〜©日本ピンサロ研究会〜

ソープ「アリエル」(吉原)

by るねぱぱ氏


 12月16日 外は季節外れの強風が吹き荒れている。
 神谷あきら(仮名)は少しあせっていた。ここ10日ほど残業が続き、精神的に少々まいっていたので、お昼休みに喫茶店にノートパソコンを持ち込み、ソープのHPを見ながらある女性を8時に予約しておいた。もう6時半になるのに仕事が終わる気配はいっこうにない。もう我慢できない。
「課長、すみません。今日だけはちょっと所用があって帰らせて下さい」
「神谷君、困るよ。みんな働いているのに」
 課長が言い終わらないうちにバッグとジャケットを小脇に抱え、急いで駅まで走った。鴬谷の南口に着くとすでに7時半だ。神谷はさっそくお店に電話をかけ、送迎車を待つ。「神谷様ですか」
 黒い服を着たボーイが恭しく挨拶をした。セルシオの後部座席に乗ると車は発車し、言問通りから花園通りに入る。信号を左に曲がると今日予約した「アリエル(現 ティンカーベル
」に到着した。
「神谷様、こちらです」

 通された場所には人がやっと2人座れるだけの椅子が2組置いてある物置部屋のようなところでかなり狭い。すでにお客が3人座っていたがみんな窮屈そうだ。一番奥に座って待っているとボーイがやってきて、更に奥の空間に通され、そこでお金を払った。
 アリエルは60分2万2500円から遊べるが、神谷は60分では短すぎると思い、90分3万1700円のコースを予約していた。アリエルは総額の全額を最初に払う方式で、終わってから女の子にサービス料を払う必要はない。
「すみません、ちょっとトイレ」
そう言って用を足す。おしぼりを受け取り、手を拭く。ソフトドリンクを注文すると、
「すみません。うちはそういうのはお出ししてないんです」
そう言って左を指差す。廊下に自販機が設置してあり、お客はお金を払って好きなドリンクを飲むようだ。安いお店だが、ここまで経費節減をしていると少し白けてしまう。
 ドリンクを飲みながら待合室で渡されたアンケートに記入する。最初にプレイの流れ。これはベッドとマット、両方を同程度でやってもらおう。そして好きなプレイ項目のキス、フェラチオ、アナル舐めに丸を付けた。かなり押していたようで、5分もするとすぐにご案内となる。

