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研究メモ「彼女はなぜ風俗嬢になったのか?(バンコク・マッサージパーラー編)」

by まるひ29氏


 日本ビンサロ研究会のみなさま、こんにちは。大切な人が亡くなると無性に人を抱きたくなる海外本部のまるひ29です。喪失感がそうさせるのか、人としての生が性欲に変わるのか、ともかく猛烈に人を抱きたくなり礼服のまま新幹線に乗り金津園へ良く行きました。私にとって風俗嬢は、女神様のような存在です。そんな素敵な女性がなぜ風俗嬢になったのか、今までの風俗体験をもとにレポートしてみたいと思います。日本の女性のことは皆様ご存知かと思いますので、私の地元バンコクのMP嬢について考察してみます。

@借金のため家族に売られてきたパターン
 日本の風俗嬢でもよく見られますが、借金のため風俗に身売りされるパターンです。時代劇などでよく悪代官と金貸しが「借金が払えないなら娘は貰っていくぜぇ」というやつです。え、そんなこと今の世の中あるの?とお思いの方も多いでしょうが、かなり多いです。タイなどの中進国や開発途上国は、法定金利などはあって無きがごとしです。十一(といち)という言葉をご存知の方はお分かりだと思いますが(10日で1割の利子という意味)、タイなどは十二だとか恐ろしい金利で金を貸し、借金は雪ダルマ式に増やさせます。借りた金額は、1000バーツ(3600円くらい)でも、月日が経つと利子だけですごい金額になり当然払えないと娘を売るということになるわけです。
 買うのは、エージェントと言われる連中で、女の子をタコ部屋に入れて風俗店で働かせるという、江戸時代の吉原の女郎みたいな生活をさせられます。但し当然商品ですから奴隷みたいに扱いません。女の子にもお小遣いをあげたり、服を買ってあげたりして大切に長く働かせ儲けるのが、エージェントの真骨頂です。男性より女性のエージェントのほうが多く元風俗嬢が卒業してエージェントになるケースが良くあります。
 一見さんではわからないですが、お店に長く通うようになるとコンチア(店のボーイ)が教えてくれますし、お気に入りになってくると女の子のほうが「実は・・・」ということで話してくれたりします。
 真面目に働かないと、家族がひどい目に逢うことがわかっているので、結構一生懸命働いてくれるし、日本の女優さんやアイドルよりかわいい子は結構このパターンが多いです。

A家族のために自ら志願して風俗嬢になるパターン
 タイは中進国とはいえジニ係数(貧富の格差を表す指数で0が平等)が約40と非常に高く貧富の格差が大きい国です。立身出世するためには、大学に行くなどして大企業や公官庁に入らない限り貧しさから抜け出すことができません。
 そのため、弟や妹を高校や大学へ行かせるために、お姉ちゃんが自ら犠牲となって風俗店に働きに出る子もいます。エージェントがいないので、働いた分全部家族のために仕送りしている子が多く、家族のために犠牲になっているというより、私が家族を養っているという誇りがある子が多いです。
 @のパターンの子よりかわいい子は少ないですが、性格が良くエージェントがいないので、店外デートもできますしお互い気が合えば恋人にもなれます。こういう女の子と結婚すると幸せになれるだろうなぁとよく思います。

B恋人(ヒモ)のために風俗嬢になるパターン
 @のパターンでもないしAでもなく、顔も綺麗だし、性格もいいしなぜこの子が風俗嬢をやっているの?という子はだいたいヒモがいます。人の好みだから何とも言えないのですが、駄目な男が好きな女の子って結構いるんです。恋人の写真とかスマホで見せてもらうとまあ若くてかっこいいけどだいたい働いていないしクソ野郎です。彼の車のローンを払うために働くだとか、話を聞いていると「騙されてるから目を覚ませ」って説教するんだけど、恋は盲目という言葉の通り惚れている限りは聞く耳など持ちません。
 昔、風俗嬢に惚れられて「私が食べさせるからあなたは風俗に行かないで恋人になって」と言われたことがありました。南国の女の子は情熱的です。タイの新聞を毎日読んでいますが、恋人が浮気して逆上してち○こを包丁で切ったなんて言う事件なんかしょっちゅう見ます。私なんて間違いなく切られるでしょう。

 以上大きく分けて3つのパターンを紹介しましたが、好きでこの世界にいる子はほとんどいません。好きでもない男に抱かれるわけですから大変な仕事だと思います。辛い思いをたくさんしている人ほど優しくなれるといいます。だから自分も辛いときに風俗に行きたくなるのでしょう。風俗ではいい思いも、悪い思いもします。でも、血が通った人間が肌と肌を触れ合う場です。袖擦りあうも何かの縁です。お金を払っているからこっちは客だ、ではなく女の子に敬意を払いながら接すると風俗はまた違った楽しみ方ができると思います。また機会があったら日本人風俗嬢について書きたいと思います。

 お読みいただきましてありがとうございました。

 海外本部長補佐 まるひ29 (H27.01.12)

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