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「人は何故風俗嬢に恋するのか 〜風俗相対性理論の構築〜」

ピンサロ研究会
Pink salon rearchers labo.

1.はじめに 


長い間風俗生活を続けていると、風俗嬢に恋をしてしまうことがある。風俗とはお金を払って快楽を得るための場であり、そこでの恋愛はあくまで擬似的なものである。全ての人がこのことを理解しているにも関わらず、恋に落ちてしまう。この現象は従来の風俗理論では十分に説明することができず、特例として扱われてきた。本論分ではこの現象を説明するために、新たな枠組み「特殊風俗相対性理論」を構築することを試みる。

2.正体不明の力


ここで、現実世界の女の子も、風俗嬢も本質的にはまったく変わらないことに注意したい。すなわち普通に恋をするのと同様に、風俗嬢に恋をすることはありえる。しかし、客は風俗嬢に対しお金を払いプレイしているという大前提があるために、無意識に恋を避けようとするのが普通である。すなわち、風俗嬢と恋に落ちるためには高い壁が存在しており、何かよほどの力が無い限りこの壁を超えることは難しい。しかし、現実には人は何らかの力によってこの壁を乗り越え、風俗嬢と恋に落ちてしまう。従来の風俗理論ではこの壁をこえるための力の源となるものが見つからず、この現象は風俗トンネル効果と呼ばれる奇妙な現象として扱われてきた。すなわち、この正体不明の力の源(ダークマターと呼ぶ)をさぐるためには新たな理論が必要となるのである。

3.特殊風俗相対性理論


「E=mt^2 」

これが、我々の提唱する風俗相対性理論の基本原則となる「等価原則」である。これは、風俗嬢の質をm、プレイ時間をtとしたとき、プレイルームといった閉じた空間の中に、mt^2のエネルギーが生じることを意味している。すなわち、顧客が風俗店において取り引きしているのはこの”エネルギー”なのである。そしてこのエネルギーは頭や体を通して性欲エネルギーへと変換され性欲を高めるために使われるのである。

さて、相対性理論によれば、閉じた空間におけるエネルギーはその周りにある時空を歪ませることが分かっている。十分大きなエネルギーの周りでは、時計の進みは遅れ、光の進路は曲がるのである。これによって、1つの恒星から出た光が間にある銀河によって歪められ、地球上からは2つ、あるいはリング状に見えるという不思議な現象が発生するのである。

もしもこの現象が風俗店においても成り立っているとしたら、どうであろうか。十分な質の風俗嬢と十分長い時間プレイを行うと、高いエネルギーが発生し、プレイルーム内の時空が歪むのである。この歪みのために、時間が長く感じられ、相手と遠い昔から知り合いだったような錯覚に陥ったり、光が湾曲することにより妙に相手がかわいく見えたりするのである。このあまりに親しく、あまりにかわいい風俗嬢を目の当たりにして、人は恋に落ちるための障壁を乗り越え、風俗店では通常起り得ない、「風俗嬢に恋をしてしまう」という現象が発生するのである。すなわち、壁を乗り越えるためのエネルギー(ダークマター)の正体は時空の歪みから生じる錯覚だったのである。

4.まとめ


本論分では「特殊風俗相対性理論」を提唱し、風俗嬢に恋をしてしまう過程を説明することを試みた。本理論が風俗の一断面を偶然説明できたのか、それとも風俗における基本原則なのかは、もう少し研究を続ける必要があろう。しかし、本論分が風俗全般を完全に包括する「統一風俗理論」構築への第一歩であると筆者は信じている。


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