 エレベーターの中に白いワンピースを着た女性が立っていた。今日指名したりさ(仮名)というコなのだが、写真とかなり違う。写真は茶髪のうえ、かなりギャルっぽかった。年は22歳と書いてあり、若々しく、尚も初々しさも残っていたのだが、実際のりさは25〜26歳くらいに見え、やや仕事疲れしているように感じた。最近どうも写真の技術の向上からか、雑誌もインターネットも信用できなくなっている。これならフリーで来たほうがましだったかも。
 エレベーターで3階に上がり、部屋に通されると意外に広いのに吃驚する。総額6万円以上の高級店でアリエルよりも狭い個室しかない店は相当ある(アンジェロ、クラブワールドの倍近くある)。りさは満面の笑みをたたえながら、
「今日は指名してくれてありがとうございます」
と丁寧に頭を下げる。その態度に好感が持てた。ベッドに座り、少し話しをしていると緊張感が薄らいでいくのがわかった。
「脱いで下さい」
 そう言うので全裸になるとりさは服をきちんとたたんで篭の中に入れる。やがて彼女も全裸になった。やや小振りだがツンと上を向いたカタチのいい乳房。ヘアーは薄めのうえ上付きとみえ、少しヴァギナの割れ目が覗いていた。へそに付けられたピアスがかわいい。顔は並だが、足が長くスタイルはなかなかいいうえに、身体全体にみずみずしさも漂っている。
「こちらに来て下さい」
 スケベ椅子の上に座ると、泡をたて、やさしい手つきで全身を洗ってくれる。神谷のペニスは少し反応した。椅子洗いはなく、そのまま浴槽に入る。りさは先ほど神谷が書いたアンケートに目を通し、少し遅れて浴槽に入ってきた。
 腰の下に太ももを入れると神谷の下半身が水面に出た。最初は袋から、そして舌先をゆっくりと裏筋からカリにかけて這わせていく。上と下の唇でふんわり包み込みながら、根元まで咥え、やさしくスロートしていく。それと同時にネットリと舌全体を絡ませてくる。なかなか巧みな舌遣いに、神谷のペニスはりさの口の中ではちきれんばかりに膨張した。
「じゃあ、マットしようね」
 りさはフェラチオを中止し浴槽から上がるとマットを準備し、その間に神谷は歯磨きをした。
「いいよ〜。最初はうつ伏せになってね」
 神谷がマットの上にうつ伏せになると、暖かいローションをかけられ、りさの生暖かい舌や乳房が背中からお尻にかけてゆっくりと這いずり回っていく。やがてひょいとお尻を持ち上げられ、りさはアナルをチロチロと舐めた。同時に下腹部に指を伸ばしてペニスをしごく。神谷はこれが1番弱く、つい喘ぎ声を漏らしてしまった。思わずイキそうになったほどだ。しかしりさの攻めはここからが真骨頂だった。
 仰向けにさせ、乳首をじゅるじゅると舐められるのだが、思わず身体に力が入ってしまうほど感じてしまう。足の指も一歩ずつ丁寧に舐めていく。身体の上をりさの舌が、乳房が自由自在に動き回る。ああ〜、気持ちいい。ソープ遊びの醍醐味はやはりマットだろう。身体が疲れがすーっと引いていくのがわかる。そこから再び袋を舐められ、またもやペニス全体にネットリ舌を絡ませつつ、上下の唇でふんわり包み込みながら啜っていく。このフェラチオに神谷は暴発寸前だった。その雰囲気をりさは察したようだ。
「ふふふ。もう○れる?」
「うん。○れてくれっ」
 そう答えると、りさはオクチを使ってスキンを付け終えると、ゆっくりと跨がってきた。ペニスは根元までヴァギナに包まれている。ここからりさは巧みな腰遣いを披露してくれた。膣壁にカリが擦れるように振ってくるのだ。膣壁の襞々がペニス全体に絡みつくような感触がする。神谷もりさの動きに合わせるように突き上げていく。
「あんっ、いい、いいーっ。あっあっぁーっ」
 りさは大きな喘ぎ声を上げる。神谷はあっという間に限界に達した。りさはゆっくりと腰を上げ、やさしくスキンをはずした。
「うわ〜。いっぱい出たね」
「そうだね。しばらく忙しくてセックスしてなかったから」
 その言葉にりさは、クスッと笑った。ローションを洗い流してもらい、再び一緒に浴槽に入り、チュッとかるく唇を重ねた。
 腰にタオルを巻き、ドリンクを飲みながらベッドで楽しいトークが続く。やがてりさが肩にもたれかかってきると、濡れるような瞳でじっと神谷を見つめながらこう言った。
「もう1回できそう?」
「うん。たぶん大丈夫だよ」
 そう言うと、神谷はそのままりさをベッドの上に押し倒す。唇を重ねるとりさの口が開いた。舌と舌が絡み合い、甘い蜜が流れ込んでくる。左の乳房をやさしく揉みながら右の乳首を舌でころがすように舐め回すと、りさの口から喘ぎ声が漏れた。そのまま右手の指先を股間に伸ばし、クリトリスを擦った。りさの身体が一瞬ビクンと波打つ。どうやらクリトリスがかなり敏感らしい。それならばと、包皮を剥き、あらわになったパールピンク色のやや小粒のクリトリスを舌でころがすようにクチュクチュ音をたてて啜る。膣奥からは愛液が滲み出て、独特の甘酸っぱさが神谷の舌先に広がっていく。執拗に舐め、膣の中に中指を入れてザラザラしたGスポットを探し当てると弄ぶ。
「あんっ。んんん。あーっ。あっあっあっ」
 静寂した部屋にりさの喘ぎ声が響き渡る。すでにペニスはおおきくそそり勃っていたが、りさにたっぷりしゃぶってもらい、スキンを付けてもらうとすでにグッショリ濡れたヴァギナに突き刺した。
「あーっ」
 身体を弓なりに反らし、悲鳴ともとれるせつない声が漏れた。そのまま突き進んでいくとりさは身体の奥底から快感が沸き上がってくるのか、眉間に深いシワを寄せている。これは仕事だ、相手はお客だと思っていても身体のほうが勝手に反応してしまうのだろう。神谷がりさの胸元に覆いかぶさると、そこは柔らかく、ほんのりとオンナの香りがした。神経を集中して腰を振るものの、しかしどうも仕事の疲れがたまっているのか神谷はイケそうにない。別にそれほどオンナに飢えているワケでもなく、1回射精した事ですでに精神的に満たされていた。神谷はりさから身体を離す。
「えっ、まだイッてないのに…」
「いいんだよ。それより、もっと話そう」
 最近神谷はセックスの後のピロートークが何よりも気に入っている。りさは先月雑誌の取材でサイパンにロケに行ったらしい。神谷は社員旅行で二度サイパンに行っており、会話か弾む。しかしやがてりさが時計をチラッと見る。どうやら時間が来たようだ。急いで身支度を終えた。
「りさちゃん、今日は本当に楽しかったよ」
「本当?そう言ってもらえると、私もうれしいっ?」
 りさは再び目を潤ませ、唇を寄せてきた。神谷はりさの腰に手を回して抱きしめ、チュッとキスを交わす。その時無情にもブーッと終わりを知らせるインターが鳴った。神谷はりさと手を繋ぎ、エレベーターへと向った。
 後待合室に通され、アンケート用紙を渡されると、点数の欄に100点を付けておいた。実際に遊んでみるとりさはなかなか気立てのいい女性だった。見かけで判断してはやはりいけないようだ。

