully』
業種 店舗型言葉責めM性感ヘルス
場所 JR関内駅より徒歩12分
　　 京急日之出町より徒歩10分
　　 京急黄金町より徒歩5分
　　 地下鉄伊勢佐木長者町より徒歩数分
　　 地下鉄阪東橋駅より徒歩数分
ＨＰ http://www.yk-bully.com/
調査費用 13.8k（フリー入店）
調査時期 2009年5月某日
料金システム　割愛。やや複雑なためHPにてご確認ください。
（ハレ系は常連客の方が安くなる料金体系を設定しているうえ、常連客限定のオプションもあり、常連を大事にしているところは優良店と言えそうです。個人的には常連ならもう少し安くしてもいい気がしますが。）
※初めての方は地図で場所をご確認される事をお勧めします。
※『風俗特報』というサイトに初回時のみ使える-1kの割引チケットがありますが、使えるかどうかは未確認です。

《入店》
・場所
　日ノ出町駅から歩いて１０分ほど。
　国道沿いなので分かりづらくはないが、駅から遠いため不安な方は電話で確認した方がよいかも。

・混雑状況
　平日昼の来店であったが、待合室には四人ほどの先客。フリー入店で待ち時間は短めだった。

・店内
　評判の通り、さすがハレ系、清潔感があり、プレイルームもエロティックな雰囲気です。

　階段を登ると店員に迎えられる。初めてである事を告げると、システムの細かい説明を受ける。初めてなので40分コース、フリーを告げる。
　待合室にて問診表（プレイの具体的な要望を嬢に伝える）を記入。何と呼ばれたいか、どんな設定のどんなシチュエーションなのか、重視したいプレイ・使用したい道具は何かを記入します。
　私は昔使っていたハンドルネームを書いて、近所のお姉さんに犯されるというシチュエーションと書きました。
　しかし、これはどんなものでも応じてくれるんだろうか？例えば名前が伝衛門でも口にしたら吹き出しそうだし、ウルトラマンとかベジータとかラオウとかでも笑わないでそう呼んでくれるのか？寿限無寿限無ゴコウノスリキレ…とかでもちゃんと呼ぶのか？などと考えつつトイレから戻ってきたら早速案内される。速いな。待ち時間二、三分じゃないか。トイレは綺麗でした。

　私は予め問診表に書く事を整理して行きましたが、お店の性質上、受けたいサービス、プレイのイメージをはっきりさせてから訪れた方がよいでしょう。お店の規則の範囲内で客のM願望を可能な限り満たすサービス、そのための道具（鞭、ロープ、無料の豊富なコスチュームその他）や設備（室内の多数の鏡）、若干年齢が高めであるもののプロ意識が高くどんなシチュエーションにも対応可能な女性陣、問診表による入念な準備。このヘルス激戦区において、このあたりが店からすれば他ヘルス店と差別化を図れる要素であり、客からすれば箱にしては高めな金額と引き換えに期待出来る付加価値なのでしょう。

《PLAY》
　黒いボンテージ系の衣装をまとった嬢と対面。年齢は高めと見えたが、それでもお世辞なしに「お姉さん」と呼べるくらい。肌も綺麗だった。しかしまあ、嬢の発言とHPに載せているこの嬢の年齢に矛盾が見られたのもあり、学園系ヘルスのような若々しさは期待しない方が無難です。
　談笑しながらセルフで服を脱ぎ、シャワーへ。嬢は脱がずに、外から体を洗うのを手伝ってくれる。この間、私の希望プレイ（問診表に書いたもの）を、いかにして進行するかを考えていた模様。コース時間が短いため（初回だから40分にした）、「全てこなすのは難しい」とのこと。
　在籍暦の長い嬢のこういう時の対応を見るのもいいなと思い、「何かはしょってもいいよ」と言ってみる。「いや、待って。何とか時間内に全部やってみるから。その代わり一つのプレイが短くなるけど、いい？」プロ意識の高い嬢だ、と思い快諾。この時の嬢は仕事人の顔でした。

