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調査報告「苫小牧風俗の現況」

by 改正遺失物法氏


 毎度さまです、親衛調査隊本部の改正遺失物法でございます。今回は胆振デリヘルの地域まとめとなります。ええ、ちょっと毛色の変わった街となりますわというお話です。

■どうでもいい前段
 ということで胆振です。まあ苫小牧、千歳、室蘭(登別)のお話となります。当該のエリア、北海道の他のエリアと比較して

@観光要素が薄い
A地元向けの街
B地域間格差あり

 こういった特徴がございます。@は新千歳空港があり北海道の玄関口ではございますが、電車に乗りそのまま札幌へという街でもあります。市内の滞在はバスに乗った観光客が最後に千歳のイ??ンでお買い物、それくらいしか観光のイメージはありません。Aは生活してみると市内に不足はなく、選択肢は少ないですが札幌まで行かなくてもギリギリ何とかなるレベルです。Bはかつての大都市室蘭、まだまだ伸びゆく苫小牧、脚光の当たる千歳という感じですわ。室蘭は1970年に16万人の人口がございましたが、50年以上経過した現在では8万ちょいとなっており、苫小牧の半分の規模になっています。んで苫小牧は企業城下町で安定しており、人口こそ頭打ちになりましたが市内東側のエリアはまだまだ人口が増えています。また千歳は某工場の建設で沸いておりますわ。
 またこの地域、特に千歳や室蘭で呼ぶ場合は交通費の確認が必須なエリアとなります。千歳発の店舗が室蘭まで行くと90キロコースですから。そもそも来るのかという話にもなりかねません。また媒体上で室蘭を参照すると、苫小牧のお店も上がってきます。一応室蘭まで来るという認識なんでしょうけど、苫小牧室蘭間も60キロ程度ございます。本当に来るのか、交通費はおいくら万円なのか、きっちり確認が必要と考えます。

 このエリアの特徴として、ほとんどが他地域から進出のお店となります。地域分けとして、室蘭の2店舗と苫小牧の1店舗(遺失物法さんが大好きなあのお店)を地場店舗として取り扱い、他はすべて他地域からのお店としております。

■んで?
 まずは店舗数です。2024年3月某日のヘブ〇ネットの数値を参照しています。比較数値は2021年となります。
店舗数(苫小牧)
総数  61(59)
若姫  27(23)44.3%
人妻  15(20)24.6%
エステ 5(04)08.2%
その他 14(06)23.0%
 全体的には微増ですが、人妻が減り、若姫とよくわからないその他カテゴリーが増えてます。激安とぽっちゃりとなりますが、コレは後述のからくりがございますわ。

 次に生きてるか死んでるかのお話です。媒体に在籍や出勤などの詳細記載のあるものを【生きている】、名称などの基本データのみのものを【死んでいる】と区分しましたわ。生きている/死んでいるを後ろ側に記載、%は生存率となります。
総数  61(59)31/30 50.8%
若姫  27(23)14/13 51.9%
人妻  15(20)09/06 60.0%
エステ 5(04)01/04 20.0%
その他 14(06)07/07 50.0%
 あれ?案外遊びにくいですなあ。掲載店舗のうち半分が機能していないわけですから。ほぼほぼ選択肢の薄いカテゴリーもありますし。総数61と言えば旭川よりも函館よりも大きな数字ですわ。しかし機能していない不純物まで掲載されているために純度が下がっている状態となります。

 最後に地域別となります。地場系は室蘭の2店舗と苫小牧の1店舗とします。店舗数、構成比、生きている/死んでいる、生存率という並びになります。
総数  61
地場  03  4.9% 03/00 100.0%
旭川  04  6.6% 04/00 100.0%
北見  02  3.3% 02/00 100.0%
札幌  52 85.2% 22/30  42.3%
 はい、見ての通りです。地場と旭川系、北見系はきっちり生きています。札幌系が純度を薄めているという判定になります。もうないお店も名前だけ掲載しているという媒体側の問題と認識しています。

 地域の総括ですが、昨年下期より北見系が参入しています。企業城下のため経済が安定していること、平均所得も低くないことである程度の【おいしさ】を求めて進出しているものと推測しておりますが、苫小牧のお客さんはちょっとクセありましてね。出稼ぎ女性には拒否感無いんですが、反面苫小牧を尊重しないとヘソ曲げるマイルドヤンキー気質がございまして。出稼ぎや応援の女性が苫小牧まで来て遠足気分で好き勝手やっているとキレますわ。過去に進出してきた札幌大手と言われる系列もそれが原因で撤退する憂き目を見ております。
 まあ千歳も共通ですが、すすきのまで行けば行けるんですよ。なので地元で遊べるのは大きなメリットなんですけど、中途半端なら、もっと言えば不愉快な思いをするのなら自分がすすきの行くわと。そういう発想が出るエリアなんですよ。住民の気質とすすきのとの競合というものがありますので、ナメてかかっていいエリアではありません。地方で独占商売をしている系列がドコまでやれるか、ニヤニヤしながら経過観察をしたいと思います。