 やがて送迎車の用意ができ、鴬谷駅に向う。神谷は駅に上る坂のところで降ろしてもらい、脇の道路に入る。そこに美味い焼き鳥を食べさせるお店があるのだ。とりあえずチューハイを頼んで咽を潤し、カシラとハツと砂肝を塩で、そしてレバーをたれで2本ずつ頼む。さあ〜これでリフレッシュできた。明日からまた仕事が忙しくなりそうだ。

キャスト 
神谷あきら→るねぱぱ
りさ→アリエルには「り○」と、「り」の付く女の子が4人在籍しており、これはノンフィクションです。ヒントは本文中にけっこうちりばめてありますので、興味のある方はHPを見ながら相手をしたのは本当はどの女の子か想像して下さい。
 さて、採点です。

ルックス ★★★ り○ちゃんごめんなさい。顔は本当に並です。雑誌でサイパンロケに行ったって言うけど、悪いけどそんなにかわいくないよ。
サービス ★★★★ まずまずのテクニック、サービスでした。
料金 ★★★★ 小生としてはけっこうお得な料金だと思います。  総合 ★★★★★ 最初はまた写真詐欺に遭ったとガッカリしましたが、いざプレイが始まると恋人ムードでなかなか良かったです。他にもいいコがたくさんいるようで、また行きたいですね。ちなみに昼の12時までに入るとフリーのみ90分総額2万500円で遊べます。

 小生も大阪に行きたいところですが、所用がたまっていて残念ながら断念。来年は冬弥さんと大阪巡りをしてみたいと思っています。

 埼玉支部 主任調査員 るねぱぱ (H16.12.22)

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調査部から補足事項
本店舗は他に,山チャン氏(H15.10.27),シンキチ氏(H16.09.07) がレポートしております。
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