〜©日本ピンサロ研究会〜

研究ノート 「カップリングパーティ潜入レポ」 by M氏


 「風俗愛好者として恥ずべき行為である」
 こんなお叱りを皆様から頂きそうですが、風俗研究を長く続けていると、風俗を客観的に捉えることができなくなってきます。そこで気分転換もかねて、先日カップリングパーティというものに参加してきました。
 カップリングパーティとは同人数の男女があつまり、お話やゲームを通して自分好みの相手を探し、相手とのフィーリングが会うとその場でカップルになれるというものです。いわゆる”ねるとん”パーティです。「ぴあ」や「じゃま〜る」等に広告が載っていて、ほとんど毎日どこかで開催されています。以下、潜入レポートです。(ちなみに私はカップリングパーティは初体験です。)

 友人1人を連れ、大阪駅の近くにあるビルの1Fへと向かいました。会場の入り口には、既に何人かの男が待っています。風俗店の待合室では、知らない物同士でもある種の共感が持てるものですが、ここには”敵意”に満ちた気まずい雰囲気が漂っています。そのうち受付が始まりました。料金は150分6900円で、事前に銀行振込しておきます。友人と2人で席につき、プロフィールカードに記入後、自分の番号札を胸につけます。パーティ中はすべてこの番号で相手を指定するようです。男は全部で20人くらいです。
 続いて女の子入場。風俗でかわいい娘を見慣れているだけに、どうしてもレベルが低く感じてしまいます。まあ、かわいい娘を望むなら風俗に行けばいいわけですから、あまり気にはなりません。で、全部の席が埋まると、司会者の進行によってパーティが進められて行きます。

 まずは自己紹介をかねて全員とお話です。5人がけのテーブルで、男が1つづつテーブルをシフトして行きます。持ち時間は1つのテーブルで3分です。このときに気に入った娘の番号を控えておくのですが、たった3分間で気に入るもクソもありません。で、一周した後に気に入った娘の名前を最大5人書いて提出するのですが、はっきり言って誰が誰だかさっぱりわかりません。とりあえず最初に話した娘と最後に話した娘と、ちょっと長めに話した娘の3人で提出しました。相手も自分の番号を書いていた場合には、丸印を付けて教えてくれます。で、返却された紙を緊張しながら開いてみると...

無印

 だいたい3分間で相手のことがわかるわけないし、印ついてる奴なんていないだろうと思いつつ、となりの兄ちゃんのカードを見ると、しっかり印が付いてます。はやくも”敗北”の2文字が頭をよぎります。

 続いて第2ラウンドフリートークです。男が全員席を空け、一斉に好きな所に座ります。こういうところでいつまでも決めかねて、立ち尽くしているとカッコ悪いので、さっさと座ろうとぱっとあたりを見回したところ、1人の娘と目が合う。なんか自然にそこに座ってしまいました。で、とりあえず「よろしくね」とか話してると、別の男が隣に座る。
 しばらく話していると、店員さんが私にカードを渡しました。このカードは第1ラウンドで提出した気に入った相手に、自分の番号を伝えるために渡されるようです。ということは、私の番号を書いてくれた人がいたわけです! けっこう感激です。とりあえず「ちょっと別の所行ってくる」とか言って席を立ち、その娘のところに行ってみました。まあまあの娘です。
 で、話し込んでると突然別の男が”割込カード”というカードを提出してきました。これを提出されると、今話している話を一旦止め、女の子は割込んできた男と最低1分間は話さなければならないようです。この割込男に話題を奪われ、私は1分を過ぎても会話に参加できず、ただ2人の会話を聞いている悲しいピエロと化してしまいました。

 そうこうしているうちに、シャッフルタイムというのが始まりました。今いる席以外の席に移動しなければなりません。先ほどの失敗で放心している私は遅れを取ってしまい、空いている席を探さなければならない状況になりました。そのあと会った娘は覚えてません。結局あと2回シャッフルタイムがあったのですが、これといった娘には出会えませんでした。

 いよいよ最終ラウンド、カップリングです。気に入った娘の名前を第8希望まで書きます。第1希望は”その場でカップル”、第2/3希望は”カップル希望”、第4〜第8希望は”お友達から始めましょう”です。とりあえず私は第1〜第3はなし、第4にフリータイム最初に会った娘、第5希望に私の名前を書いてくれた娘の2点張りで勝負に出ました。

 結果は...

 なんと第4希望の娘と”お友達からはじめましょう”関係成立です。これはかなり嬉しいです。その後電話番号を交換してお別れしました。その娘とはまだ続いていますが、ここで私と彼女のやりとりを話しても仕方が無いので割愛させていただきます。

 

結論:「第1印象+会話2分で、勝負の90%は決する」

 気に入った娘ととりあえず話してみて、相手の反応が薄かったら、さっさと席を離れるべきです。話しつづけて相手を振り向かせるほどの時間はありません。話題を考えなければならない状況になったり、他人の会話を聞いている状態になったら離れ時です。あと妙に話の上手い場慣れした娘もいるので、会話が盛り上がっていても自分が話しているのか、話させられているのかの判断が必要だと思いました。

 今後は以下の仮説を検証すべく、また参加してみたいと思ってます。
 

仮説:「カップリングの成功率は参加回数に対しゴンペルツ曲線(急加速後に収束する)を描く」