〜©日本ピンサロ研究会〜

ヘルス「BODY HEAT」(池袋)

by VOXY氏


 その日は、改札を出ると真っ直ぐに店に向かった。
 昨日映画を見た帰り、ついでとばかりに店に寄って、在籍の女性の写真を確認させて頂いており、Yさんが今日出勤していることは判っていた。昨日確認させてもらう際、「写真見学のみですが…」と云って門をくぐった私に対して、低姿勢で親切に在籍女性を紹介してくれた店長の対応の良さも、私の足を店へと真っ直ぐに向けさせた理由の一つだ。
 昨日と同じ門を開け、階段を二階へ上る。初めて店に入った時の緊張感を思い出すが、今日はもう緊張は無い。階段を上る途中にセンサが私を検知し、店の奥で来客を知らせるベルが鳴るのが聞こえる。階段を上りきった右側の部屋が受付となっているのだが、その階段の最上段の両端には盛り塩がある。
 盛り塩は、客寄せのおまじないだが、中国の故事に由来するとの説がある。その中国の故事とは、『当時の中国の皇帝は、数多く囲っている妾の住まいを夜な夜な牛車に乗って訪ねるのだが、妾たちは当然自分の住まいを選んでくれることを望む。一人の妾が一計を案じ、自宅の門に塩を盛る。皇帝の牛車を引く牛は、その妾の住まいの前にさしかかると、大好きな塩を見つけ舐めだし、そこから動かなくなった。皇帝はやむを得ずその妾の住まいをその夜の伽の場とした。』…という内容なのである。料理店などにも置かれる盛り塩だが、このテの店に置かれてこそ、本来の使われ方に近いと思う。
 盛り塩に目を落としつつも受付に入ると、店長は愛想の良い声で「いらっしゃいませ」と云った。受付には腰下程度高さの机があり、私はその机を挟んで店長と向かい合うかたちで腰を下ろした。
 早速店長は今日出勤している女性の写真を机の上の並べる。Yさんの写真があることを確認しつつも、他の女性の写真にも目線を伸ばす。店長が見せてくれた写真は5、6人。何れも10代後半から20代半ばの女性である。私は一通り写真を確認すると「Yさんをお願いします。」と店長に告げた。
「Yさんですか、Yさんですと申し訳ありませんが、少し待ち時間を頂くことになりますが…」と店長。
「どのくらいになります?」と訊くと、
「そうですねぇ、約1時間程度のお待ちになります」時計を見ながら店長が応えた。
 つまり、Yさんは現在接客中なのだ。このような店ではあたりまえのことであるが、やはり、Yさんが現在他の客にサービスを施している想像をすると複雑な気持ちだ。もう一度机の上に並べてある女性の写真に目を落とし視線を走らせる。しばし写真を見ていたが、「待ちます」と応えた。店長に指定された料金を払うと、「それでは、○○様、一時間後に再びご来店ください」と云われ店を出た。

 私は近くの喫茶店でコーヒーを注文し、ポケットに入れていた小説の続きを読もうと頁を広げた。字面を目で追っているのだが、どうも物語が頭に入ってこない。再びYさんに遭える期待と、今Yさんが他の客にサービスしていることに対するモヤモヤとした気持ちとで、小説に集中できずに気が散っていくばかりである。私は本を読むことを諦め、前回二週間程前のYさんとの事を回想してみることにした。

 ホテルでサービスを受けるタイプの店については、興味があったが経験したことは無かった。平日の昼間、偶然空いた時間に案内所で割引券を見つけ、とりあえず「写真見学」に行ってみることにした。店長は気さくな人で、丁寧にシステム説明と現在指名可能な女性の紹介をしてくれた。店長の人柄に絆されたためだろうか、最初は見学だけのつもりが、説明を受けているうちにサービスを受けてみようかという気になっていたのかもしれない。
 「初めてなんで、写真でだけ見ても、どの娘がいいか良くわかりませんねぇ。」 と云う私に、店長は、「判りました、指名料は頂かないので、女の子は私に任せてください。必ず良い娘をつけますので。」と提案してきた。私は「じゃあ、お願いします」と、つい応えてしまったのだ。
 店長は立ち上がり、壁に貼り付けられた地図で待ち合わせ場所を教えてくれた。この店は、路上で女性と持ち合わせ二人でホテルに入るというシステムである。その待ち合わせ場所を教えてくれたという訳である。

