〜©日本ピンサロ研究会〜

ストリップ「The Mermaid」(ニュージーランド・ウェリントン)

by えせ男爵氏


 いつもお世話になっております、研究部のえせ男爵と申します。コロナ禍での渡航の制限もほぼ無くなり、ようやく海外での活動も通常通りとなりました。それを受けてこのたびは、小生にとっては古巣でもあるニュージーランドにイッてきました。
 ニュージーランドの最大の都市はオークランドで、通常、国際線はオークランドに着きますので多くの人はオークランドが首都だと思っているのですが、実際には同じ北島にあるウェリントンが首都です。オークランドからウェリントンには、さらに国内線に乗り換えて一時間ほどの旅となります。
 ウェリントンは首都といっても小さな町で、中心部は歩いて回れるほどの規模です。それでもヨーロッパの町らしい、どこか文化的な香りが漂っています。
 もちろん夜の遊びの方も充実しています。この日はクラフトビールを出すパブで、ジャズの生演奏を堪能した後、ストリップ観劇に向かいました。

店舗名:The Mermaid
業種:ストリップ
住所:73 Courtenay Place, Te Aro, Wellington 6011, New Zealand
HP:https://themermaid.co.nz/
費用:NZD188(約18.8K)
調査時期:2023年7月

 こちらの店はウェリントンの目抜き通り沿いにあり、風俗店っぽい後ろめたさはまったくありません。
 まず入口で入場料(entrance fee)を払いますが、今回は午後9時までに入店したので無料でした。ただ受付で「バーでドリンクを注文してくださいね」と言われました。
 入ると、入口に近いところにバーがあるので、まずはビールを注文します。アサヒやコロナ、ハイネケンの他にローカル・ビアがあったので、迷わずそれを注文します。
 代金は38ドル(約3.8K)ですが、そこに20ドル分のクーポンが付きます。これは踊り子さんへのチップに使えるものです。
 ステージは細長く、ポールが備えられており、客席はステージを取り囲むようになっています。バンコクのナナプラザのゴーゴーバーと基本的には似たようなしつらえとなっています。

 小生が席に着いた時に踊っていたのはスレンダーで美形の白人の踊り子さんでした。踊りのメインはポールダンスです。なお上は脱ぎますが下は脱ぎません。最後の方になって客席を回りますので、私はチップのクーポン10ドル分を渡しました。
 その後、踊り子さんが交代し、次はむっちりグラマラスな白人の踊り子さんでした。ポールダンスの技をみせてくれますが、なぜか重力を感じさせない浮遊感ある踊りに魅せられました。彼女にも10ドルのクーポンを渡しました。
 次の交代になるタイミングで、一番目の踊り子さんがやってきて私の隣に座ります。「ラップダンスはいかがですか?」と聞かれますので、値段を聞くと30分で250ドルとのことです。もう少し短い時間はないか聞くと、15分で150ドルとのことでしたので、それで交渉締結しました。

 150ドルをカウンターで支払うと、彼女は奥の部屋に案内してくれます。そこはすだれがかかっていてステージや客席からは見えないのですが、音楽はそのまま聞こえてきます。そこのソファーに座ると、彼女は「ラップダンス」を始めてくれました。
 ラップダンスの「ラップ」は「膝」という意味ですので、文字通り膝の上に乗って、密着度の高いダンスをしてくれます。ただしルールとして、こちらから踊り子さんに触れるのはNGです(踊り子さんが同意したならOKです)。15分の発注でしたが、それでも十分楽しめる長さの時間でした。好みのタイプの踊り子さんだっただけに、満足のひとときでした。

 今回はラップダンスが終わったところで退店しましたが、お金に余裕があればショーを見続けて、その都度踊り子さんにチップを渡し、気に入った踊り子さんがいればラップダンスをお願いするというループで楽しむ遊びなのだと思いました。
 なおここの2階は「Splash Club」というお店になっていて、ストリップでムラムラが高まった人はそこで◯◯◯ができるようになっていますが(ニュージーランドでは合法です)、必ずしも踊り子さんと同じラインナップとは限らないようです。

 このように、日本とはかなり事情が異なるニュージーランドのストリップ事情でした。日本より風俗的な色が強いようにも思いましたが、それでも女子二人組で来ているお客さんもいましたので、楽しみ方もいろいろあるように思いました。

 長文、乱筆のほど失礼いたしました。

 研究部長 えせ男爵 (R05.09.30)

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