〜©日本ピンサロ研究会〜

調査報告「函館デリヘルの現況」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、北海道支部の改正遺失物法でございます。今回は函館地区の現況報告です。ええ、伊達に何度も行ってませんよというお話です。

■どうでもいい前段
 はい、函館です。皆さんご存知遺失物法さん、入会時には函館居住でした。2008年から2011年まで住んでおりましたよ。以降転勤に転勤を重ねて現在は町民となっております。ところが現在居住の町は函館まで200キロ圏内。ここ数年では一番の接近度合いとなっております。ええ、200キロと申しましてもそこはド田舎、高速併用で2時間程度の移動時間でございます。ということで何度か乗り込みましたよ。

 さらにもう1点、札幌で入手した情報によると札幌を拠点とするデリヘルのグループが函館進出をしているという。当該グループについては以前より苫小牧・室蘭地区への進出は見て取れましたが、次なるターゲットは函館のようです。

@ 女性は札幌からの派遣であること
A 現地の大手グループと何らかの関係があること
B 来年以降で帯広地区への進出も考えていること

 これらが女性から聞き取りした内容である。遺失物法を接客した女性についても1週間単位で函館にいくことがあるという。ええ、函館、どうなってるんでしょうね?

■そのまえに
 函館という街について
@ 市です。しかも中核市ですよ。
A 人口27.2万人(2010年27.9万人) 4年で6千人の減少
B 産業 漁業と観光、イカで有名です。
C 青森との交流、開拓の歴史が早かったことなどにより北海道内でも異質の文化を持つ

 ええ、歴史の浅い北海道内の中ではソコソコ長いほうとなっておりますよ。地場で独自のものを持っているのですが、そこにプライドを持つ一方、距離が遠い分(300キロクラス)札幌に対する複雑な思いもある街でございますよ。そんな街のデリヘル概況のお話です。

■んで?
 ええ、函館ですが、大まかな現況を述べたいと思います。

@ 総店舗数
 自レポではございますが(函館デリヘルの概況)、2010年に調べた際は74店舗でした。んで2014年はと申しますと77店舗。ええ、なんと増えております。コレはかなり異質ですな。本年に寄稿しました北海道内他地区の現況(帯広/旭川)ではともに20店舗程度の減少となっています。そんな中で3店舗の増加です。ええ、どうなっているんでしょうか?

A 地場か否か
 という訳で77店舗の内訳を見てみましょうね。函館の地場店舗か他の地区かという見方です。カテゴリー毎に記載いたします。

総数77店舗
一般 40店舗(うち地場店舗35店舗)
人妻 13店舗(うち地場店舗10店舗)
デリエステ 6店舗(うち地場店舗4店舗)
痴女・性感 5店舗(うち地場店舗5店舗)
お肉 2店舗(うち地場店舗1店舗)
コスプレ 11店舗(うち地場店舗10店舗)
合計 77店舗(うち地場店舗65店舗)

 他地域からの店舗は12店舗、うち室蘭1、全国2、札幌9という構成です。2010年に調べた際はほぼすべて地場で74店舗だったことを考えると10店舗程度の減少ですね。衰退の進む北海道デリヘルの現況においては『維持しているほう』と言えるでしょう。

■それで?
 ええ、ココまではお店側、つまり商売する側のお話です。お客の立場ではこの件をどのように受け止めているのでしょうか?

 遺失物法さんのように『行く人』、つまり観光客に近い人間にとっては『選択肢が増えた』メリットも多少はあるのですが、札幌のお店をわざわざ函館で呼ぶ気にはなりません。札幌でも呼べますから。当該グループが北海道のデリヘルを網羅したとしても、選択する優先順位は相当低くなると思います。

 一方、地元のお客さんはどうでしょうか。当地在住の『チームたそがれ』構成員のN村氏に確認をしました。地方の風俗にありがちな『閉塞感』、つまり選択肢の少なさからくる飽き、これを解消してくれる存在として重宝しているようです。その一方で失望もあるようです。函館に限らず北海道内の地方都市の特性のお話ですが、『札幌から来ますた』ということに期待するモノは『クオリティの高さ』です。『地元では手に入らないようなクオリティ』を求めています。当該グループのクオリティはそのレベルまで達していないようです。

■まとめ
 今回これを作成いたしました理由としては、北海道のデリヘル(札幌以外)は全般的に衰退が進んでおります。店舗数の減少=市場規模の縮小と見ています。今回の当該グループの函館進出は閉塞を打破する一つの可能性と見て取ったから記述をしております。願わくば今後は、札幌進出店舗は『札幌から来ますた』に求められている圧倒的なクオリティを果たしていただき、それに対して地場店舗は生き残りを賭けて地元の良質なクオリティを提供していただきたい。競合により函館地区を盛り上げていただけたらと思います。ええ『ピンチはチャンス』ですから。地元ユーザー、観光や出張のユーザーにも喜ばれるよう切磋琢磨していただきたいと思います。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『未定です』。待て次号。

 北海道支部長 改正遺失物法 (H26.06.30)

トップページへ

〜©日本ピンサロ研究会〜