　シャワーから上がりアイマスクを被り、数秒沈黙を置いてから嬢が豹変しプレイ開始。一気に攻めモードになってきます。
　プレイ中は嬢のプロ意識、レベルの高さを感じる場面がいくつもありました。 ・アイマスクで視界を絶たれる事で、私もスムーズに私のリクエストした妄想の世界へ入っていけた。
・嬢の言葉責めは私が問診表に書いた妄想に過不足なく肉付けをしてくれた感じで、妄想がより現実にありそうなものになっている。
・問診表のフェチの項で「目線」に丸をつけていたが、嬢のエロティックな、Sな目線が絶妙。
・時間の短さを思わせない自然なプレイの流れ、嬢が服を脱ぐタイミングも絶妙。
・言葉責めの内容は私の名誉のために書きませんが、相当なレベルまで対応可能という印象。
　プレイ内容はアイマスクでの手コキ、アイマスクを外しての亀甲縛り、ベッドに横たわってのアナル攻め、鞭、顔面騎乗。この間も激しい言葉攻めを受け、顔面騎乗されながら「自分でしごいてごらん」ここまで徹底した攻めは他店ではなかなか味わえないでしょう。
　最後は手コキ、その間も嬢のキツい目線。男性視点で自分がどう見えるかを熟知しているかのような魅せ方。そのままフィニッシュ。気付けばＦがなかったが、短い時間内で十分のサービスを得られました。
　イッた瞬間に以前の優しい顔つきに戻り、早めの処理、手際よいシャワー。短い時間をフルにプレイに使ってもらったようです。
　ここからは通常のヘルス店のような談笑。嬢は「まだまだ開拓できそうだね」と言ってました。確かに、余裕があれば開拓したいところだ。

　メッセージ付きの名刺をもらい、退店前に私がいつもしている感謝の抱擁をしようとすると、嬢はひらり身をかわし、無言でドアを開ける。気付かなかったのではなく、明らかに気付いていたが、わざとかわしたのだろう。
　帰り際に頬にkissされるも、他の客の見送りと比べると淡々とした見送り。うーむ。このお店の求人広告に書いてある通り、触られるのが嫌なのか、私があまりいい客でなかったのか。。。

《評価》
【店舗】★★★★★
　広さ、清潔感ともに合格点。あちこちに貼られた鏡もいい感じ。
【店員】★★★★☆
　やや声が小さかったが、説明は丁寧だった。待っている間におしぼりをくれたのもよかった。
【嬢】★★★★☆
　プレイには相当のプロ意識を感じた。もう少し見送りがよければなぁ、という感じ。
【値段】★★★★☆
　Mなプレイが好きな人には高めの料金に見合ったものが得られると思う。
【総評】★★★★☆
　別れ際はけっこうお店の印象にも関わる場面。もう少しいい見送りをしてほしかった。

《寸評》
　こちらのM願望に可能な限り応えようという姿勢の見える優良店。嬢には若さは期待できないが、テクニック及びイメージプレイの演出は一流。攻められるのが好き、イメージプレイが好きという方にお勧めできるお店。

《退店後》
　今までにない不思議な気持ちになりました。肉体的にはスッキリしたものの、何かもの足りない気持ち。しばらく考えて、いくつかの結論にたどり着きました。
　こうしたアブノーマルな店に行く事で、アブノーマルなプレイの魅力も堪能しつつ、ノーマルな恋人プレイの良さにも、改めて気付いたのです。現にこの満たされない気持ちは、ここしばらく入っていないオキニの嬢（ノーマルな恋人プレイのお店）への恋しさでした。
　一つには、肩を抱くのを嫌がられた事で、普段そうした恋人感覚のことを嬢がしてくれる有り難さ。
　もう一つには、刺激的ではないけれど、ハズレなしで一定水準の満足感を与えてくれる嬢への有り難さ。
　そして、そんな有り難い事をしてくれる嬢への、せめてもの気遣いをする自分の気持ち。ヘルスには身嗜みを整え、体を入念に洗ってから行っていいますが、そんなふうに嬢を気遣う気持ち。
　今回は遠くまで来てアブノーマルな店で、あれもこれもと自分ばかり欲張りましたが、オキニに入る時の、自分だけではなく嬢も楽しめるにはどうしたらよいか？と考える自分の気持ち。嬢を少しでも楽しませたい、出来れば恋人気分で、それは難しいけれど、せめて気持ち良く仕事してもらいたいという気持ち、そのための行動。それによって得られる満足感。刺激はなくても、オキニだからこそ得られる満足感というものがある事に気付きました。私としてはなかなか大きな発見です。
　それ以外にも発見はありましたが、嬢と自分の名誉のために書きません。
　次はご無沙汰していたオキニに入ろう、と決心した帰り道でした。

　長文失礼しました。

　(H21.09.12)