■さらに?
 いちおう千歳と室蘭の数値も載せておきます。苫小牧とはちょっと違う部分もございますのでご参考までに。
 まずは千歳から。総数、構成比、生きている/死んでいる/生存率の順ですわ。
総数 54      26/28 48.1%
若姫 23 42.6%  11/12 47.8%
人妻 13 24.1%  08/05 61.5%
エステ01 01.9%  00/01 00.0%
その他13 24.1%  06/07 46.2%
 見てのとおりです。札幌から近い割には苫小牧よりも酷い状況です。媒体の問題と認識しますが、単にハリボテじゃねーかよ。工場建設などで伸び行く地域ですから、もっとちゃんとやれないモノかなあと思います。伝聞で恐縮ですが、ちゃんとしたお店は千歳の割合が現段階で向上しているということも聞いております。

 次にどこのエリアが母体かというお話です。総数、構成比、生きている/死んでいる/生存率の順ですわ。
総数  54
地場  02  3.7% 03/00 100.0%
旭川  04  7.4% 04/00 100.0%
北見  02  3.7% 02/00 100.0%
札幌  46 85.2% 18/28  39.1%
 苫小牧と同様の傾向です。札幌店舗のハリボテ感が目立ちます。

 次いで室蘭です。総数、構成比、生きている/死んでいる/生存率の順ですわ。
総数 35      25/10 71.4%
若姫 16 45.7%  12/04 75.0%
人妻 07 20.0%  05/02 71.4%
エステ02 05.8%  01/01 50.0%
その他10 28.6%  07/03 70.0%

総数  35      25/10  71.4%
地場  03  3.7% 03/00 100.0%
旭川  04  7.4% 04/00 100.0%
北見  02  3.7% 02/00 100.0%
札幌  26 85.2% 16/10  61.5%
 お?室蘭は総数は少ないですが生きているお店の割合が高いです。まあ苫小牧がメインエリアのお店が【生きている扱い】で掲載されていること、さらに札幌系の死んでいるお店の掲載が少ないことが理由と推測します。イメージが薄いかもしれませんが、札幌室蘭間は札幌旭川間と距離的にそんなに変わらなかったりします。このエリアはラブホも少なく、地元の人はどこで呼んでいるんだろうと疑問に思うこともございます。また、呼ぶ前に本当に来てくれるのかを確認が必須なエリアと認識します。

■まとめ
 胆振と一言でまとめても性質の違うエリアのサンコイチとなります。苫小牧と千歳はまだまだ発展すると認識しております。商業施設の新設も盛んでさらに大きな工場の建設や既存大工場のメンテナンスなどで常におっさん需要のある街となります。前回に函館巡回の際に苫小牧に一泊、旭川で昼飯を食べて戸亜留市に帰りました。【あったはずのものがなくなっている函館】【新しいものが増えている苫小牧】【新しいものが定着しない旭川】【シャッターすらない戸亜留市】。こういった対比になります。まあ戸亜留市はおいといて、総括をすると

【チャンスはあれども取り扱いが難しい街】

 と判定できるかも知れません。千歳苫小牧室蘭と3エリアを相手にするならば【外からどんどんおっさんのくる千歳】【余力はあるがめんどくさい人たちの苫小牧】【室蘭?知らない子ですね】となります。千歳は工場建設が本格化するにあたり宿泊の問題を解決しなければなりません。その千歳宿泊が復活したインバウンド観光と合わせてどうなりますかね?本年で大工場のメンテナンスがないという条件なら雪も少ないので案外苫小牧宿泊の通い勢も発生して千歳苫小牧の2エリアで賑わいとなるのではと読んでます。苫小牧でメンテナンスありなら千歳工場部隊は札幌宿泊となってしまうかも知れません。

 そして現況では上記が理解できているお店とそうでないお店の優勝劣敗で弱肉強食で焼肉定食となっていると認識しますわ。隣の芝生は青いようで青くない。そういう状態です。すでに基盤のあるお店なら巻き直せばワンチャンあるかも知れませんが、今年に新規で来る系列は相当力を入れてやらないと難しいかと思います。いずれにしろ、お客さん側が優位なエリアになるのではないかと考えます。

 ということで今回は以上でした。
 次回改正遺失物法『帯広?北見?』。マテ次号!

 親衛調査隊本部長 改正遺失物法 (R06.03.25)

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