 店から歩いて一分ほどの指定の待ち合わせ場所に着く。ついキョロキョロと周囲を見渡してしまいそうになる気持ちを抑え、タバコに火を点けようとすると、「こんにちは、Yです。」笑顔のYさんがあらわれた。
 Yさんは、黒でまとめたカーディガンにスカートといった大人っぽいいでたちである。大人っぽい服装とは裏腹に、とても人懐こい笑顔の優しそうな女性だった。身長は170近いだろうか、ふくよかなスタイルである。
 「こっちです。」Yさんはスッと私の腕を取り歩き始めた。初めは周囲の視線が気になったが、私達がどのような関係であるか周囲の街角を歩く人々に判るはずもなく、当り障りの無い世間話をしながら腕を組んで歩いているうちに、私は恋人同士で歩いているという錯覚じみた感覚に陥ってきた。
 正直に云えば、Yさんは特に私の好みの体形では無いのだが、こうして歩くうちに親近感が沸くのを感じた。路上で「待ち合わせるなど照れくさい」と思っていた私も、すっかり店のシステムにノセられてしまっていたということだろうか。

 程無くホテルに到着、ホテルまで5分程度の時間であったが、私は少し楽しい気分になっていた。Yさんはホテルのフロントでチェックインを済ませ「二階です」とエレベータに乗るように促してくれた。
 部屋に着くとYさんは店に連絡を取る云い、携帯電話で部屋番号を告げていた。この後、タイマーをセットしていたようだ。
 休憩もできるホテルとしては標準的な部屋だろう。しかし店舗内サービス型の店と比較すると当然格段に広いスペースである。また、二人っきりである感覚も落ち着く。店舗型の猥雑感も決して嫌いではないが、ホテル使用のサービスにはこういった良さがあることを実感した。
 Yさんは荷物をおろすと、「お風呂準備しますね」とバスルームに入っていった。手持ち無沙汰の私は、ベッドの上に座り、何の気無しにTVをつける。画面の中ではお決まりのアダルトビデオが流れていた。
 風呂の準備を終えたYさんが戻ってくる。浴槽に湯が溜まるまで、ベッドで隣同士に座り少し話をした。Yさんはこの仕事を始めて間もないこと、この仕事の前は派遣型のお店に登録していたこと、この形態のお店はお客の自宅に行くことも無く、ホテルも知った処なので安心なこと。派遣型の店に登録していた時に客の自宅に行くのは、ビデオをまわされることを警戒しなければならないなど、心配事が多かったとのことであった。
 私はホテルを使用する形態のサービスは初めてだったので「ホテルだと、お風呂が大きくていいよね。混浴も出来るし…」などと云うと、「じゃあ、今のうちにと」うがい薬を用意しくれた。今のうちに消毒しておけば、風呂でゆっくり…ということらしい。何やら楽しい展開になってきたの喜びつつ、うがいと歯磨きをする。
 湯が十分な量に近づいてくると、「そろそろ入りましょうかと」Yさん。私は半ば服を脱いでいたが、Yさんは上着を取っただけである。「脱がしてもイイ?」と訊くと、「じゃあ、脱がしてください」と答えた。私は興奮しつつもベッドに座ったYさんの服を脱がしていく。照れながらも私が脱がしやすいように体を動かしてくれるYさんを可愛らしく思う。
 手を止めて下着だけなったYさんを眺めた後、「恥ずかしいですよ」と云う華やかな色のブラジャーをはずすと、乳房が顔を覗かせる。予想通りとても柔らかそうな乳房だ。乳首は薬指の先ほどの大きさでやや上を向いている。触ろうとするすると、「下は自分で脱ぎます」と云って立ってしまう。
