〜©日本ピンサロ研究会〜

調査メモ「名古屋駅西口の現状」

by マーシー氏


 こんにちは、マーシーです。

 またまた古い話ですが昨年のある日、会長ならびに新加入の3名をお招きして歓迎懇親会が開催されました。
 会長もレポートされていますが,会場となったビルに覚えがあり、調べてみると、以前は完全なる風俗ビルで1階から4階まで、それぞれに風俗店が入居していました。このように15年ほど前の名古屋駅西口には17戸ほどの風俗ビルが存在し、ピンサロ(キャンパブ)を中心に100件ほどの風俗店が乱立し、異様と思うほどの光景が広がっていました。
 もともと暗いイメージで、立ちんぼの姿もあり、中高生には危険だから近づくなと言われていた駅裏(西口)です。それが現在はほとんど撤退に追い込まれ、風俗ビルとしては「星グループ」が占拠したインターコスモビルの1戸だけになった訳ですから、信じられないほどの様変わりです。
 朝8時から営業の西口で一番古い老舗のヘルス、「ジプシークイーン」の閉店はひとつの衝撃でした。
 風俗店が撤退した後にはお洒落なバルや飲食店、居酒屋が相次いで出店し、西口は暗いイメージから脱皮して、明るく賑やかな街に変貌を遂げました。名古屋市の浄化作戦は大成功したと言わざるを得ません。
 しかし「魅力に欠ける街第一位」の名古屋の浄化はおそらくこれだけでは終わらないでしょう。2年後に迫った東京オリンピック開催に伴う観光客の名古屋への誘致、リニア中央新幹線の開業の軸は何といっても名古屋駅です。ここ数年で西口の店舗型風俗店は皆無となると予測します。
 その代わりとなるのがデリや隠れ家的風俗でしょう。実際に堀川沿い(納屋橋周辺)のラブホ街は朝からデリの送迎者や風俗嬢の姿が多く見受けられます。デリの事務所や風俗嬢の待機所も納屋橋周辺に多いと聞きます。過去にはヘルスの街日本一とまで言われた名古屋の風俗産業の行く末はいかに・・・。気になるところです。

 研究部 風俗基礎理論研究室長 マーシー (H31.01.10)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