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調査報告「会員制女装倶楽部潜入レポート」

by あきは氏


 いつもお世話になっております。非会員のあきはです。

 申し訳ございません。今回は、お店の体験レポートではありません。また、人によっては、不快に感じるレポートとなるかもしれません。何卒、ご了承ください。宜しくお願いします。

〜はじめに〜
 変態的嗜好を持つ男性が集まる秘密の集会に参加してきました。
 そこは会員制倶楽部であり、倶楽部への入会や集会の参加には会員の方の紹介が必要となります。
 ある日、私は会員男性と知り合い、交流を重ねていくうちに倶楽部のことを教えていただきました。インターネットではなく、現実で知り合いました。最初は、風俗好きということで意気投合し、予定が合えばいっしょに風俗店へ遊びます。カラオケしたり食事したりする日もありました。それから交流を重ねていくうちに、お互いに変態的嗜好を持っていることが分かりました。

男性「あきはさん。ニューハーフヘルスってどう思いますか?」

 いっしょに風俗店へ行くことはありましたが、ニューハーフヘルスのことは今まで話題に出したことはありません。どんなに風俗遊びが好きな方でも、ニューハーフヘルスは少数派ですから。

私「何度か行ったことがありますよ。ニューハーフの方、好きです」
男性「本当ですか!?AF派ですか?逆AF派ですか?」

AFとは、客がニューハーフのアナ○に入れること。逆AFとは、その逆という意味です。

私「AF派です。逆も一度したんですが、尻が痛くて……」
男性「開発すれば慣れますよ。僕は逆派です。入れられるのが好きで」

 そんな風にニューハーフヘルスの話をしていきます。それから男性は、下着女装が好きだと語ります。下着女装とは、化粧をせずウィッグも付けず、女性下着のみを身につける女装スタイルです。その他に完全女装(化粧をして、ウィッグを付け、下着から衣類まで女性物。出かけても女性に見えるようにするもの)や首下女装(化粧なし、ウィッグなし、首から下だけ女装しているもの。下着女装もここに含まれる)というものがあります。
 男性はニューハーフヘルスに行く際、必ずお気に入りの女性下着や水着、レオタードやブルマを着ていくそうです。そして女装状態でニューハーフに後ろから突かれることが好きだと言っていました。

私「私も一時期、下着女装にハマリましたよ。女性下着やスク水を持っていました」
男性「え、今もやっています?」
私「いえ、今はやっていません。でも、話を聞いているとまたやりたくなってきました」
男性「あはは。ぜひやってください。やったら写真を撮って送ってください」
私「いいですよー。あはは」

〜会員制女装倶楽部へのお誘い〜
 そんな風な会話をしてから数日後、私は安い洋品店でピンク色のハート柄のブラジャートショーツを買いました。社交辞令ではなく、下着女装をまたやりたいと思ったのは事実だったからです。私は自宅でそれを身に付け、カメラで何枚か写真を撮ります。女性のショーツは小さいため、大きくなったアソコは収まりません。それもしっかりとカメラに収めます。それから撮った写真を知人男性にメールで送ります。すると、すぐに返信が来ました。

男性「女装好きが集まる集会があるのですが、ご一緒に行きませんか?」

 話を聞くと「女装」という変態的嗜好を持つ男性たちが集まり、とあるマンションの一室で定期的にパーティを行っているそうです。男性は、その会員制倶楽部に所属しているらしく、最近人が減ってしまったのでどうかと私を誘ってくださったようです。ピンク色のハート柄のブラジャーとショーツしか所持していないが良いかと確認すると、「女装」が好きという気持ちがあれば問題ないと言われました。私は了承し、パーティ会場を尋ねます。

〜会員制女装倶楽部潜入〜
 神奈川県のとある駅に下りると知人男性が待っていました。

男性「こんにちは。持ち物は大丈夫ですか?」
私「はい。大丈夫です」

事前に言われていたのはバスタオル、コンドーム、女性下着(もしくは、女性もの衣装)です。全て持ってきていることを伝え、パーティ会場に連れていってもらいます。
 駅から10分か15分程度歩いたところ、大きなマンションに着きました。エレベーターに乗って○階に止まったので下ります。○○○号室に行き、インターフォンを鳴らします。この時、私は風俗店で嬢と会う時のような緊張感を味わっていました。

 ドアが開かれ、40代くらいの男性が出てきました。格好は男性らしい服装です。小太りですが、柔和な笑顔を浮かべています。
 あいさつもそこそこに部屋に通され、奥に入ります。大きめのソファーが三つとローテーブル、大きな鏡もあります。もう一部屋あるようですが、戸が閉まっていて中の様子は分かりません。そこに男性が三人、私と知人男性を含めれば合計五人となります。現在の会員数は、十人程度らしいです。会費は、利用する際に五千円を払うそうです。月謝や年会費ではなく、利用ごとに毎回払うそうです。

私「今日は宜しくお願いします」

皆さんにあいさつをし、自己紹介をしていきます。男性の格好をしていてもブラをしているからか、胸部が盛り上がっています。また、セーラー服やブルマを着用している方もいらっしゃいました。皆はシャワーを浴びているようなので、私も風呂場をお借りしてシャワーを浴びます。

〜会員制女装倶楽部入会の儀式〜
 女装子とは、女装をしている男性のことを総称した言葉です。そのため首下女装、完全女装、下着女装など関係なく、全てひっくるめた言い方です。