 裸になり、ロングの髪を髪留めであげたYさんとバスルーム入る。私の体にシャワーをかけ「まず体を洗います」と云って、Yさんは持参の液体石鹸を手にのせ、胸のあたりをマッサージするように洗う。タオルやスポンジを使わずに直に指や手のひらを使って、腕、脇の下と丁寧に洗っていく。やがて私の前で、床に膝をついてかがみ、矮小ながらも既に精一杯いきり立つ愚息を両手で包むように洗う。フクロから根元、カリそして先端まで丁寧に洗ってくれているのを興奮しつつ見下ろす。
 次に「私に膝の上に足を置いてください」とYさん。ソープランド程ではないが、丁寧な“洗い”に「なんだか申し訳ない」と口にする私に「きれいに洗いますから」と足の裏まで洗ってくれる。この時点でわたしはかなりYさんを気に入っていた。
 Yさんは、私の石鹸の泡をシャワーで流すと「先に入っていて下さい」と云う。私はたっぷとした大きさの浴槽の湯に浸かりながら、手早く自分の体を洗うYさんを眺める。洗い終わったYさんは「お邪魔します」と浴槽に入ってきた。浴槽の中で向かい合うように座る。服を脱がした時に“お預け”だった胸に触れる。Yさんの体を引き寄せ、湯面下ではYさんの右の乳房を左手で包む。このバスルームはホテルにしては珍しく大きな窓があり、スリガラスから昼間の日差しが入り込んできている。「あーお風呂はやっぱり気持ちいい、お風呂大好き」そんなYさんに「昼間からお風呂に入るのは優雅だよね」等と答えつつも、軽く両手で胸をさすり感触を楽しむ。大ぶりではないが、ほわほわとした柔らかい乳房だ。
 つと、唇を吸おうと顔を寄せると、Yさんもそれに応えるように目をつぶり顔を寄せる。唇も柔らかかった。私は、下唇をくわえるように吸い、やがて互いに唇を緩め舌をあわせる。Yさんの唇がゆっくりと動く。その間に胸をさすっていた腕を背中に回し、抱きしめるようにする。ひとしきり舌を舐めあったところで唇を離す。Yさんに半身になってもらい、右手で横から抱えるようにして左手は胸へ。
 私は若干の照れを感じて「こういう仕事だと、何度もお風呂に入らなきゃいけないから、肌がカサカサになっちゃたりすることない?」と訊くと、「そー、だから今日は無いけど、今度から入浴剤をもって来ようと思ってるんです。そうすれば、お客さんも肌がつるつるになるなぁ、と思って」「あ、それは嬉しいかも。」などと会話を挿みながら、再び唇を寄せる。
 口を吸いつつも、徐々に力を強く加えて胸をもんでいた指で、今まで避けていた乳首を刺激する。ひと時、Yさんの唇の動きに変化を感じる。口を合わせたまま、幾度か左右の乳首を交互に転がした後、左手をそろりそろりと下腹部へと動かす。
 同時に唇も顎から首を愛撫していく。毛の感触で、指先がYさんのあの部分への到達したことが判り、全体を三本の指で包むように触る。指で感じるYさんのソコは全体的にふっくらとした形だった。中指だけ軽く折り曲げ、手全体をゆっくりと上下に動かす。中指の腹で溝を沿うように手を動かしてみる。溝は上部から下部まで辿ることができ、Yさんの芽はソコの奥にあるようで、軽く触っただけでは正確な位置を見つけることは出来なかった。
 次に愛撫の箇所を首から胸へ下げようと頭と突き出すと、Yさんは、少し伸び上がり、湯に浸かっていた乳房を湯面に出してくれた。湯面から顔を出した乳首に吸い付きながらも左手の中指はYさんの溝を摩りつづける。Yさんも湯船の奥で手を伸ばし、私の愚息を軽く握るようにもてあそぶ。声にはならないが、Yさんの息がいが徐々に変化しているのが感じられる。「そ、そろそろ出て、ベッドの方で続きを…」とYさん。私も「そうだね」と云って浴槽で立ち上がった。

