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研究ノート「性感染症類似症例〜尿道炎および亀頭包皮炎〜」

by 先走り二等兵氏


●亀頭包皮炎、尿道炎の治療例●

いつもお世話になっております。
愛知の先走り二等兵でございます。
ちょうど胃の腑が絶不調だった時期に、抵抗力低下に伴った亀頭包皮炎と尿道炎の治療をしたので、報告致します。

●経緯●

1.金津園合同から3日後くらいでしょうか、亀頭包皮炎の症状である亀頭の赤みと、皮が腫れているような感覚を覚えました。
ただ、この時点で食欲不振や慢性的な胸焼け、みぞおちの痛み等の真っ最中で、後回しにしていました。
この時点で、nlk氏の順序とは逆になります。
症状の出方には個人差がある、という好例なので強調させて頂きます。

2.胃の腑が絶不調でしたが、なんやかんやで調子が良くなると、皮や亀頭がパンパンになっている感覚が強くなります。
ついでに言えば、自慰行為で皮が切れやすくなってしまいました。
通院の予約をして、胃の腑の薬が終わり、さらに1日空けたタイミングで投薬できるようにしました。
薬学は門外漢ですが、薬効をフルに実感できるように、風俗復帰は遅れますが健康第一です。

3.通院前日に、膿のようなものを確認。
排尿時にやや痛みというか、違和感というか、通りが悪い感覚がありました。
因みに、nlk氏が「結石のような感覚かも?」とされていましたが、経験者として申し上げますと、アイツ(結石)はもっと凶悪です。
排尿するなら死んだほうがマシ、という痛みです(涙)

4.通院時にひと通りの診察を受けます。
きちんと医師には、病歴はもちろん金津園でのお遊びとそれ以降はお遊びしていない事を申告。
クラミジア等の検査を行い、抗生物質の投与、塗り薬の使用を開始。
胃の腑のおかげで、包皮炎症状が発現する前から風俗遊びを自粛していた為、割と真人間に見えていたと思います(笑)
そんなことより、万一、クラミジアや淋病に罹患していた場合に撒き散らす事もなかっただろうから、それも安心しました。

5.数日後、検査結果は陰性。
ついでに申し上げますと、亀頭包皮炎の原因がカンジダの場合は抗生物質で悪化しますので、治療方法が変わってくるみたいです。
ただ、初見で即断はできず、今回は尿道炎も併発しているので抗生物質を先行して飲み、 検査結果と状況に応じて塗り薬を変える、という事になりました。
具体的に言えば、塗り薬にも抗生物質が入っていたのですが、塗り薬をステロイドのみが入っている物に変えるという事です。
結果として、抗生物質投与後、約3日後には膿は完全に無くなり、違和感も無くなりました。
包皮炎はやや時間がかかり、通常の状態に戻るまで7、8日ほどといった所でした。
症状が改善次第、通院不要と言われたので、通院は1回で終われました。

胃の腑、包皮炎で6月下旬から7月上旬は治療。
7月半ばには万全となりました。

●原因、投薬内容、共有事項●

原因:免疫力低下による常在菌が原因と推測
検査:梅毒、淋病、クラミジア等→陰性
診断:非カンジダ性の亀頭包皮炎からの尿道炎
投薬:アジスロマイシン250mを4錠を1回
   抗生物質、ステロイド混合軟骨「リンデロンVG」を症状改善翌日まで
共有:抗生物質は血中に1週間ほど残留する為、服薬期間は禁酒が望ましいです。
また、ステロイド治療中は飲酒厳禁です。
主に性病治療中に禁酒令を医師から出されるのは、コレが主な理由です。
私の場合、包皮炎症状がなくなったと感じるまでが相場より短いのですが、
なんやかんやあって最終的に1ヶ月以上経ってから風俗復帰した為、包皮が切れやすい状態自体はいつ回復したかは不明。
症状改善後も菌が残っているケースもあり、再発しやすいようです。
塗り薬は症状改善翌日まで使用しました。
更に翌日、全く問題なし。
タイミングが合わず、8月辺りから風俗復帰しましたが現在まで再発兆候はありません。

●おわりに●

今回は尿道炎の痛みはほぼありませんでしたが、包皮炎症状があった時期は裏筋辺りが被服に触れた時や、カリの辺り、皮そのものが腫れた痛みが1番辛かったです。
誤解が無いようにお伝えしたいのは、常在菌は通常悪さをしない菌であり、普通の人には普通に存在する菌です。
ただ、バランスが崩れてしまうと害を成すまでに増殖し、炎症が起きます。
また、ステロイド薬を過剰に恐れる方もいらっしゃいますが、抗炎症として短期間使用するには良いお薬です。
長期間医師の指示無く使用したり、健康な方が使うのはもちろん、免疫力低下や副作用が出ますが。
今回は抗生物質を含む軟膏により、かぶれが起きる事を抑える為にもステロイドが混合されています。
抗生物質単体だと、デリケートゾーンには刺激が強すぎてかぶれが起きやすく、逆効果になる場合もあるので、必ず医師、薬剤師の指示を守っていただきますようお願い致します。

あらゆる症状は2週間以上経っても続く場合には、自己治癒の限界を超えている可能性があります。
どんなに忙しくても、医師の診断を受けた方が良いと思います。
健康第一、身体が資本。
まあ、見た目でわかるものはもっと早め、ですかね...

 愛知支部長 先走り二等兵 (R05.10.30)

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