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研究ノート「風俗におけるエステに関する一考察」

by マーシー氏


 こんにちは、マーシーです。
 このところ以下の通り、愛知県の風俗界は店舗型・派遣型問わず、エステという業態が乱立傾向にあります。

<名古屋市内/店舗型>
1.なやばし治療院
2.池下回春エステ
3.Reposer(ルポゼ)
4.エフルラージュ(栄店)
5.エフルラージュ(錦店)
6.エフルラージュ(錦中央店)
7.エフルラージュ(大曽根店)
8.アンジュエフルラージュ
9.アムアージュ
10.Stage4
11.エルミタージュ
12.ゴールデンドラゴン
13.Voce(ヴォーチェ)
14.アンアンクラブ
15.Chambre(マネキン中村店)
16.Celeb フレグランス produce by JJ
17.フレグランス produce by JJ
18.愛の城
19.ピーチルパイン
20.男の隠れ家オーダーメイド
21.セレブ治療院

<尾張地区/店舗型>
1.プライベートボックス

<名古屋市内/派遣型>
1.Aroma de TOKYO 名古屋店
2.納屋橋エステ倶楽部
3.イマジン名古屋
4.名古屋回春性感マッサージ倶楽部
5.フェアリーテイル
6.アロマウープス
7.フェアリーテイル
8.即性感回春Spa名古屋店
9.アロマ性感 Rose Wood
10..密着セラピストン
11.名古屋出張マッサージ委員会
12. 快眠CLUB
13.アロマ DE ヘルスモミラボ
14.SPA4@NAGOYA
15.スパフェチクラブ リフレ
16.名古屋出張マッサージオイルマッサー名古屋支店
17.リップエステVIP
18.名古屋激安デリエステ もみまる子ちゃん
19.朝つみいちご
20.王様のエステ
21.出張エステ アイカラー
22.濃厚エステ マーメイド
23.Fairy Style
24.アロマフェリーク

<尾張地区/派遣型>
1.プライベートアロマリラックス
2.フェアリーテイル一宮店
3.メンズエステ49
4.出張エステ Love Charm

<三河地区/派遣型>
1.フェリスクリニック
2.エロマドンナ
3.出張アロマエステ miu.miu
4.出張アロマエステ miu.miu 豊橋店
5.出張アロマエステ miu.miu 豊田店
6.出張アロマエステ miu.miu 刈谷店
7.リラクゼーションエステ エテルナ
8.アロマエステ サロン・ド・ティアラ豊橋店
9.出張エステ BARUNA

 以上、店舗型と派遣型を合わせると60軒近くを数え、当然のこと料金やサービス内容での競争激化が激しく、エステとヘルスを融合したコースを設定するお店も出てきています。
 「エステ」に関する風俗掲示板でも、そのサービス内容についての書き込みが様々なカタチで書き連ねられており、「過剰」や「基盤」という言葉が氾濫する始末です。もはや「エステ」の域を超えていると思わざるをえません。
 小生の記憶をたどると、愛知県に「エステ」という業態が誕生したのは12年ほど前と思われます。当時は「癒し」を追及した男の隠れ家的存在で、店内の装飾やBGMにも趣向を凝らして、雰囲気作りを前面に出していたと思います。当然、ソフトサービスが主体で姫は服を脱がず、トップレスやオールヌードなどは有り得ませんでした。もちろんキスもご法度で、姫が使うのは「手」のみでした。
 そんなこともあり、当時のエステに在籍するのは女子大生等、20代前半の姫が中心で、逆にそれが新鮮に感じたものでした。それがいまやヘルスまがいのエステに変貌したのは,ヘルス嬢のエステへの移籍と、偽りのエステ動画の氾濫と小生は分析します。結果的に若い姫が少なくなり、エステ嬢は20代後半から30代前半が中心となりました。当時のほんわかしたエステの雰囲気が懐かしくさえ思えます。料金的にも現在と比べると、当時はずいぶんリーズナブルな設定でした。
 こうした背景の中、店舗の増加が急激に進み、合わせてエステ嬢の数も膨れ上がります。そうすると姫の間でもサービス合戦が繰り広げられ、お客はお客で過剰サービスを求めて、ルール違反を犯します。風俗店では勘違いが多く発生します。お客は「自分だけは特別」と錯覚します。自分だけが特別にこんなサービスを受けたと、それを自慢気に掲示板に書き込みます。それが事実かどうかは別にして、それをまともに受けた読者がさらに過剰な要求しては、あまりにも姫が気の毒ではと小生は思います。
 本来、「風俗」とは「大人の遊び場」です。ルール通り、スマートに遊ぶことがお客としてのモラルではないでしょうか。15年ほど前には風俗店でルール違反を犯したお客が出入り禁止となり、お店に顔写真まで掲示されていましたが,今ではこんな光景はほとんど見なくなりました。ネット上でもエステの是非について議論が白熱化していますが、小生はエステという枠の中で,ヘルス並みのサービスを受けることに征服感を求めるような遊び方がなくなることを望みます。
 性癖は人それぞれです。そのために風俗においてはいろんな業態があるわけです。自分の性癖に合った風俗店を選べば良い訳で、それをエステに求めるのには賛成できません。エステに過激なサービスは必要ないと考えますが、ネット上にも小生と同じような考えの方も見受けられます。
 小生は正直言ってエステが好きです。その理由の一番目はフェラよりも手コキが好きであること。二番目には姫との密着によるドキドキ感です。三番目には仕事で疲れた身体と心を癒したいとの理由です。見えそうで見えない、触れそうで触れない。そんなドキドキ感にプラスして、ヘルスでは味わえない「癒し」や「安らぎ」を感じるようなエステがあっても良いのではないでしょうか・・・。
 小生としても好んでエステに足を運んではいますが、「エステ」という業態に対するイメージが急激に崩れ始めています。経営という視点に立てば、料金とサービスとの線引きをどう考えるのか、競合に打ち勝つには、どのようなサービスを提供すべきか、非常に難しい問題ではあるとは思いますが、経営者側にも一考の余地があるのではないでしょうか・・・。
 最後に12年前に小生が綴ったエステのレポからの抜粋です。

 店内には心地良いヒーリングミュージック(リラクゼーションミュージック)が静かに流れ、薄明かりに照らされた幻想的なアジアンムードを演出した癒しの空間が作り出され、非常に落ち着いた感じがします。通路からマッサージルームに至るまで、和とアジアンテイストをコーディネートした、くつろぎの空間にこだわった演出は見事です。部屋は和室風でベッドはありません。畳敷きにマットを敷いた形です。姫は小生の背中に跨った形で腰から肩へと揉んでくれます。凝っているところや、力加減なども聞いてくれます。姫の口調も優しく、小生を労ってくれ、心癒される感じがします。疲れが溜まっているのか、マッサージは非常に気持がイイです。跨った姫のお尻の感触も密かに楽しみます。背中のオイルを拭き取った後、さらにマッサージは足へと移り、太腿からふくらはぎまで丁寧に揉んでくれます。続いて足裏マッサージへと進みます。足つぼを押さえながら、「目が疲れている」とか「胃腸が弱っている」とか、的確に言い当てます。どうやら本格的にマッサージの講習を受けているようです。高級エステとして看板を揚げている以上、お客さまの質問にもいい加減な返答はできないからと姫は言っていました。

 昔のエステと現在のエステ、この一文からも違いが明白ではないでしょうか・・・。小生はこの時、姫の優しさに惚れ込み、しばらく通いましたが今、姫はどこで何をしているのだろう・・・。今になって懐かしさを感じます。

 研究部 風俗基礎理論研究室長 マーシー (H27.09.15)

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