 私はYさんが渡してくれたタオルで体を拭き、ベッドで横になる。Yさんも体を拭きながら私の隣に来て「テレビつけたままにします?」と云う。私がリモコンでテレビを止めると、部屋の照明を暗くながら「どうしましょうか?」と訊いてくるYさん。「攻めてもイイの?」と訊くと、こくんと頷く。それではと、私は横になるYさんにおおいかぶさる。
 Yさんの腰の両脇に膝を置き、Yさんの体全体にやや体重をかけるように体を重ねる。たっぷり舌を絡めた後、「Yさんはドコが気持ちい人なの?」と質問してみる。ちょっと考えて、照れ笑いながらに「乳首です」と応える。じゃあ、とばかりに両の乳房を両手で持ち上げて回すように揉む。上を向いた右の乳首を舌先でチロチロと舐めてみる。次に舌全体を使って根元から先までの舐め上げを繰り返す。だんだんと乳首が硬くなってくる。Yさんも私の体をさすり始める。左の乳首も同様に舐め上げる。次に勃起した乳首を少し吸ってみる。「あっ」と小さく声を上げるYさん。どうやら乳首が感じるというのは本当らしい。
 Yさんの右足を一度少し持ち上げ、私の左膝がちょうどYさんの股間に当たるように体勢を変え、今度は少し大胆に掴むように乳房を揉んでいく。ピンと勃起した左の乳首をきつく吸う。右の乳首は、親指と人差し指でつまんで圧力を加える。「あぁ」と声を上げ、Yさんの体がピクッと反応しする。動いた拍子に股間に置いた膝にYさんの秘部が押し付けられる。Yさんは一度腰を引くが、力を抜くと再び膝に押し付けられる。右手で肩を抱え、左手と口とで両の乳首を刺激する。「あっ、あっ、あっ」Yさんのこらえるような声が次第に断続的になり、体もうずうずと動き出す。
 硬くなった乳首にそっと歯を立てると大きな声をあげた。「痛くない?」と訊く私に、Yさんは喘ぎ声を飲み込んで、「んっ…大丈夫、気持ちいい、です」と応え、また喘ぐ。一度大きな声を出した為か、もう抑えることもなく、弾む息づかいにとともに、はっきりと声を出している。喘ぎながらYさんは、左手を私の股間に伸ばし太腿の付け根をなでまわし、そして愚息を握ってくる。軽く上下に擦るだけだが、Yさんのしっとりとした手のぬくもりが気持ちいい。
 次にYさんの左側に移動し、唇と右手で乳房を攻めつつ、左手を下に伸ばす。中指で溝をたどり上下する。しばらく外側で上下させてから、溝の下部で指先を少し差し込んでみる。Yさんの内側は既に濡れていた。乳房から唇からを離し、Yさんの顔を見上げてみる。私が見ているのは判っているのだろうが、Yさんは恥ずかしいのか目は合わせずに「あぁ、あぁ」と声を出している。
 私は、入り口付近のぬめりを中指に絡め、そのぬめりを内側全体に広げるように裂け目をゆっくりとかき回す。入り口に指先を戻すと、ぬめりは更に溢れ出してきている。今度は絡めたぬめりを裂け目の上部に持っていく。Yさんの芽は深いところにあり、指が触れるとYさんは「うっ、あぁっー」と声を出した。中指をぬめりでたっぷり濡らし、芽の上でゆっくりと上下させ、指の内側全体を使って圧力を加える。指の上下運動を繰り返していくと、Yさんの腰が合わせるように動き出す。くちゅくちゅと音が聞こえる。
 愚息を握っていたYさんの左手にも断続的に力が入ってくる。私は手の振りを大きくして、入り口から芽までをなで上げるようにする。下の入り口からは、ますます液体が溢れてきており、肉裂から零れそうだ。スルっと指を入れてみる。Yさんは声をあげ、嫌がる風でもない。更に中指を奥に差し入れると、Yさんがクッと締め付けてくる。指を前後に動かすとクッ、クッと吸い付てくる。Yさんは、先ほどのように息が切れるようには喘がないが、声をあげ気持ち良さそうにしている。指先をもう少し奥へ進め、天井を撫でてみる。やはり気持ち良さそうに目を閉じている。痛くないかと訊くと、「ううん、気持ちいい」とこたえる。しばらく差し入れた指をあれこれと動かしてみるが、Yさんは、気持ち良さそうにしているものの、激しく感じる場所は見つけられない。
 一度指を抜き、再び芽を攻めてみると「はああんっ!」と体を仰け反らせ声をあげる。Yさんの急所はどうも芽らしいと狙いを定める。再びYさんの上にかぶさり、左手をYさんの股間に這わす。右手と口で乳房を刺激しつつ左手は芽を攻める。まずは軽く、そして徐々に圧力を加える、動きはゆっくりと。
 激しい喘ぎが戻ってくる。乳首を吸う。喘ぎの中に気持ちいという言葉がまじる。Yさんの腰は波打ち、自分から押し付けて来るように動く。「あ、駄目っ、イッちゃうかもっ」芽を擦り上げる際に、人差し指と薬指で唇を左右に広げ、中指で芽の包皮をめくるように指を動かす。Yさんは私の背中に腕を回し、ギュっと抱きつく。私は口に含んだ乳首を軽く噛む。人差し指と薬指で芽の両脇を広げ、露出した部分を中指でコリコリと刺激していく。
 一際大きい声を上げ続け体をよじるYさん。そして、クッと伸びをするようにして、Yさんの腰の動きが止まる。Yさんの体から力が抜ける。手を止めると、Yさんが口で息をしている音が聞こえる。Yさんは、そのまま下から私を抱きしめている。しばらくして息が落ち着くと、「もうっ、Yをイカせてどうするんですかぁ」と私を抱きしめていた手で私の背中を軽くたたいた。「本当にイったの?」と訊くと、Yさんは「うん」とうなずいた。