 シャワーを浴びた私は、持ってきた女性下着を身につけます。これからのことが楽しみで仕方ありません。自宅から電車に乗ってここに来るまでずっとアソコは大きくなりっぱなしです。その上からバスタオルを巻いて下着が見えないようにしてリビングに行きます。

男性陣「おお〜!待ってました〜!」

男性陣もそれぞれ女装をしています。先ほど出迎えてくれた方や知人男性は、私と同じく下着女装です。ガーターベルトのセクシー系です。セーラー服を着た方は、スカートを託しあげて下着を見せてくれます。アソコは、ばっちり大きくなっています。

知人男性「では、あきはさん。こちらに」

 私はバスタオルを巻いた状態でソファーに向かいます。ソファーの真ん中に座ったところでバスタオルを取りました。するとまた声があがります。

男性陣「若い子はいいですねー」「肌が違いますねー」「もう大きくなっていますね」

こちらの会員制女装倶楽部は、30代から50代男性が多いようです。20代の人間は、私が初めてのようです。
 男性たちが私の周りに集まり、ペニクリ(女装子のペ○スの俗称)を顔の近くに持ってきて写真撮影。私は、風俗店のパネルの女性のように手で目元を隠しました。それから男性たちのペニクリにキスをしていきます。ニューハーフヘルスでニューハーフのアレを何度も舐めてきましたから、どうということはありません。

男性陣「はい。これで入会の儀式は完了です。宜しくお願いします」
私「はい。宜しくお願いします」

 女装姿で写真撮影と女装子のペニクリキスは、入会希望者に義務付けられているようです。女装はできても女装子同士で絡むことが苦手な人もいるからだそうです。それができなければ入会はできないようです。

〜女装子達の宴〜
 そこからは、女装姿の男達がお互い抱き合ったり触り合ったりします。私も下着女装の方と抱き合います。最初は舐めてもらい、次に私が舐めてあげます。ソファーは狭いから隣の部屋へと導かれ、そこには大きなベッドが二つありました。片方のベッドに寝かされて69状態で舐め合います。二つの部屋で野太い声が響き合います。しかし女装子は、たとえ男性でも女装すると女性らしいあえぎ声をあげるようにする方が多いです。それもまた女装プレイの楽しみの一つです。たとえ女性下着を身に付けただけの男性でも、女性らしくあろうとするのです。

男性「そろそろいいかな」

男性は、下着を片足にひっかけて枕元にあったローションを手に取ります。それを自分のアナ○に塗ります。私も理解して持ってきたコンドームを開け、自分のアソコに付けます。AFをする場合、女性とする場合でも男性同士でする場合でも必要です。ソープでGなしでする方も絶対に付けましょう。
 女装子が四つん這い状態になり、尻をあげます。30代男性らしい尻です。そしてアナ○に入れます。腰を振っていきます。AFは、マ○コと異なる良さがあります。それは、女でも男でも同じです。
 それから相手を何度か交代してくんずほぐれつしました。そして良い時間になったところでシャワーを浴び、室内を清掃し、解散となりました。

〜おわりに〜
 ニューハーフや女装子が好きな男性は、ゲイやバイセクシュアルなのでしょうか。ネットでは、そういった人達のことをゲイやバイセクシュアルだと言います。しかし私は、ゲイ(男性好き)やバイセクシュアル(男性も女性も好き)でないと思います。その理由は、ニューハーフや女装子を“女性”として見ているからです。
 ニューハーフの多くは、男性として生まれながら性自認が女性という性同一性障害の方が多いです。そのためいずれ性転換(性別適合手術)を受けるために女性ホルモンを投与したりおっぱいを大きくしたり“女性”になろうとしています。傲慢な考え方だと思いますが、私はそんな努力を認めてあげたいのです。自分は“女性”と思っているのに男の体で産まれてしまった彼女たちを“女性”として接してあげたいのです。だから私は、たとえ生物学的には男だとしてもニューハーフは女性だと認識しています。

 女装子は、男性が女装しているだけなので性同一性障害ではないでしょう。しかし、女装している間だけは、女性らしくあろうとふるまいます。化粧をしていなくてもウィッグを付けていなくても女性下着を身に付けているだけでも、女性として扱われたいと思っているのです。
 妻や子どもがいる男性も女装の趣味を持つ人がいます。女装している時は、家族のことを忘れて女性として男性と愛し合います。妻や恋人がいる人にとっては浮気に変わりありませんが、男性として男性と愛し合うわけではないのです。だから私は、女装子も女性として接したいと考えています。ただ私が女装する理由は、女性として扱ってほしいとか女性として男性と愛し合いたいとかいう意識は薄いです。女装=変身願望のような面もありますから。

 また、新宿2丁目界隈やゲイの人達の間では「ニューハーフや女装子は別物」という意見があります。ニューハーフや女装子を嫌い、差別している方も多いようです。新宿2丁目界隈のお店でも男性は良くても、女性やニューハーフや女装子は入店拒否という店もあります。このようにゲイの方には、ニューハーフや女装子=女性と分類されています。

 ニューハーフや女装子が好きな男性は、ゲイやバイセクシュアルなのでしょうか。皆さまは、どうお考えになるでしょうか。

 (H28.10.17)

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