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中国エステ「Biomassage for Men」(エストニア・タリン)

by ハイネ氏


 お世話になります、ドイツのハイネです。

 4月中旬のイースターの連休を利用してエストニアの首都タリンに行ってきました。2軒ほど調査してきましたが、今回は一軒目のお店をレポートします。

 エストニアはいわゆるバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の一つですが、あまり馴染みの無い国かもしれませんので、簡単に同国の概要を記載致します。

 エストニアは北海道の6割ほどの面積で、人口は約135万人、エストニア人が65%、ロシア人が約25%の人種構成です。公用語はエストニア語ですが、英語やロシア語も通じます。通貨はKroon(クローン)でユーロと固定相場となっており、レートは1ユーロ=15.65クローンです(1クローン=8.5円くらい)。
 エストニアは周辺の列強国に代わる代わる占領された歴史を持ち、1944年にはソ連に併合されました。1991年にラトビア、リトアニアと共にソ連から独立し、2004年にはEUに加盟しています。
 近年は大相撲力士の把留都の影響で日本でもエストニアの知名度が上がってきているかもしれません。またエストニアはインターネット産業が非常に進んでおり、スカイプはこの国で発明されました。インターネットへのアクセス網も充実しており、街中のほとんどの場所で無料の無線LANに接続する事が可能です。

 それでは今回調査したお店の報告をさせて頂きます。

【店名】Biomassage for Men
【住所】Viru 16, Tallinn, Estonia
【HP】http://www.hot.ee/biomassageformen/engl.htm
【料金】30分:500クローン(約4,250円)

 タリンに着き、ホテルにチェックインし部屋のデスクの引き出しを漁ると、タリンのガイドブックが置いてありました。ページをめくって行くと、怪しげな写真と共にこのお店の広告が出ていました。中国風マッサージで、エロティックな手法を駆使して精力回復に役立つと書いてあります。大陸系かと思われましたが、先ずはこの店を調査してみる事にしました。

 たいして美味しくないエストニア料理の夕食後、ホテルに戻り店に電話をしてみます。電話を取った女性に、サービスの内容を確認しますが、説明が曖昧で不安を感じさせます。とにかく店に来てくれ、の一点張りなので意を決して店に向かいました。
 店はタリン旧市街地の賑やかな通りに小さな看板を出していました。看板の下の呼び鈴を押すと、自動ドアが開錠されたので建物の中に踏み込んだのですが、非常に暗くて不安感が増大します。階段を上がって二階に行くと、女性店員がドアを開けて迎え入れてくれました。
 女性店員は2名いましたが、どちらも樽体型です。しかも両方とも若くはなく、一人は40歳超、もう一人は30台半ばと推定。中に入るとメニューを見せられました。メニューの内容は以下の通りです。

エロティックコース 30分   :500クローン(約4,300円)
クラシックコース  50分   :600クローン(約5,100円)
エロティック+クラシック 60分:800クローン(約6,800円)

 それぞれのサービス内容を確認した所、エロティックコースはマッサージ+手コキ、クラシックコースは中国風マッサージ、エロティック+クラシックは前述の二つが合わさったものとの事。今回は一番安いエロティックコースを選択しました。

 コースを決めると隣の部屋に行くように言われました。そこにはマッサージの施術台が一台あり、全裸になってうつ伏せになるように言われます。すると40歳超と思われる方の店員が来て簡単なマッサージを始めます。5分くらいすると仰向けになるように言われ、ローションを付けて手コキが始まりました。
 店員は樽体型の年増だし、単調な手コキで気持ちも昂ぶってきません。仕方が無いので、目を閉じて妄想の世界に逃げ込む事にしました。小○真奈美にいたぶられている自分を妄想しながら5分ほどで発射。簡単に処理をされると、もう一人の店員と交代して再びマッサージが始まりましたが、このマッサージがソフト過ぎて気持ちよくない。ただ撫でられているだけのような感じです。時間一杯マッサージをしてもらい、終了となりました。

 服を着て店員に料金を支払ったのですが、その際に名前と年齢、星座を聞かれました。質問の理由を尋ねたのですが、占いが趣味だとかなんとか訳の分からん事を言っていました。

【おススメ度】★☆☆☆☆ 
 店内は清潔感が保たれていましたが、店員、サービスともお勧めできるレベルではありませんでした。

 海外本部 欧州事務所長 ハイネ (H21.04.23)

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