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調査メモ「現在の名古屋風俗について」

by 先走り二等兵氏


 いつもお世話になっております。
 愛知支部の先走り二等兵でございます。

 今回は、ちょっと時間をかけて名古屋市全体で見た風俗の現況について報告いたします。地区を限定したものではありませんので、薄味な内容になったかと思いますがご容赦ください。

●名古屋とは●
 まず今更感満載の当たり前体操ですが、名古屋市は特別区の東京中心部を除いて横浜、大阪に次ぐ3番目の人口規模を誇る街です。2018年に政府発表された我が国の中枢中核都市であり、西日本でも人口規模では大阪に次ぐ都市。それが名古屋です。
 中核市の要件を満たした一宮市、春日井市がお隣さんということもあり経済規模は大きいです。
 だがしかし、その規模に見合う風俗街を持っているかは、正直なところ疑問の余地がございます。東京は別格としても、福岡には中洲、大阪には中心部にホテヘル街があり人口規模に見合う供給がなされています。
 同じく中枢中核都市であり、法定人口数10傑のうち6都市が西日本本部管内ですが、訪問歴のない神戸、京都、広島との比較についてはコメントを差し控えさせていただきます。

 名古屋について、大阪や福岡と張り合える部分としては、おねーちゃんと飲める繁華街「錦三」がございます。かつては東京銀座や大阪北新地を上回る地価上昇があり、名古屋嬢ブームで名を馳せたキャバクラ、ややお高めの高級クラブや庶民には縁遠い会員制超高級クラブが軒を連ねていました。
 今でもややこざっぱりと、西友よろしくのカカクヤスクでディスカウントされた印象のキャバクラもあります。ですが、やはりやや高めの印象がございます。これに伴い、近隣の錦から栄地区は他県と比べて高めの設定です。
 安く楽しめるキャバレーに至っては、花園系列のみではないでしょうか。また、近年では名古屋は魅力度の低い大都市という有難くないレッテルが貼られ、北新地よりも高級イメージが低く、中洲よりもカジュアルさに欠ける印象があります、、、正直、客引の悪質さは西日本随一と思っていますので充分ご注意下さい。
 とは言え、売上日本一のキャバ嬢と謳われた「エンリケ」嬢がつい最近まで居たのも事実。「夜の魅力」が完全に失われたわけではありません。

●名古屋風俗概況●
 さて、問題の風俗。箱店については、10年単位で見れば激減と言ってもいいと思います。かつては駅西と呼ばれた名古屋駅の新幹線口方面は、日々新たなピンサロ(名古屋で言うキャンパスパブ)が生まれ、中には「フードル」なんて呼ばれている女の子もいました。価格はイベントが常時あり、そのせいもあってか3,000円から6,000円くらいがコア層でした。まあ、名古屋独自の入場料というシステムのせいで実際は4,000円から7,000円くらいが一番多い印象でした。
 そのピンサロがいつの間にか消えていく過程で、ある店は家賃滞納で霧のように消えた影響により風俗店に貸さなくなったビルがある、という噂があったり(ビル名は差し控えます)、諸般の事情によりブルー系をはじめとした代表的なグループが瓦解。これは名古屋駅周辺のみならず、池下や熱田、栄や新栄周辺まで影響が出ました。
 中でも大きな影響を受けたのが、熱田区。ブルー系をはじめとした店が多い印象でしたが、神宮周辺は「精進落とし」という思想からか、かつては青線地域だったという噂もあります。実際、玉さんからは「あそこに前は〇〇があった」という懐かしい風俗店の跡地を伺う機会もありました。
 今では、僅かに「マネキン」と「ニューヨーク」、六番町まで行ったところにピンサロが1軒という状況にまで追い込まれています。同様に細々と続いていた鳴海のヘルスも姿を消し、栄セラックスビルもパステル以外は姿を消しました。
 また、名駅周辺には私が覚えている限り3店ほどは徒歩圏内にソープがありましたが、ほぼ同じ時期に閉店しました。名古屋駅周辺に関してはリニア建設の影響による立ち退きが一番かと思われ、今や風前の灯です。
 こういった背景には、名古屋市内の殆どが既得権益による個人営業の店が姿を消してしまったという現実もあるようです。これらの事情から並びが歯抜けになり、他地域に比べて練り歩きがしにくい状況が生まれたと考えられます。

●比較的店がまとまった地域●
 チサンマンション、東新町(栄)あたりが比較的まとまりがありますが、15年ほどですっかり縮小された印象です。納屋橋、新栄、池下あたりはさらに歩きやすい印象で、店舗数の増減がここ数年は緩やかに感じます。駅からの距離は、池下→新栄→チサン=東新町→納屋橋の順に体感としてですが、近いです。納屋橋は他と比べてちょい歩きますので、ご注意下さい。
 一方で、大門はソープ街とは呼べないくらいの規模になり、個人で経営している店は駅前ソープと同じ運命を辿るものと思われます。
 名古屋のソープが金津園と決定的に違うのが中村遊郭は比較的早くに売防法対策として「自主廃業」という道を選んでしまった店が多く特殊浴場としての道を放棄してしまった経緯があります。その為、吉原や金津園のような体制やルールが作られることが無く、自然消滅ありきの条例となった事は容易に想像できます。抵抗はしたのでしょうが、組合としては白旗を上げてしまうと既得権益による営業以外は非常に苦しいと言わざるをえません。なので、名古屋でソープに行き始めてから「社長は嫌いだけど死なないで欲しい」「ママが死んだら店も終わるから身の振り方を考えている」という話はよく聞きました。経営者の死がほとんどの店の死になっているのが、名ソーの実状でしょう。
 金津園も現在の条例運用になってから厳しくなってますが、名古屋は更に悪い状況に見えます。

●かつてはヘルス王国だったが、、、●
 現実問題として、箱店は新たに申請しても許可が下りる事は無いでしょう。風俗店は不許可地域がほとんどで、前述通り既得権益として店が存続しているだけですから、申請すら出来ないという方が正しいかもしれません。法人化した親会社が経営しているケースは、存続は出来ても増やすのは同様に難しいでしょう。
 しかし、デリへルは勝手が違うらしいです。実際、かつてのピンサロのように減ったり増えたりで、正確な営業店舗数がよくわかりません。発地域となっているねが、千種区や中区が多い気がしますがその限りではなく、市内の中心部には満遍なく店があるようです。
 同じくらい勢いがあるのが、エステ店でしょうか。デリエステ、店舗型エステ、共に極端な増減が無い代わりに長く営業している店が多い印象です。
 勝太郎さんの統計でもデリエステの利用やレポが増加傾向なようですので、風俗利用者全体の年齢が上がった事が影響しているのかもしれません。
 注意としては、金額帯は箱店を踏襲している印象で、50から70分コースの分単価が若干高めです。また、ジャンルについても若姫、人妻、熟女、ぽちゃ、SMと細分化していて比較的探しやすい印象です。なお、目立って悪質な例は無いわけではありませんが、他地域と比べて特段多い訳ではありませんのでご安心下さいませ。

 以上が、名古屋市全体の風俗概況となります。
 浅く広くという感じで恐縮なのですが、今このタイミングでしか出会えない店もあります。多少の参考にしていただければ幸いです。

 愛知支部長 先走り二等兵 (R02.02.25)

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