 ひと心地つくと「それでは、今度はYが…」と体を起こして、寝転ぶ私の上にまたがる。私の頭を抱えるようにして唇をあわせてくる。Yさんの舌が侵入してくる。舌を絡めたキスの後、私の乳首を愛撫する。Yさんは、舌先で乳首をこちょこちょと舐め、「くすぐったいですか?」と訊いてくる。「くすぐったいけど気持ちいい」と応えると、逆の乳首を、音を立てて舐める。愛撫は乳首から腹へとゆっくりと移っていく。足の付根の辺りまで丁寧に愛撫してくれた。
 Yさんは、私の広げた足の間で膝をそろえ、両手を愚息の根元に添えて先っぽを口に含む。口の中で愚息の先をチロチロと舐める。「あ、俺早漏だから、ゆっくりやって下さい」と云うと、「じゃぁ、こっちだったら大丈夫ですか?」とフクロを舐め始めた。
 頭を少し上げ、私の股間に顔を埋めているYさんを見た。いつのまにか髪留めで止めていたYさんのロングの髪はほどけていた。髪の毛を耳にかけ直す時も、Yさんはフクロから口を離さない。Yさんの頭の後ろでは、突き出したお尻が、頭の動きに合わせて前後に揺れている。Yさんの玉舐めは丁寧だった。頭を深く沈めて、アリの門渡りから竿の根元まで、吸うように、または舌全体でベッタリと、何度も舐め上げる。特に吸われるようにされると腰のあたりから鳥肌がたつような感覚がして、思わず「気持ちいい」と云ってしまう。Yさんは、たまに私の顔を見て目で笑う。…と
 「ピー、ピー、ピー、ピー、ピー…」時間を告げるタイマーが鳴る。Yさんは一度私から離れタイマーを止め、すぐに戻ってくる。「もう、時間?」と訊く私に「まだ、大丈夫ですよ」と応える。再び私の股間に座り込み「口にしますか?それとも…」とYさん。素マタが苦手な私は、口でお願いすることにした。
 Yさんは、私の竿の部分を横から笛を吹くように根元から先へと愛撫する。カリの部分に達すると舌を尖らせて隙間に差し入れる。何度か根元から先まで愛撫した後、先を口に含む。しばらく先の部分を口の中で転がし、おもむろに深く咥え込む。奥まで咥え込むと吸引しながらゆっくりと頭を上げていく、唇がカリまで来ると再び深く咥え込む。このねっとりとしたストロークを繰り返す。気持ちの良さについ差し出した私の手をYさんが握ってくれる。数分もしない内に私は達しようとしていた。「だしてもイイ?」と云う私に、愚息を咥えながら頷くYさん。ストロークはやや早くなり、ヒネリも加えられる。私の手を握り、頭を左右に振りながら上下させるのは、なんともいやらしい光景だった。程無く「あぁっ」と声を漏らし、私は果てた。
 私が放出した後も、Yさんは、しばらく愚息を咥え、頭をゆっくりと上下に動かし、片手を添えて、管に残った私の液を吸い出してくれた。やっと口を離したYさんは、私の液を口に含んだまま、ティッシュで愚息をきれいに拭いてくれた。私の液を口に入れたままのYさんは、身振りで私に「ちょっと、待ってて」と伝えトイレに入る。トイレで口から出しているのだろうが、その姿を見せない心遣いが嬉しかった。

