〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「HIV検査体験記」

by naoto氏


 皆さま、お世話になっております。naotoと申します。

 ふと思い立ちまして、HIV検査に行って参りましたので報告いたします。
 小官の地域の保健所では、とある曜日を検査日として、無料で行っております。

 即日検査の場合、
「約1%の確率で偽陽性が出る可能性がある」
という話を、えせ男爵様から聞いていたので、
「そんなの出たら精神的に耐えられない!」
と思った私は、一週間検査を選ぶことにしました。

 当日、窓口に行くと、明るいおばさまが以下のご案内をしてくれます。
「検査の方は白い札を、結果の方は赤い札を」
白い札には番号が記載されており、私が取ったのは白の6番。あたりを見渡すと、同志と思われる方々がいらっしゃいます。そして、その半数が女性。我々が愛するご職業の方なのでしょうか?
 待ってる間、小冊子を手にします。開いてみると、B系の日本人男性三人が肩を組む写真。添えられた言葉は、

「チャンバラみたいなセックスをしてたよ」

ゲイの方々のインタビューによるHIV検査啓蒙冊子でした。チャンバラみたい、は気になりますが、そっとじ…。

 しばらくすると、
「白6番の方!」
と呼ばれ、採血室に。幾つかの説明を受け、書類にサインを求められます。素直に書き出すと、
「偽名で結構ですからね」
書く前に言ってよ…。というわけで採血開始。本日はそこで終了。

 一週間後。
 今度は赤の札を取ります。あたりを見渡すと、一週間前より約5倍の人数で賑わっています。そしてやはり半数が女性。じろじろ見たりはしませんよ。番号で呼ばれ、検査室へ。
 検査結果の書類を見ながら、
「陰性ですね」
という言葉を受け、ホッと一安心。気持ちも朗らかに保健所を後にしました。

 検査自体は非常に簡単です。HIVも、今となっては早期の発見ならば症状が抑えられる病気です。是非とも一度は検査されることをお勧めいたします。

 東京西支部長 naoto (H27.10.27)

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