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「風俗情報スーパーハイウェイ構想」

ピンサロ研究会
Pink salon rearchers labo.

1.はじめに


近年、風俗産業はめざましい発展を遂げ、従来のような”裏”のイメージを払拭し始めている。マスコミや雑誌等に取り上げられる機会も増え、ようやく日の目をみることができたと言えよう。これもひとえに関係各者の努力の積み重ねであることは言うまでもない。しかしこの先、社会全般に認められ、完全なる市民権を得るためには大きな障壁がある。それは、風俗を受け入れる側である社会が、風俗の成長速度に追いついていないという事実である。そこで、本論分では社会における風俗インフラ整備の一環として、「風俗情報スーパーハイウェイ構想」を提唱する。

2.風俗情報開示の必要性


風俗産業はその性質上、情報を非公開とする傾向にある。顧客は店に入るまで、ほとんど情報を得ることができない。このためぼったくりにあったり、不満足のまま店をでることが多い。また風俗雑誌などに掲載されている数少ない情報源である広告ですら、その信憑性は非常に薄い。これらの情報の非開示性が、今後の風俗産業発展の障壁となることは明らかであろう。”いつでも”、”どこでも”、”必要な”風俗情報が手に入るような社会的な仕組みを準備することが、早急に必要になろう。

3.風俗情報スーパーハイウェイ構想


以下が、風俗情報スーパーハイウェイ構想(FISH : Fuzoku Information Super highway)の全望である。

奈良県に設置された超並列スカラーコンピュータ”RYOKO”及び、北海道、関東、関西、四国、九州地区に設置されたホストコンピュータ(FH1〜FH5)により、全国の風俗情報を一元的に管理する。各地区に設置されたホストコンピュータには風俗店用サーバと顧客用サーバが接続されており、それぞれ地域内の店舗とユーザがアクセスできるようになっている。"RYOKO"と各地区ホスト間は1Gbpsの光ファイバー回線で接続されている。災害時に備え"RYOKO"のバックアップホストを用意し、迂回経路を形成している。

4.FISHより提供されるサービス


FISHが整備されることにより、以下のサービスが可能になる。

1)全国の風俗情報の高速検索

検索のキーワードは従来のようなandやorを用いたBoolean表記ではなく、自然言語による入力ができるようする。例えば「xx円以下でセーラー服を来た○末似の娘と△△プレイをしたい」などと、欲望をストレートに表現した文章による入力が可能になる。

2)顧客からの検索条件を店舗側に伝える

ユーザ側の検索条件に合う店舗が無い場合、検索条件を未整備データベースに登録する。同様の検索が複数回行われた場合、それらの情報が自動的に各店舗へと転送される。これにより、顧客の意見を素早く店舗に反映することができる。

3)電子決済機能

検索条件にあった店舗が見つかった場合に、その場で予約を行う事ができる。この際に、電子商取引規定にのっとり、料金を清算することができる。これにより、ぼったくりやたけのこはぎを避ける事ができる。

4)新店舗情報

新店舗が登録された場合、それをいち早く無料でユーザに提供する。これにより、ユーザは常に最新の店舗情報を入手でき、また店舗側にとっても広告効果があり、双方有益となる。

5)風俗嬢移動経歴検索

店をやめた風俗嬢が、風俗業界に残っている場合には、その追跡が可能になる。ただし、風俗嬢のプライバシーを保護するために、経歴を残すか残さないかは風俗嬢が選択できるものとする。

5.運用面での課題


1)運用母体

上記システムを構築するためには、1兆円規模の出資が必要となる。このため、民間企業のみで構築/運営することは不可能であり、何らかの形で政府の援助が必要となる。しかし風俗という性格上、政府主導で事業を進めることは難しい。このため、政府/民間共同の第3セクター事業として行うべきであろう。

2)プライバシー保護

このシステムにより、ユーザの風俗利用状況がデータベースとして登録される事になる。万が一、この情報が外部のもれた場合の利用者の被害は甚大である。このため、通信回線上のデータ保護には細心の注意が必要である。1024ビットクラスの暗号鍵を用いた暗号化が必要になるものと思われる。

3)店舗登録制度

本システムの店舗情報は、店舗側より提供されるものである。このため、より多くの店舗が参加するよう、動機づけが必要であろう。登録した店舗には何らかの優遇措置を取る必要がある。また、登録した店舗のみ風俗雑誌等に広告が出せるよう、マスコミとの連携も必要になる。

6.まとめ


本論文で提案した風俗情報スーパーハイウェイの実現には、数多くの課題が残されている。しかしこれらの課題を1つづつ解決し、システムを実現する事が日本を世界最大の風俗大国へと発展させるための第一歩である。