 戻ってきたYさんに「気持ち良かった、ありがとう」と云うと、Yさんは笑った。そのまま手をつないでバスルームへ。体を洗ってもらいながら「あっという間だねぇ」と云うと、「ホテルだとちょっと落ち着いちゃうからですかねぇ。もっと長い時間だともっとユッタリできて楽しいんでけど…」とYさん。Yさんが自分の体を洗っているときには、私は浴槽へ。洗い終わったYさんを誘うとYさんも浴槽へ入ってきた。少しだけ浴槽で戯れた後、シャワーを軽く浴びてバスルームから出た。

 服を着ながら、「タバコ吸う時間ありますか?」と訊くと、Yさんは「大丈夫です」と応えたが、そのとたん、再び時間を告げるタイマーが鳴り、更にYさんの携帯電話のベルも鳴った。顔を見合わせて笑う。Yさんは携帯電話に「今着替えてるところです」と云った。結局、Yさんは、タバコを勧めてくれて、一本吸い終わるまで部屋を出ようとしなかった。

 ホテルのチェックアウトを済ませたYさんに、「これからどうするの」と訊くと、「待機場所があるのでそこに戻るの」という。駅まで行くという私に「途中まで一緒ですね」と腕を組んで歩き始める。「もし良かったら、また来てくださいよー」と云うYさんに、「うん」と応える。「Y、お酒飲むの好きなんですよ。今度来てくれたら途中でお酒買ってって、ホテルで飲みましょうよ。昼間からお風呂に入ってビール飲むなんて優雅だと思いません?」と笑いながらYさんは云った。信号のある交差点まで来て、「じゃあ、俺はここからこっちに行くから」と腕を解く。Yさんは笑って「じゃあ」と軽く頭を下げてから手を振ってくれた。

 …というのが、前回のYさんとの顛末である。前回のことを詳細に反芻しているうちに時間が経過したようだ。喫茶店の時計を見ると、既に店長との約束の時間の5分程前だった。私はコーヒーの勘定を済ませ、表に出る。「Yさんは私のことを覚えているだろうか」と思いながら店に向かった。

店  長:★★★★☆(とても腰が低く丁寧な方でした)
システム:★★★★☆(久々に入ったラブホテルは楽しかったです)
女の子:性  格:★★★★☆
 :サービス:★★★★★
 :ルックス:★★★☆☆

 お店は、池袋徒歩北口2〜3分の「BODY HEAT」というホテル利用型のヘルスです。料金は近くの無料案内所に置いてあった割引チケットを利用して初回限定で
・通常50分(+10分)
・¥14,000(ホテル代含む)
*割引券のサービス内容は色々変わるようです。
通常料金は以下をどうぞ、初回ならば案内所の割引チケットがお得だと思います。

 会員になるとメンバーズカードがもらえます。メンバーズカードには10回分スタンプ押せるようになっていて、2回目、5回目、8回目、10回目にはそれぞれ割引サービスがあるそうです。また、10回分たまると特別会員(?)となり、それ以降は、特別料金(割安)となるそうです。

 初めてのホテルヘルスは私にとって、とても楽しいものでした。今回はこちらからの攻め中心でしたが、注文によっては女の子の方から一方的に攻めてもらうことも可能だと思います。
 ただ、あんまりプロのお仕事は期待できないお店のような気がしました。サービス内容がかなりの部分女の子に任されているみたいで、女の子によると思います。その分、プレイの進行はかなり自由度が高いと思います。
 時間はホテルの部屋に入ってから出るまでとなっているようです。時間の長いコースだとホテルのグレードも上がるそうです。ホテルの住所は池袋1丁目3番地付近でした。
 必ずしもデラックスな部屋が使える訳ではないので、内装がゴージャスな店舗型のヘルスと比べるとドッチもドッチといったところだと思います。しいて特典を挙げれば、ヘルス嬢と街を歩ける(ただし、ちょっとだけ)、ということでしょうか?
 また、ホテルでラブラブプレイをしていると自然と本番をしそうになってしまい、プレイ中「この状況なのに本番無し」ということに、若干の戸惑いを何度か感じました(笑)。

 実はこの後、都合によってYさんとはお相手してもらうことが出来ずに、店長が進めてくれたKちゃん(素人から入店4日目)という娘と遊んできました。Kちゃんとのことは、また機会がありましたら。
 近日中に、もう一度Yさんにお相手していただきたいと思っています。

 (H15.04.30)